無花果の顔 - goo 映画
109シネマズ川崎シアター9にて、桃井かおり第一回監督作品「無花果の顔」を見た。客入りは89席のキャパに私を含めて10人、クリスマス後という事もあるかも知れないれど悲惨な状況。
映画の話は、庭にいちじくの木が植えられた古い日本家屋で、平和に暮らす門脇家の4人。ところが父が仕事場で過労死。母は居酒屋の主人と再婚し、長女はなんとなく付き合っていた男の子供を身ごもり、一家それぞれに転機が訪れる。
紹介文としては上の文の様になるのだが、とにかく変わった映画、独特のカメラアングルと人工的な照明、何処と無く初期の森田義光や、北野武作品を思い出すのだが、つじつまの合わない会話や、何の前振りもなしで唐突に変わる場面転換など、映画の話が見えてこないのは致命傷、私の自論であるが映画という物は、初めて見た人がある程度理解出来る物で無くては成らない。この映画は独創的な作風であり観客不在のまま淡々と話が進む、桃井かおりは役者として素晴らしい人である事は確かだが、演出家としては未熟な素人同然の作家である。この映画を100%理解出来る人はどの位居るだろうか?
役者の演技でいうと、父親役の石倉三郎は良いとするが、娘役の山田花子のキャスティングは損をしていると思う、いくらいい演技をしようとしても普段テレビで見ている山田花子が頭の中に居るせいか素直に役者として見れない。それから桃井かおりも、時々喋り方や表情が清水ミチコに見えてしまうのが難点、桃井自身には責任は無いのだが人間の思考回路がその様に見てしまう、役への掘り下げも殆ど無い。
桃井かおりの初監督作品と言うことで期待をして見に行ったが、ガッカリである。才能は二のものを与えないと言う事か、客入りの悪さがこの作品を暗示していたようだ。
桃井かおりの出演した映画のDVDはコチラをクリック。
幸福の黄色いハンカチ (期間限定) DA-1627男はつらいよ 翔んでる寅次郎(期間限定) ※再発売 DA-523もう頬づえはつかない GNBD-1010疑惑 DA-784
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映画の話は、庭にいちじくの木が植えられた古い日本家屋で、平和に暮らす門脇家の4人。ところが父が仕事場で過労死。母は居酒屋の主人と再婚し、長女はなんとなく付き合っていた男の子供を身ごもり、一家それぞれに転機が訪れる。
紹介文としては上の文の様になるのだが、とにかく変わった映画、独特のカメラアングルと人工的な照明、何処と無く初期の森田義光や、北野武作品を思い出すのだが、つじつまの合わない会話や、何の前振りもなしで唐突に変わる場面転換など、映画の話が見えてこないのは致命傷、私の自論であるが映画という物は、初めて見た人がある程度理解出来る物で無くては成らない。この映画は独創的な作風であり観客不在のまま淡々と話が進む、桃井かおりは役者として素晴らしい人である事は確かだが、演出家としては未熟な素人同然の作家である。この映画を100%理解出来る人はどの位居るだろうか?
役者の演技でいうと、父親役の石倉三郎は良いとするが、娘役の山田花子のキャスティングは損をしていると思う、いくらいい演技をしようとしても普段テレビで見ている山田花子が頭の中に居るせいか素直に役者として見れない。それから桃井かおりも、時々喋り方や表情が清水ミチコに見えてしまうのが難点、桃井自身には責任は無いのだが人間の思考回路がその様に見てしまう、役への掘り下げも殆ど無い。
桃井かおりの初監督作品と言うことで期待をして見に行ったが、ガッカリである。才能は二のものを与えないと言う事か、客入りの悪さがこの作品を暗示していたようだ。
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