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【人生とお金について考える】 マネーじゅく@静岡

静岡のファイナンシャルプランナー山川正人の非公式ブログ。金銭教育からライフプランニングまで徒然に書き散らします。

長女A、第1回イラストレーター登竜門に申し込み

2010-12-27 16:10:46 | 我が家
ヤマカワです。

我が家の長女Aは、絵をかくのが大好きです。
アニメのキャラクターの模写に始まり、最近ではオリジナルのマンガを描いていたりします。

工作も好きで、おもちゃの機織り機で毛糸を使って織物みたいなものを作ったり、小さなクリスマスツリーのデコレーションをしたりしていました。

以前は、歌や踊りが好きだったのですが、この頃はすっかり絵や工作にハマっています。

ああ、この子はデザイン関係のことが好きなんだなあ、と思っていたところ、表記のイベントが私の事務所のすぐ隣り、静岡デザイン専門学校で行われることを知りました。

ということで、今日申し込みをしました。
プロのイラストレーターが2時間半ほど、指導をしてくれるそうです。

子どものうちにいろんな職業を見ておくことは大切だと思います。
それが、実際のプロの方に直に指導していただけるとは、なんとありがたいことか。

親としては、こういうイベントをきっかけに、将来への意識が芽生えたらいいなあと思うわけです。
できれば、他にもいろいろと本モノに触れる機会を多く作ってあげたいです。

ということで、来年2月が楽しみです。

囲碁のススメ(2)

2007-11-23 17:51:46 | 我が家
★携帯サイト完成、携帯ブログも更新中!

 【静岡ライフプラン設計相談室】  http://aimew.jp/mas706fp/

★11月17日(土)発行 静岡新聞折込誌「アステンファミリー」に広告を掲載しました。まだ残ってるようでしたら、ぜひご覧下さい。


ヤマカワです。
今日は、囲碁のススメの2回目を書きます。
前回のおさらいをすると、貯めたこづかいで携帯ゲーム機(中古)を買おうとしている長男に対して、ゲームをやらせたくない私が囲碁の世界へ誘いこむ、というお話です。それでは、続きをどうぞ。


今日は、近所の農協祭りに出かけた後、年賀状の写真をとるために日本平に行ってきました。用が済んで自宅に帰るなり出た長男の言葉は・・・、

「ねえ、碁やろうよ!」

とうことで、食事前の20分間で、早速1局2局。長女と交代して碁を打ちました。
碁をやっている人は、20分なんて短いな、と思ったかもしれません。その通り、普通に碁を打ち始めると、1時間以上かかるのが当たり前だと思います。では、なぜこんなに早く碁を打てるのかというと・・・、

答えは、『小さい盤』を使っているからでした。

皆さんがよく目にする碁盤は、縦横に19本ずつの線が交差しているものです。これを19路盤(じゅうきゅうろばん)といいます。19路盤はとても広いので、初心者からすると、どこからどう打ち始めていいものやらさっぱり見当が付きません。それで、面白さがわからないまま、やめてしまったり、将棋に走ったりしてしまうのだと思います。

そんな初心者にも簡単に碁を打ち始めてもらおうということで、様々な種類のミニ碁盤が使われています。5路盤、6路盤、7路盤、13路盤、15路盤などが知られています。家で使っているのは、表が6路盤、裏が9路盤の初心者向けセットだったのです。
ここで買いました。時々ヤフー・オークションにも出品しているようです。

 ▼手作り小路盤のカトウ

楽天なら同じものがこちらにあります。ソフトマット製や13路盤まで揃っています。

 ▼囲碁ラボJAPAN 囲碁入門関連グッズ



このセットには、A4両面で三つ折り程度の簡単な解説書が付いてきます。これだけでも、すぐに打ち始めることはできますが、より囲碁を楽しみたいと思うなら、子どもでも読める入門書を買うのがいいと思います。
スバリ、マンガの入門書です。

 
マンガでおぼえる囲碁入門
藤井 ひろし
山海堂

このアイテムの詳細を見る


この本は3冊シリーズですので、レベルアップにしたがって買い足していくのもよいと思います。1冊目だけは、残念ながらすべての漢字にフリガナがふられていません。低学年には大変かもしれませんので、いっしょに読んであげるとよいと思います。

6路盤で修行を積んだら9路盤へレベルアップ。
格段に囲碁の面白さが違ってきます。ここまで来ると、全体を見渡す大局観も必要になってくるので、しばらくの間は親の方が有利だと思います。

最後に、大切なことですが、初めのうちはわざとでも負けてあげてください。
勝つことで楽しくなり、楽しくなればもっと知りたくなる、この好循環に持っていくことが大切です。続けていくには、楽しさがないと無理ですからね。

それでは、皆さんが楽しい囲碁ライフをスタートすることを祈りつつ、今回は終わりたいと思います。

囲碁のススメ(1)

2007-11-16 18:26:18 | 我が家
★携帯サイト、ついに完成!! \(~o~)/

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★11月17日(土)発行 静岡新聞折込誌「アステンファミリー」に広告を掲載します。ぜひ、ご覧下さい。


ヤマカワです。

今日は、囲碁のことを書きます。みなさんは、囲碁を知っていますか?
黒と白の石を、格子状の碁盤の上に打ち合って、陣取りをするゲームです。日本古来のボードゲームとしては、将棋と並んで昔から親しまれています。

何でこんな話をするかというと、いま我が家では囲碁がブームだからです。

そもそもの切っ掛けは、携帯電子ゲームでした。
小学2年の長男Nが、友達の家に行って携帯型ゲーム機で遊ぶようになったのです。当然の流れとして、「僕もほしい」と言い始めました。

「自分のこづかいで買いなさい」と言ったものの、長男はこれと決めたらしっかり貯金をするタイプ、これまでも様々な「ほしい物」をゲットしてきました。きっといずれは目標額を貯めるでしょう。

ただ、私と妻はこういったゲームをあまり快く思っていません。できればやらせたくない。脳が未発達の段階では特にそうです。ゲーム脳というコトバに不安を感じたりしています。

かなり迷いましたが、甥が使っていた古いタイプのゲームを体験させてみることにしました。ゲーム機を一時的に借りて、当面の一週間、一日30分、学校の宿題や準備を終えてから、食事までの時間の間、という条件をつけました。

始めてみると、思ったとおり、親の目から見て好ましくない状況が現れました。
他のきょうだいと遊ばなくなる。話題がゲームのことだけになる。言葉遣いや振る舞いが乱暴になる。ゲームを終えた直後、なんとも言えないイヤな表情。学校の支度もいい加減、通信教育のドリルもやらなくなりました。

「こりゃあやっぱり、我が家にとってよくないものだ」と夫婦の意見は一致。ゲーム機を離れて住むおばあちゃんに預けて、遊びに行ったときに少しだけできる、というように変えました。

しかし、やっぱりゲームをやりたい気持ちは収まらず。さて、どうしたものかという時にふと目についたのが、囲碁の入門書。自分が高校生のときに覚えようとして挫折したも時のです。
「これはいいかも」と思いました。自分は将棋派だったのですが、小学生の覚えたての頃、夢中になって祖父と毎日やりました。強くなろうと、兄弟や友達と何度もやりましたし、そのうちに本も読み始めました。
しかも、将棋や囲碁は、右脳を鍛えるのによいとも言われています。しかも、一度は挫折した囲碁に再チャレンジする機会でもあります。

というわけで、インターネットで情報収集。初心者向けの道具と本があることを見つけました。いよいよ、親子で囲碁ライフの始まりです。


文章が長くなりましたので、続きはまたあらためて書くことにします。
ある方法で実際に始めてみると、思ったよりも簡単に覚えることができました。
次回は、そのある方法をご紹介します。


おうちで「おうちdeこづかいゲーム」

2007-03-27 07:01:54 | 我が家
この間の日曜日、我が家で「おうちdeこづかいゲーム」を行いました。

プレイヤーは、長男Nと長女A。土曜日に家に持ってきたこづかいゲームを見て、「早くやりたい、やりたい」の合唱でしたが、土曜日は焼津公民館でこづかいゲームのワークショップを行ったため、1日待ってもらいました。

約1時間ほどプレイしましたが、二人とも楽しく遊ぶことができました。カードにフリガナが振ってあるので、漢字の文章も何とか読むことができました。
1年生と年中さんなので、全てのカードの意味がわかるわけではありませんが、そこは親の私がゆっくり説明してあげることで次第に理解していくことでしょう。

このゲームは、親から子どもにメッセージを伝えながら進めていくところにポイントがあります。その意味でも、一度ボード版のこづかいゲームのワークショップに参加しておくと要領がつかみやすいと思います。

静岡市では、春休み中3月31日に静岡市葵区の静岡県教育会館でワークショップを行います。先週の静岡新聞にも案内が載りましたが、まだ十分に空きがあります。このワークショップでは、「おうちdeこづかいゲーム」の展示も行います。ワークショップ終了後に、プレイ方法のポイントもお話します。

お電話かメールでご連絡いただければ、申込書をお送りします。ご連絡お待ちしております。


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我が家の金銭教育事情 ~ こづかいゲームやりたーい! ~

2007-03-09 06:50:00 | 我が家
ヤマカワです。

毎週金曜日は、マネーじゅくのメールマガジン発行日です。
今朝配信したばかりのメルマガから、私の書いた記事を転載します。

■―――――――――――――――――――――――――――――――――■

我が家には3人の子どもがいます。

一人はおなじみ小学1年生の“長男N”、
もう一人は幼稚園年中組の妹“長女A”(中森明菜じゃありません(笑))、
そして2歳になったばかりの“二男H”。

昨年の夏休み、上の二人がこづかいゲームを初体験しました。

それからしばらくの間、休みになると兄妹そろって、
「こづかいゲームやりたい! お父さん、今日できる?」と催促の嵐。
今日はちょっと無理かなあ、と返事をすると、
「じゃあ、いつならできる? 明日、次の日曜?」と詰め寄られます。
今でも時々、自宅においてあるこづかいゲームのケースに目がいくと、
「またやりたいなあ!」と言います。

このこづかいゲーム、何度やっても子どもは飽きないようなんです。
やればやるほど「うまくできているなあ~」と、私も感心します。
何が子どもたちをこれほど惹きつけるのか考えてみました。

 ・サイコロを振る、カードをめくる、ジャンケンする、
  そんなゲームとしての楽しさ
 ・おもちゃとはいえ、カラフルなお金券に触れ、
  自分の考えで買いものができるというホンモノ体験

これらがうまく遊びの中に入っているからだと思います。

そして、いよいよ家庭版こづかいゲームが発売されます。
みなさんにも、我が家の子どもたちが感じているようなドキドキ感を
ぜひ体験していただきたいなあと思います。

ほんと、おススメです!

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ワンポイント 「買いものを、◎・〇・△で評価する」

2007-03-04 09:21:12 | 我が家
メールマガジンに、家庭でこづかいを使って行う金銭教育の工夫を、ワンポイントとして時々書いています。簡単ですぐにできることを書いていますので、お読みください。
今後もメールマガジンに書いていきますので、下のほうにあるアドレスからメルマガを登録してくださいね。

ワンポイント ~ 買いものを、◎・〇・△で評価する ~

みなさん!
子どもたちは、こづかい帳をしっかりつけていますか?

こづかい帳は、家庭で金銭教育をやっていく上で、もっとも重要なツールと言っても過言ではありません。
「そう言えば、しばらく見てないや」ということでしたら、さっそく今日にも確認してみてくださいね。

今日は、こづかい帳をつけるときのワンポイントアドバイスをします。

こづかい帳には、何を買ったか内容を書く欄がありますよね。
こどもが何か買いものをしたら、1ヶ月くらい経ったところで、「この間買ったコレ! どう、買ってよかった?」と尋ねてみてください。

「うん、大満足! いまでも毎日嬉しいよ。」なら、「◎」。
「まあ、よかったよ。」くらいなら、「〇」。
「う~ん、あっちにしとけばよかったかなあ。」という感じなら、「△」。

というように、内容を書く欄の端っこの方に記号を書き込ませてください。
慣れてきたら、始めから子どもに書かせるようにして構いません。

これを繰り返すと、買いものをする前にこれまでの経験を振り返り、ちょっと冷静になって、買うか買わないかの判断ができるようになります。
そして、長年繰り返すことで、自分なりの価値観や判断基準が積みあがり、大人になる頃には、しっかりした金銭感覚が身についていることでしょう。

ちょっとしたことですが、とっても効果的ですよ。

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長男N、1円玉を拾う

2007-02-16 08:06:38 | 我が家
ヤマカワです。
小学校1年生の長男Nが1円玉を拾ってきました。

「これもらっていい?」

まあ、想定内の反応です。でも、お金を拾っても、拾った人のものになるわけではありません。
お金を拾った場合は、交番へ届け出るのがルール。マナーではなく、あくまでもルール。子どもには、まずは原則をしっかりと教えたいと思います。

しかし、今回は1円。
この金額を交番へ届けることについては迷いました。
教育の一環と考え、あえて一緒に届けに行くということも考えられましたが、そこまでしなくても・・・、という気持ちが勝り、

「このお金を困っている人たちのために役立てよう。
 コンビニにいくと募金箱というのがあって、そこにお金を入れると
 そのお金をまとめて、Nの代わりに人助けをしてくれるんだよ。
 どう? そうしてみない?」

長男は承知しました。
人助けのためというより、コンビニに置いてある募金箱がどんなものか興味があったからのようです。

家に帰ってから、
「勝手にお金を貯金箱に入れないでえらかったね。これはご褒美。」
と、私の財布から1円玉を取り出し、長男に渡しました。

これは、あるメルマガに紹介されていたやり方なのですが、私が納得できる方法だなと思いましたので実践してみました。

すると長男は、「千円拾ったら千円くれるの?」と言ってきました。
「千円はちょっとむりだなあ、それは勘弁して!」と返事をしたら笑っていました。

今回の体験は、長男の心にどう響いたのか、まだわかりませんが、今後も同じようなことがあれば基本は交番へ。少額でおまわりさんを忙しくさせてしまうかな、と思うときには募金箱へ入れることを繰り返そうかと考えています。

そのうちに、子どもながらにも判断能力が身につき、自分の心が納得する対処法を見つけ出すのだろうなあと思います。

みなさんはこんなときにはどうされていますか?
うちはこんな風にしているよ、というのがあったらぜひ、教えてくださいね。


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長男N、ついに○○をゲット!

2007-02-09 07:47:37 | 我が家
ヤマカワです。ついに、長男Nが動きました。

以前書いたように、お金を粗末に扱ったため減額されていたこづかい額を、1月から週100円に戻しました。その結果、かなり順調に貯金が増えていくようになりました。
また、お年玉からも千円だけ貯金箱に入れてよいことにしたので、残高が2千円を超えました。

そして、こづかい帳をしげしげと眺めていた長男がついに決断!
「グローブを買いに行きたい。」

こづかい帳の余白部分の欲しいものリストに長らくエントリーされていたグローブ。いよいよ、気持ちが固まったようです。

その次の土曜日、家族でショッピングセンターへお買い物。
母親と妹弟と別れ、長男と私は玩具コーナーへ。お目当てのグローブはそこにあります。
長男の気に入った少年用グローブの値段は980円。何度も何度も手にはめて確認した後、「これ買う!」

でも、キャッチボールをするならもう一つグローブが必要。
よく見ると、横の方に親子グローブセットがあります。大人用、子供用のグローブにしっかりしたボールがついて2980円。そこで、千円は長男が出して、残りを私が出して買うことにしました。

帰ってから早速キャッチボール、父子で楽しみました。
その日から、休みにはできるだけキャッチボールに付き合っています。

しばらくしたら、グローブの満足度が「○」か「×」か「△」か聞いてみようと思っていますが、長男の嬉しそうな表情を見ていると、「○」で間違いないな、と確信しています。

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冬休みの終わりに

2007-01-09 14:56:20 | 我が家
ヤマカワです。

昨日(8日)は、小学生の長男にとって冬休み最後の日でした。
冬休みの終わりに何をしたいか、長男に聞きましたら、「こづかいゲームをしたい」との返事。それでは、とリクエストに応え、久々に我が家でこづかいゲームを行いました。

1年生の長男と、年中の長女。リーダー兼バンカーは私。

二人ともこづかいゲームをやるのは3ヶ月ぶりくらいでしたが、長男はこづかいのやりくりにもだいぶ慣れてきていたせいか、「ほしいもの」を考える時間はさっさと済ませていました。

ところが、欲しいもののリストを見てみると、どうも金額がおかしい。目の前にあるおもちゃ屋のチラシを見ながら書いていたのに、3000円のおもちゃの値段が100円などと書かれていました。

こづかいゲームのワークショップを行う時、実際の品物の金額がわからなくても、大体このくらいかなという値段を書けばいいよ、と指導しています。実際には違っていても、自分の気持ちとして品物と代金が釣り合っていれば構わないという考えです。
でも、長男はあきらかに本当の値段を知っています。そのあたりを確認してみました。

すると、安い値段をつければ自分のお金が減らずに欲しい物が手に入ると思ったらしいのです。でも、実際にはそんなことはありえませんね。売り買いのルールは、世の中のルールであって、自分の都合でどうこうできるものではありません。
こづかいゲームが、単なる遊びのゲームならそれでもいいのでしょうけれど、これは金銭教育の教材。我が家で行う場合も、そのことに変わりはありません。
適切な金額は本当はいくらなのか考え直すように言うと、長男はいやいやという感じで金額を書き直していました。(だいぶテンションが下がったな・・・。)

ゲームが始まると、「買いものチャンス」が来ても、長男はなかなか手が出せません。お金が減るのがいやなのです。それでも、ある程度こづかいが貯まってきたところで、一つを選んで買いました。買うまではだいぶ迷った様子でしたが、決断してからは納得したような笑みが見えました。(うんうん、だいぶ感情移入しているな。)


この日のゲームを通じて、こづかいゲームの本質的な部分を見たように思います。
それは、「仮想体験」「追体験」ということ。
長男には、既こづかいを与えていますが、金額的にはまだ小さなものです。しかし、こづかいげームを通じて、1歩か2歩先の体験ができるのです。
長女にいたっては、まだこづかいをあげていません。そうすると、このゲームは予習のようにも考えることができます。(※長女の様子を見ていて、年長からこづかいをあげてもいいかな、と思いました。)

思いがけず、私自身も新鮮な体験をしました。月に一度くらい、親子の交流も兼ねてこづかいゲームをやっていこうと思った、冬休み最後の一日でした。


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新年あけましておめでとうございます。

2007-01-01 23:38:24 | 我が家
ヤマカワです。
明けましおめでとうございます。本年も「マネーじゅく@あおい」をどうぞよろしくお願いいたします。

さて今日は元旦ということで、生まれ育った両親宅へ年賀の挨拶に行ってきました。我が家の子どもたちも、上の二人は7歳と5歳。だいぶものごとがわかるようになってきました。
今年は、今まであまり“とんじゃかなかった”(静岡弁です)なかった「お年玉」にも関心が高まっていたようです。

家を出る前に5歳の娘が言いました。「お年玉ってどんな形?」
今までも、祖父母やおじおば達から手渡しでお年玉をもらっていたはずなのですが、関心がないせいか覚えていない様子です。まあ、こんなレベルですから、金額がいくらであろうとあまり変わらないかなあ、とも思います。

事前に祖父母から、「お年玉いくらにしたらいい?」と聞かれていたのですが、「硬貨の方が喜ぶから500円玉がいいな」と返事をしました。
すると、「それじゃあ金額が少なくてかわいそう」とのこと。結局、7歳児と5歳児、1歳児まで全て樋口一葉でした。

ありがたいのですが、正直金額が多すぎると感じます。扱いきれないような金額のお金を子どもに渡すのは、これが当たり前になっていくと誤ったメッセージを送ることになるのではないかと心配です。

家ではこづかい制をはじめたのは7歳の長男のみ。長男には1000円だけ貯金箱に移して残りは貯金をすることにしました。長女と次男は全額貯金。

5歳の長女は、一旦もらったお年玉を自分の手元におけないことに「どうして~?」と不満を漏らしました。それを聞いていた長男は、「ちゃんと使える分しかダメなんだよ」と諭していました。自分がこづかい制になって一定の金額を任されていることに対して誇りを感じているような一言です。

長女にしてみれば、納得度が低いかなあという気もしますが、もし可能であれば冬休みのうちに、子どもを連れて金融機関の窓口に入金に行ってみたいと思います。ついでにちょっとした勉強にもなりそうですからね。

いずれにしても、世間相場や親戚とのバランスよりも、我が家のしきたりをしっかり決めておいた方が、後々楽なんじゃないかと思います。特に子どもが小さいうちから、そういうものだと思わせることがいいんじゃないかと思います。

ちょっとおとそ気分で書いています、乱文お許しください。

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年末の、長男N

2006-12-29 00:05:02 | 我が家
静岡の山川です。久しぶりに長男の話をします。

夏休み、長男Nのこづかい管理能力の成長を認め、週50円から100円にこづかいを増額しました。すると、長男はこづかいの貯まり方が早くなったことに興奮し、ますます貯金に励み始めました。

あっという間に1000円。この時点でほしいものは、グローブ、ふでばこ、テレビくん(雑誌)。特にふでばことテレビくんで迷っているようでした。

結局、買ったのはテレビくん。毎月は買えないので、貯まるたびに買おうかやめようか悩んでいます。でも、買えたときにはこづかい帳に「◎」マークがつくんですよね。

ところが11月のとある日。いつものように「ねがいごとかなえばこ」からお金を出して数えては喜んでいましたが、そのお金を放っぱらかしたまま、妹と遊びに別の部屋へ行ってしまいました。すると、そこにまだ1歳の弟がやって来てそのお金に手を出して・・・。

ピピーッ! 一発レッドカード!

この1件でこれまで積み上げてきた信用を一気に失ってしまった長男。
厳しいですがペナルティとして、こづかいを50円に減額しました。
当面、年末まで。

そして、いよいよその年末を向かえようとしています。
この間、こづかいに関してはきちんと管理ができていました。(おもちゃや勉強道具については、トホホな状態ですが・・・)

ということで、来年からこづかいを100円に戻します。

今回のことがどれくらい骨身にしみたか計り知れませんが、また危なっかしい様子が見えたら、「また50円になっちゃうぞ~」と注意喚起して行こうと思います。脅しではなく、あくまでも注意喚起ですよ。(^^)

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おばあちゃんとクリスマス

2006-12-05 17:36:49 | 我が家
ヤマカワです。

私の事務所は、両親の自宅の1階にあります。昼ごはんはお弁当を持って行っているのでカーテンを閉めて2階の居間で食べることが多いです。
両親もそこにいるわけですが、この頃の話題といえばクリスマスプレゼントです。

子どもたちにあれを買ってあげようかこれを買ってあげようかと声を掛けられますが、断ることが多いです。それは、高価すぎるものだったり、不必要なものだったりすることが多いからです。

とは言っても、孫へのプレゼントは祖父母の楽しみ。うまく折り合いをつけたいと考えていました。

するとちょうどよいタイミングで長男からのリクエストが、キャラクターつきのふでばこがだいぶ傷んできたので新しいのを買って欲しいとのこと。
本来なら、使い倒すか自腹を切るか選択させるところでしたが、今回は祖父母のプレゼントということにしようかと夫婦で思案中です。

私の中には、今のふでばこがもったいないという気持ちがあって、抵抗感があるのも事実です。しかし、あまり完全主義を押し通して祖父母の善意をむげにするのもよろしくありません。前のふでばこは、妹が家で使うようにしようと思います。

なんにせよ、祖父母の機嫌にも配慮しつつ、言うべきことは言うということが大切です。夫方の両親には夫が、妻方の両親には妻が、そして機会があれば夫婦そろって話すことで、ゆっくりと理解してもらいたいです。

でも、孫と直接触れ合う機会をたくさん作って、プレゼントなどなくても笑顔をたくさん見られるようにするのが、一番効果的なのかもしれませんね。

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長男Nの、それから

2006-11-29 23:35:11 | 我が家
久しぶりに長男のことを書きましょう。

一時的な措置にする予定ですが、3週間前からこづかいを週50円に減額しています。
ことの発端は、長男が買い物に行ってきた後に、財布をしまわずないで床の上に放り出しておいたことです。

夏休みに週100円に増額したのは、こづかい帳をきちんとつけ、現金の扱いもしっかりできるようになったと認めたからです。
しかし、このようなことが何度か続き、注意にも関わらず改善がみられないため、減額という事態を招いたわけです。

子どもには、ペナルティ的な受けとめをされないように、ちゃんとできるかもう一度確かめるために元に戻しただけ、というように説明をしました。
長男は非を認め、納得したようです。

こづかいに関しては、貯金などの目標管理だけでなく、日常的な扱いについても指導が必要と再認識しました。

年末頃までに、週100円に戻すかどうか、励ましながら様子を見ています。

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長男N、夏休みの買いもの

2006-09-05 21:12:44 | 我が家
ヤマカワです。

我が家の長男N君のこづかいライフについて、経過報告をします。

夏休み、妻の実家の長野に帰省しているとき、長男Nはついに買い物をしました。約3ヵ月ぶりです。しかも、貯金の大半をはたいての買いもの。

買ったものは、仮面ライダー変身ベルト。テレビCMに出ているような、電気で音が出たり光ったりするものではなく、ベルトに昆虫型の機械が装着できるだけのタイプです。テレビCMのものと比べると、だいぶ安い価格設定でした。つまり、貯めた分のお金で買える範囲だったといいうわけです。

衣料品店に入ったとき、偶然おもちゃコーナーがあって、そこで見つけたのでした。すぐに買う! という長男Nを押し留めて1日間隔を空けました。その間に、もう一つの欲しいものグローブも見に行きましたが、決意は変わりませんでした。

800円余貯めたこづかいのうち、約700円を使っての買いもの。
買った直後の嬉しそうな顔を見てください。欲しいものを買った喜びだけでなく、自分で決めて自分のこづかいで買ったという誇らしさも感じられます。

しかし、その後はほぼ予想通りの展開に・・・。
買ってから10日間くらいよく遊んでいましたが、この頃は弟が触っていても取り上げたりぜず、好きに遊ばせています。買ったばかりの頃は、妹弟に触らせませんでした。それでも、時々取り出しては遊んでいます。

先日、こづかいを渡すときの「こづかい帳チェック」で、そのおもちゃの満足度を聞いてみました。よかったなら「○」、失敗だったら「×」、どちらでもなければ「△」。

その結果は・・・、「△」でした。

聞くと、減らしたお金の額ほどの満足ではないというようなニュアンスのことを言っていました。結局、そのときあきらめた他のものに気持ちが残っていたようです。まあ、仕方ないですね。これも経験です。

さて、長男Nは、またまた貯金の目標を定めたようです。グローブか、ふでばこか、昆虫飼育用の木材(何と言うのでしょうね)のうちのどれかのようです。

お金が貯まっていよいよ買うぞ、という時になったら、こづかい帳を持ってこさせて今回の買い物についてもう一度振り返らせてみようと思います。どんな反応をするか楽しみです。たぶん、「今回は大丈夫!」というような反応をしそうな気がしています。

父親としては、グローブの満足度が一番高そうだし、長く満足が続きそうな気がしますが、決めるのは長男N。まだまだ先は長いですから、我が家の金銭教育はじっくりゆっくりといきたいと思います。


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学用品のランクを子どもに決めさせる!

2006-08-17 06:07:32 | 我が家
 マネーじゅくのメールマガジン「子どもにお金の教育、いち、に、さんっ♪」に掲載された記事です。3月から4月にかけて書いたシリーズの続編です。

 以前の5回分は、左側の「過去の記事」2006年4月のあたりを探していただけると、読むことができます。

~ 長男はピカピカの1年生♪ (8)

   学用品のランクを子どもに決めさせる! ~

静岡の山川正人です。

今回は、学用品とこづかいについて書きたいと思います。

長男は今年小学校に入学したばかりですので、いろいろな学用品の斡旋がきます。最近は、鍵盤ハーモニカ、お絵かきセット、水着セットなどがきました。

鍵盤ハーモニカは、甥が使っていたものがきれいでしたので、吹口だけを新しくして使うことにしました。
新品だと別にお金を払わなければならないこと、今あるものを生かせばその分のお金は、もっと別のことに使えることを話しましたら、長男は「いまのでいい。」と言いました。
しかし、お絵かきセットの時は違いました。

 「サッカー日本代表のマークのあるヤツがいい!」

学生協の奨める標準品は2380円、日本代表マーク入りは2900円。
差額は520円。さて、どうしたものか。

そこで、ひとつ提案をしてみました。

 「お父さんお母さんが出せるお金は2380円だよ。学校のおすすめ品
  だからね。それより高いものを買うなら、それはN(長男)の楽しみ
  の分だから、Nにあげているこづかいから足して買ってちょうだい。」

 「まだ、貯金が貯まっていないと思うから、足りない分は、これから
  もらうこづかいの中から払ってくれればいいよ。その代り、しばらく
  1円ももらえなくなるよ。さあ、どうする?」

長男は、二晩考えました。そして出した結論は、「標準品でいい」。

理由を尋ねたら、グローブを買うのが遅くなってしまうから。日本代表マークとグローブを比較して、グローブを選んだのでした。よく考えたね。

長男もお金に関しては、しっかり考えるようになってきました。こづかい帳もきっちりと書けていますし、目標もはっきりしているようです。
そろそろ、増額してもよいかな、そんな風に思い始めました。

50円はいますべて貯金です。でも、お金を使ってこそ体験や経験を積むことができます。もう50円、使う分のお金として合計100円。期間は、今までどおり一週間ごと。

この4カ月間見てきて、長男には100円を使いこなすだけの力がついたと思います。レベルアップを認め、任せる範囲を広げます。
我が家の金銭教育は、本当にスタートラインを出たばかりのところです。これからもゆっくりと子どもの成長に付き合っていきたいと思います。

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