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【人生とお金について考える】 マネーじゅく@静岡

静岡のファイナンシャルプランナー山川正人の非公式ブログ。金銭教育からライフプランニングまで徒然に書き散らします。

実は、ワタクシFPです。

2006-06-11 22:18:10 | 金融知力
ヤマカワです。

マネーじゅくで金銭教育活動を行いつつ、FPとしての仕事も行っています。知ってました?

私の仕事も、この頃はセミナーが中心でしたが、昨日久しぶりに個別相談を行いました。ヘンな言い方ですが、個別相談は楽しいです。

相手のペースに合わせつつ、ちょっとした思考の転換を混ぜ込んで話を進めていきますと、自分で「気づいて」くれるようになります。これって大切です。

金銭教育をやっていても、教え込むというよりも、気づかせるように気を配る、ということを意識するようにしています。人に「やらされる」ことはなかなか続きませんが、自分が「やる」ことは習慣化します。習慣というのは、とても重要なことです。続けることができるということがもっとも大切ですね。
金銭教育もFP業務も、あまりよく知られていない「考え方」を広めたい、という思いは共通している部分が多くあります。

個別相談には2時間半くらい掛かりましたが、終わったとき、相談者の方の満足そうな表情をみて嬉しく思いました。もちろん、相談に費用は掛かりますが、それ以上の価値を実感していただけたので、私としても満足でした。

現状としっかり向き合った上で、どこにネックがあるのかを知り、そこに意識を向けることで、今ある状況と条件を活かしていくことだできる。不安を軽減しながら、前向きに生きていくことができます。

個別相談をやってみて、この仕事はとてもいい仕事だなあと、あらためて実感しました。win-winの関係というヤツでしょうか。

これも、社会貢献の一つの形だなあと思いました。マネーじゅくの活動も、社会貢献。ボランティアではなく、生業(なりわい)としての仕事、事業。この事業を通じて、自らの身をを立てつつ、より多くの価値を地域に還元していく、そんな事業を確立していきたいと思っています。
これからも、より大勢のみなさんとwin-winの関係をたくさん作っていきたいと思います。

  マネーじゅくの「社会貢献」のひとつの表現。
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新社会人のためのマネー学入門

2006-03-12 09:24:52 | 金融知力
 ヤマカワです。

 昨日、「新社会人のためのマネー学入門」というタイトルでセミナーを行いました。静岡市内のある会社からご依頼をいただいての開催で、社員教育の一環という位置づけで行われました。

 マネーじゅくでは小学生とその保護者を主な対象として、金銭教育活動を行っています。新社会人となると、いまの守備範囲ではないのですが、若者層はもともと私の金銭教育に対する問題意識の出発点でしたし、いずれは標準化してマネーじゅくのレパートリーに加えていきたいと思っています。その意味では、試金石的な意味合いのある講座だったと思います。

 実際に終えてみて、企業側の要望も考慮していかなくてはならない点など、改善の余地はありますが、だいたいのスタンダード(原型)はできたと思います。

 新社会人向け講座は、時期的に言うと、新卒業生向け講座にも構成できます。依頼主が企業か学校かという点で多少味付けの工夫は必要ですが、この年代層に必要な知識や考え方は共通しています。

 今年は、子供向けと合わせて、保護者向け、新社会人向け、新婚さん向け、セカンドライフ予備軍向けなどとレパートリーを増やして、さまざまな世代のテーマに合わせた活動を展開していきたいと思います。

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大人のためのマネーじゅく

2005-10-07 16:33:21 | 金融知力
 今日は、藤枝小学校に3回目の訪問をしました。

 この間のこづかいゲームの後に、「大人向けのセミナーも」とういことで、今日の訪問となりました。

 内容は、前半が「人生設計=ライフプラン」の必要性について。後半は、生命保険の見直しと、投資型の金融商品の概説を行いました。全部で8名と少人数でしたので、和気あいあいといした雰囲気で進めていくことができました。

 子どもの金銭教育についてのセミナーでもする話ですが、社会構造の大変革のまっただ中にいるという意識を持つこと、そのためにはきちんとした計画を持たなくてはならないことなどを話し、この前提の上に立って、保険をどう見直すのか、資産形成をどう行うのか、という話をしました。

 どんな感想を持たれたか、気になるところです。
 一応、FPとしてのサービスの案内もしておきましたので、もしなにかしらの相談をいただけるとしたら、講座の内容がよかったということになるのかもしれません。

 とにかく、一度保険の証券や、貯蓄の状況等を把握することから始めることをお勧めいたします。

 ところで、富士市と三島市のワークショップについて、静岡新聞の東部ワイド面でご紹介いただけそうです。時期ははっきりとはわかりませんが、この連休の間くらいに載せていただけないかな、と思っております。

 また、富士市内24カ所の公民館にチラシを置いていただけることになりました。各公民館に10部ずつ、今日市役所の生涯学習課にお届けしてきました。配布は毎週水曜日とのことなので、公民館に置かれるのは13日以降となると思います。

 もし、早目に情報を知りたいということでしたら、私までご連絡ください。チラシをFAXかメール添付でお送りいたします。今回、定員が少ないので早めのお申し込みをお勧めいたします。

金融知力インストラクター

2005-03-28 11:42:02 | 金融知力
 26日、27日の二日間にわたって、神戸で行われた金融知力普及協会の「金融知力インストラクター」養成セミナーに参加してきました。

 「金融知力」という言葉は、もともとは英語の「ファイナンシャル・リテラシー」を日本語に置き換えたもので造語です。単なる「知識」ではなく、それを活かして自らの生活をよくしていく、あるいは守っていくというような「生きていくうえで必要な力」というようなニュアンスが含まれていると思います。ちなみに、リテラシーとは直訳では「識字能力」のことで「読み・書き・そろばん」などともいわれます。他の分野でも、ITに関する素養としての「コンピューター・リテラシー」「情報リテラシー」などと使われています。

 FPと分野としてかぶっているところも多いのですが、金融知力インストラクターは「金融知力」の普及を目的としていますので、細かいことよりも本質や考え方を理解してもらうことを意識しなくてはなりません。
 たとえば、「リスクとリターン」というテーマがあったとします。金融機関の職員が投資を顧客に勧めるとしたら、その商品に関しての必要説明事項を網羅的にもれなく話す必要があるでしょう。FPのセミナーであれば、「価格変動リスク」とか「信用リスク」とか「流動性リスク」とかを、金融商品に応じて説明するかもしれません。投資に対して何らかの関心がある人が対象ならそれでもよいと思います。

 昨日私が担当したテーマは「リスクとリターンについて中学生に15分で説明する」という内容でした。前日に準備をしてシナリオを考えていました。銀行預金と株式投資を比較しながらリスクとリターンの説明を行うという構想でしたが、始めてみて困ったことになりました。
 リスクとリターンを説明するために預金と株を例として取り上げようと思ったのですが、そのためには株とは何かから始めなければならないからです。それだけでも15分くらい過ぎてしまいます。結局だいぶ説明を省いてしまったわけですが、演習終了後の講評で、中学生が対象であり時間が15分という条件で株を例として取り上げたことに問題があった、と指摘されました。

 確かにあとから思えば、金融商品を例に取らずとも「リスクとリターン」の関係について説明を行うことは可能だったかもしれないと思いました。たとえば、受験校の選び方とか、「急がば回れ」「虎穴にいらずんば虎児を得ず」などの諺とかの例がよかったかもしれません。
 とにかく、視点を受講者と同じところに設定することの重要性を感じました。

 金融知力ということに限らず、さまざまなセミナーを行う上でも、いろいろと参考となる体験がありました。わざわざ神戸まで行って講習に参加しましたので、これをどう活かすのか早速考えたいと思います。