五能線&平泉 vol.1

今年の夏は３、４日かけて沖縄に行こう、と考えていたのだが、諸般の事情により１泊２日の日程で、目的地も東北に変更。

初日のメインイヴェントは五能線全線制覇。
筆者の中で勝手に「ローカル線の帝王」と祀り上げていたこともあり、また、今回の旅行の同行者２名の「乗り鉄」も、五能線は初めてとのことで、いやがうえにも期待感を煽り立てる。

東京駅を朝９時の新幹線で出発。途中、仙台から盛岡にかけてあたりのところで、豪雨に遭遇。さらに車内放送で秋田方面への電車がストップしていることを聞き、天候に不安を覚える。

が、青森に入った辺りで天候はV字回復。新青森で「リゾートしらかみ」に乗車する。
待ち合わせ中、地方巡業中とおぼしき、力士の大集団を発見。旭天鵬や若の里などのベテランに混じって、このブログでもお馴染み、隠岐の海もいたのだが、色紙も何もなかったので声をかけるのは断念。



さて、１３時頃リゾートしらかみ発車。はじめの１時間程は奥羽本線の田園地帯を走る。その風景の中にちらほらリンゴの木が見えるのが青森ならでは。



弘前を経て、いよいよ五能線区間へ。鰺ヶ沢で海に出てからが写真等でよく見かける絶景の車窓風景が続く。海が西に向かっているので、日没の風景は素晴らしいのだろうが、まだ時間が早く太陽が高かったため、「日本海の雄大な夕景」を目にすることは叶わなかった。





最後はまた海沿いを離れ、奥羽本線を走り秋田へ。
筆者としては充分満足した五能線だったのだが、同行の乗り鉄２人は「よかったけど、以前乗った山陰本線の方が良かったかも」などと憎たらしいコメント。いつか山陰本線も制覇せねばなるまい。

この夜、秋田では竿灯まつりの最終日。観てみたいが、間に合うか。


（この項続く。）