イギリスゆめだより

日本の外に出ることは自分自身を見つめ直すこと

旅について

2016-02-15 00:04:09 | 北欧の旅
特に北欧に限ったことではないが、ヨーロッパを旅することに、ずっと憧れを抱いている。これまで数えきれないほど、いくつかの国々を訪れてきた。フランスから始まり、ポルトガル、スイスなど。そして英国には1年間滞在するという光栄に恵まれた。そして今、だんだんその興味は東の方へと移ってきている。数年前に訪れた、このブログでも紹介した北欧はもちろんだが、関心はさらに、オーストリア、チェコ、ポーランドなどの東欧諸国に移動しているのだ。
興味の中心は言語。オーストリアはドイツ語で、使用する文字を見る限りまだ馴染みがある気がするが、チェコ語やポーランド語ともなると、見馴れない文字の連なりに神秘性さえ覚える(勉強してみると、神秘性ごとき印象は徐々に抜けていくのだろう…)。いずれ、早いうちに学習を開始したい言語たちだ。
先日、NHKで、関口知宏の『ヨーロッパ鉄道の旅』オーストリア編とチェコ編があった。めっきり旅番組が減ってしまったなかで、この番組は貴重である。鉄道や訪れる町でちょっとの間だけ出逢う、あの『一期一会』が旅、特に海外での旅の醍醐味ではないか?列車のなかで、たまたま隣の席に座り、ちょっとだけ会話などのふれあいがあり、そしてほぼ永遠に別れていく。ある意味悲しいことだけど、それが人生でもあると…そういうふうにしか出会わない人と、もし偶然に2回あってしまったら、それこそ運命的な出逢いだと…まあここまでのロマンが訪れることもなかなかないけど…
関口知宏ヨーロッパ鉄道の旅。次回はポーランドかな?まだあまり日本人に知られていない東欧の国々をもっと紹介してほしいな。