イギリスゆめだより

日本の外に出ることは自分自身を見つめ直すこと

北欧の旅1

2007-10-29 15:58:33 | 北欧の旅
さて、スイス夢紀行も完結しないうちに、北欧の旅1を立ち上げることとなった。スイスのと違ってこれはリアルタイム更新(本当か?)である。現在ヘルシンキは29日午前8時40分を過ぎたところ。この時期の北欧はかなり寒いのだろうと覚悟してきた(しかも関西空港では5番ゲートで待機しているときにお隣の6番ゲートはグアム行きの飛行機のゲートだった。寒いところと暑いところ。それぞれの目的地へ行く人々の興味と関心の違い。。。(人生って面白いなあ・・・)
てなわけで今日はヘルシンキ3日目である。気温は着いた日が7度。昨日は9度。覚悟した割にはそれほどでもなかった。よっぽど日本の9度の方が寒いような気がする。(覚悟がないからか?)ヘルシンキの町並みはかつてのロシア帝国・ソ連の影響があってかどうか、行ったことはないが「ロシア」風?とも思われるような四角い建物が並んでいる。しかも建物の前に広い広場があるのも、どこかモスクワ風(行ったことはないが・・・)?特に海がすぐそこにあるので旅情がわきたてられる。昨日は船に乗って、近くの世界遺産Suomenlinnaスオメンリンナ(Sveaborgスベアボリ)要塞へと行ってきた。フィンランドは歴史的にスウェーデンの支配下にあり、今でもスウェーデン系の人が結構いるため、フィンランド語とスウェーデン語の2言語表記が一般的であるが、言語系統は全く異なるため、同じ場所でも呼び方が全く違う。スオメンリンナ要塞もフィンランド語では「フィンランドの城」という意味だが、スウェーデン語では「スウェーデンの城」という意味になってしまう。これまで、あまり知らなかった北欧諸国の歴史等が少しでも知れて、楽しかった。その後、路面電車の環状線3Tをぐるりと一周した後、国立博物館へ行った。結構博物館に行くと時間をかけて回ってしまう。意味はよく分からないが楽しめる。そのうち時間は5時に近づいていた。ヘルシンキ中央駅の近くの広場でサーカスフィンランディアというのが行われていて、せっかくだからと思い、サーカスを2時間以上もの間、鑑賞した。充実した1日であった。