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川の深さは

2007-01-10 22:41:34 | 本についてつぶやいてみる

川の深さは福井晴敏 講談社

福井晴敏さんと言えば、終戦のローレライと亡国のイージスが有名ですね。
どちらも映画化されていますし。

自分は亡国のイージスを読ませていただきました。
ありえなさそであるかもしれない・・・と、思わせますよね(笑)

この本もそんな感じの流れの本。
あるテロ事件の首謀者の裁判が審判開始となった日。浅草界隈のあるビルの守衛所にヤクザらしい連中を追っ払ってくれとの要請が。警備員は元警官で違うビルの守衛からの願いを仕方なく聞き入れヤクザを追い払う。そのヤクザは警官時代に接点のあった男とその配下。

問題が解決したと思いビルに戻る。自分が出払ってしまい、誰も居ないはずの守衛所に人気が、そこには救急箱を握り締めた少女がひとり・・・そこから彼は考えもしない事件に巻き込まれていく・・・。

と、言った感じ。

けっこうハードボイルド。
しかし、これはあったら怖いなー。ってか、ありえねーし。
みたいな話で、結構楽しめます。
最初はそれほどの疾走感は無いんですけど、後半戦盛り上がります。

暇なら読んでみようかって一冊。

後もう一冊、真夜中のマーチって本も読んだんですが、それはまたの機会に。