※ この記事を書くにあたり、大阪在住のshin'sさんのblog「をかしの庭 2011年12月22日メス様外観のミコアイサ」の記事を引用させて頂きました。
http://walkandsee.blog80.fc2.com/blog-entry-367.html
事後報告で恐縮ですが、ご了承頂きたく、お願い申し上げます。
毎年近所の溜池に入るミコアイサ(300羽余り)ですが、今年は環境の変化で分散、観察は厳しい状況です。と云う事で、今までに撮影したミコアイサの画像を整理しております。
以前、ミコアイサの記事で「成鳥雌が分からない。」と書きました。
shin'sさんのblogに「メスは後頭部に張り出した明るい栗茶色の頭部をもち、オスに比べて喉~頬にかけての白色部が小さく、栗茶色と白色部の境界がやや明瞭なので、よく見れば判別が可能。しばしば境界部は「M」字状。オスは「つ」字状で切れ込みが大きい。光線状態によっては栗茶色が暗色に見えたり、頬の白色部がやや大きく見えることもあるので注意することは必要。」と書いておられます。
先日も知人との会話の中で{「M」字「つ」字で雌雄の判別が出来る?}この話が出たので、成鳥雌の画像を集めてみました。
※ 雌容姿で翼上面の雨覆、次列風切の白色部分がクリヤーで繋がった個体を成鳥雌としました。
成鳥雌
成鳥雌画像4個体頭部白と褐色部の境界線を見ると概ね「M」字に見えます。
全ての成鳥雌個体に当てはまるか如何か、今後も機会が有れば観察したいと思います。
幼鳥雄
幼鳥雄個体は比較的容易に見極めが出来ると思います。脇羽に波状斑がが見られる個体、頭頂が白く換羽し始めた個体等換羽状況と雨覆に濁りの有る個体を幼鳥雄個体としました。
※但し換羽が遅い個体においては幼鳥雌雄の判別は難しいと思われます。
幼鳥雄個体の画像を見て分かる通り、換羽の進行が早い個体においては境界線が「つ」字に見えますが、換羽進行が遅い個体は「M」字にも「つ」字にも見え、換羽状況等を合わせて判別すれば間違いは少ないと思う。
幼鳥雄
上の画像は2羽共幼鳥雄個体、左側の個体の境界部は「つ」字、右側個体の境界部は「つ]字には見えづらいが、頸筋の換羽が進めば「つ」字に見えると思う。
幼鳥雄
2羽共に幼鳥雄個体と思われる。上の個体は幼鳥雄、下の個体の境界線を上の個体と対比すると黒く濁った部分を下の個体の褐色部(凸凹部分)と重ね合わせると、下の個体の変化が読み取れるように思います。従って下の個体も幼鳥雄ではないかと思っております。
成鳥雄
幼鳥雌画像の訂正とお詫び
幼鳥雌個体としてアップした画像に誤りが有りましたので訂正してお詫び申し上げます。
画像内に白字で記入しておりますので見て頂ければと思います。
幼鳥雌
幼鳥雌個体の翼開は確認しておりませんが、肩口から濁った雨覆が窺えるのを並べてみました。下段左と下段右キャプション無個体は?です。分かる方が居られましたら、ご教示願いたいと思います。
画像を並べてみて思う事は、性と齢を見極めるのは難しいと実感します。今後もアイサ類を見る機会が有れば観察撮影を続けて行きたいと思っております。
間違い、ご指摘、感想等頂ければ幸いです。
http://walkandsee.blog80.fc2.com/blog-entry-367.html
事後報告で恐縮ですが、ご了承頂きたく、お願い申し上げます。
毎年近所の溜池に入るミコアイサ(300羽余り)ですが、今年は環境の変化で分散、観察は厳しい状況です。と云う事で、今までに撮影したミコアイサの画像を整理しております。
以前、ミコアイサの記事で「成鳥雌が分からない。」と書きました。
shin'sさんのblogに「メスは後頭部に張り出した明るい栗茶色の頭部をもち、オスに比べて喉~頬にかけての白色部が小さく、栗茶色と白色部の境界がやや明瞭なので、よく見れば判別が可能。しばしば境界部は「M」字状。オスは「つ」字状で切れ込みが大きい。光線状態によっては栗茶色が暗色に見えたり、頬の白色部がやや大きく見えることもあるので注意することは必要。」と書いておられます。
先日も知人との会話の中で{「M」字「つ」字で雌雄の判別が出来る?}この話が出たので、成鳥雌の画像を集めてみました。
※ 雌容姿で翼上面の雨覆、次列風切の白色部分がクリヤーで繋がった個体を成鳥雌としました。
成鳥雌
成鳥雌画像4個体頭部白と褐色部の境界線を見ると概ね「M」字に見えます。
全ての成鳥雌個体に当てはまるか如何か、今後も機会が有れば観察したいと思います。
幼鳥雄
幼鳥雄個体は比較的容易に見極めが出来ると思います。脇羽に波状斑がが見られる個体、頭頂が白く換羽し始めた個体等換羽状況と雨覆に濁りの有る個体を幼鳥雄個体としました。
※但し換羽が遅い個体においては幼鳥雌雄の判別は難しいと思われます。
幼鳥雄個体の画像を見て分かる通り、換羽の進行が早い個体においては境界線が「つ」字に見えますが、換羽進行が遅い個体は「M」字にも「つ」字にも見え、換羽状況等を合わせて判別すれば間違いは少ないと思う。
幼鳥雄
上の画像は2羽共幼鳥雄個体、左側の個体の境界部は「つ」字、右側個体の境界部は「つ]字には見えづらいが、頸筋の換羽が進めば「つ」字に見えると思う。
幼鳥雄
2羽共に幼鳥雄個体と思われる。上の個体は幼鳥雄、下の個体の境界線を上の個体と対比すると黒く濁った部分を下の個体の褐色部(凸凹部分)と重ね合わせると、下の個体の変化が読み取れるように思います。従って下の個体も幼鳥雄ではないかと思っております。
成鳥雄
幼鳥雌画像の訂正とお詫び
幼鳥雌個体としてアップした画像に誤りが有りましたので訂正してお詫び申し上げます。
画像内に白字で記入しておりますので見て頂ければと思います。
幼鳥雌
幼鳥雌個体の翼開は確認しておりませんが、肩口から濁った雨覆が窺えるのを並べてみました。下段左と下段右キャプション無個体は?です。分かる方が居られましたら、ご教示願いたいと思います。
画像を並べてみて思う事は、性と齢を見極めるのは難しいと実感します。今後もアイサ類を見る機会が有れば観察撮影を続けて行きたいと思っております。
間違い、ご指摘、感想等頂ければ幸いです。