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映画「大奥」を鑑賞。

2006-12-28 01:21:39 | Weblog
大奥 - goo 映画

 109シネマズ川崎シアター7にて『大奥』を見た。
シアター7109シネマズの中でも一番大きい劇場で569席のキャパに30から40人くらいの客入り、こちらも公開して4日目なのに悲惨な状況、以外だったのは客層は20代から30代くらいの人ばかりで年配者が居ない。

 映画の話は、徳川家七代将軍家継の世、大奥では先代将軍の正室・天英院(高島礼子)と将軍の生母・月光院(井川遥)が熾烈(しれつ)な女の闘いを繰り広げていた。若くして大奥一の実力者となった絵島(仲間由紀恵)は、月光院の信頼が厚かったため、天英院派の不満を買っていたが、そんな折、天英院に月光院の許されぬ恋のうわさが届いてしまう。

 私はテレビで放送していた「大奥」は見たこと無いのでキャスティングなどが、どのようにドラマと劇場版が関連しているのか判らない。それにしてもキャストがしょぼいテレビドラマに出ている人ばかりで映画でしか見れない人が独りも居ない。吉永小百合でも出ていれば映画として奥行きが出るのかも知れないが、みんなどんぐりの背比べみたいだ。フジテレビの女子アナが総出演らしいが、みんな日本髪を結ってて判別不能、唯一判ったのは元フジテレビの千野志麻だけ。

 しかしアッサリとした作品だ、私は『大奥』と言う物は昔の東映作品のようにもっとおどろおどろしい女の愛憎劇かと思っていたがフジテレビが作ったのでテレビドラマの延長にしか感じられなかった。少しはエロいシーンでもあるかと思ったがそれも無い。テレビの「大奥』のファンの人たちはこの位の作品で満足しているのだろうか?

 主演の絵島を演じた仲間由紀恵も人形の様で人間味を感じられないし、表情だけで感情を表そうとしていて内から出る悲しみが表現できていない。他のキャストも皆テレビ的な演技で迫力が無い。

 感想は、豪華なセットだけは感心したが映画としては楽しめなかった。打ち込みの音楽も耳障り、それでもお正月の緩んだ頭にはピッタリの作品なのかもしれない。


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