Fukumaru野鳥観察日記

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ミサゴの好きな松の木

2010-02-22 20:05:00 | ノンジャンル






2007年が最初で、巣をかけた翌年(2008年)には青々としていた松葉は一変し、赤茶色く枯れかけているのが分かると思います。2009年の同じ時期には違う山に通っていたのでこの松を撮影出来ませんでしたが、今年2月20日に撮影した現在の松の姿も一緒にアップしました。ミサゴ2羽が座っていますが繁殖には少し早く、この巣を今年も使うぞ!!と周りのミサゴにアピールしている様です。数年前まで知人がミサゴの巣を見回っている時、ミサゴが巣をかけると松の木は直ぐに枯れてしまうと話されていたのを思い出し、以前撮った巣の写真を探してみると、話されていた通りに翌年には枯れかけている事が分かりました。カワウがコロニーを形成すると同じ様な状況が見られるようですが、松の場合は天辺の枝が枯れ落ちで巣が無くなると、ミサゴは下段の枝振りの良い場所を選び再び巣をかけて繁殖に挑みます。巣材は枯れ枝ばかりではなく、飛翔中に気に入った枝が有ると生木に体当たりする様な格好で枝を掴み折って巣材に使う光景を観察していて何度も見てきました。また、台風等で営巣木が折れて以前の巣が有った場所近くに目ぼしい木が無くなると苦肉の策で、低木(ツバキの様な枝葉を持つ木)の天辺に巣をかけた事もあります。しかし、腰が弱いので揺れ易く、直ぐに風で巣材が飛ばされてしまいました。最後には高圧鉄塔に巣をかけていました。場所は違いますが、山奥の高圧鉄塔に巣をかけていたミサゴに感電等の事故が有ってはと電力会社に連絡、巣材を撤去して貰いました。その時の巣材を袋に詰めて持ってきて貰ったのですが、知らぬ間に家内に捨てられてしまい、どんな木を巣材にしていたのかは分からずに終わってしまいました。という中途半端な記事になってしまいました(笑)。
松くい虫の被害に合わせてミサゴの好きな松の木(営巣木)難民に成りつつあるようです。

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