お通夜・告別式

今週初めに、友達のお父様がお亡くなりになられた。

癌だったそうだ。話には聞いていたけど、急であった。

早くに、友人に跡目を継がせ、お父様はこの日の事を覚悟していた様子。

なんとも潔く、また、社会的・父親・男としてのケジメをきっちりとつけてからの死に際であった。

ご家族は、医者に年末に一年、年明けに一月位という話を聞いていたとか。

それなりの覚悟はしていたのだろうが、それよりも早く他界されてしまい、ショックは大きかったと思う。しかし、取り乱さず淡々と。それがまた悲しい感じで、その姿を見て、少し泣けてしまった。

自分も31歳の時に父をなくしている。家のオヤジは突然だったから、覚悟もなにもなく、ただ、慌しいだけであった。

いやはや。

そんなこんなで、お通夜の手伝いをさせていただき、本日は告別式に参列。

友人の甥子さんは、まだ「死」という概念が分からない位幼く、出棺の際に「おじーちゃーん」と言って、お棺を追いかけいた。

彼は、この日の事を大人になるまで覚えているのかな？

覚えていて欲しいな。