イギリスゆめだより

日本の外に出ることは自分自身を見つめ直すこと

外国語との戯れ

2016-02-17 20:42:34 | その他
さて、ヨーロッパサッカーは今週、チャンピオンズリーグとヨーロッパリーグの決勝ラウンドがスタートする。我がユナイテッドは残念ながら、ヨーロッパリーグへとまわるという屈辱を味わっている。監督にそういう気持ちがあるかは微妙。デンマークでの1stレグのメンバーからはルーニーが外れ(怪我?)、何と名前も聞いたことない10代の選手を数人帯同させるとのこと。まさかMidtjyllandを甘く見てるんじゃないでしょうね?まあ痛い目にあいたいのかな?
さて、この相手チーム。何と読むんでしょう?Manchester Evening News にそういう記事があった。確かにあまり外国語を勉強しない英国人にこんな子音字が6つも連なる単語を読めというのは酷かもしれない。『ミッチーランド 』『ミッチルランド』『ミッティルラン』…さて、どう読むのでしょうね。
ところで、話は少し変わるが、1年に一度、しかも寒い時期に無性に文学作品を読みたいと思うときが、必ずといっていいほどある。一昨年は12月に入るころに、無性にプルーストの『失われた時を求めて』を読みたくなった。日本語では、文庫版で2巻までは読んでいて、3巻の途中でストップしていた。ところがこのときは無性にフランス語の原書で読みたくなったのだ。こうなったら、手に入れるまでこの情熱のほとぼりが冷めないのがわたしの性格。すぐにAmazon fr で、プレイヤード版を購入。合わせて英語版も購入(もちろん一部のみ)。手元に3つの言語の本を置き、読み比べを図ったのだった。
そして今年はというと、NHKがラジオでやっている『英語で読む村上春樹』を、ふと本屋に立ち寄ったときに立ち読みして、なかなか面白かったので購入し、その後、毎月購入している。今は『眠り』という短編小説が扱われているが、興味深いのは、対訳されている英訳だ。これまで、あまり対訳で小説を読むことはなかったのだが、今回のは日本語が原書だからか、対訳が興味深いのである。で、村上春樹の作品だから英語以外にも翻訳があるだろうと思い、Amazon fr を探ってみて、衝動買い。『眠り』とついでに『多崎つくる』のフランス語版を購入した。まだ到着してはいない。
最近このように、またまたいろんな外国語と戯れたいという衝動が、顔を出しはじめた。本能の赴くままに、やっていくしかないですね。