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【人生とお金について考える】 マネーじゅく@静岡

静岡のファイナンシャルプランナー山川正人の非公式ブログ。金銭教育からライフプランニングまで徒然に書き散らします。

テレビ静岡「教育を考える」で特集されました。

2005-05-11 23:27:43 | 児童館
 先週放送延期となっていた、豊田児童館でのワークショップの様子が本日放送されました。思ったよりも長く、約5分間の放送でした。

 構成もとてもしっかりしていて、私がお伝えしていただきたかったことが、5分間の間にとてもうまく盛り込まれていました。とても感動しています。

 当日取材してくださった、橋本様をはじめとするスタッフの皆さんにこの場を借りて感謝申し上げます。

 ワークショップの最中や終わった後の、お子さんや保護者の方へのインタビューも、今日初めてみましたのでとても参考になりました。

 若干の補足をさせていただきますと、放送の中で紹介されていたお小遣いの目安「100円かける学年」というのは、特に推奨するということではありません。あくまでも、基準に迷う場合の目安として一般に利用されているということで、実際には「文具等」の必要なお金、「お菓子、ジュース等」のお楽しみ費を基本に、お子さんの管理能力をみながら、貯金も含めた余裕費を上乗せするのがよいと思います。

 訓練としてのこづかいですから、ある程度工夫の余地がある「使いで」のある金額が望ましいと思います。ただ、はじめから適切な金額がピタリと決まるわけではないので、先ほどの学年を基準とした金額に文具費を上乗せして徐々に増やしていくというのがよいと思います。
 このあたりは試行錯誤とならざるを得ません。

 むしろ金額よりもこづかいをあげるサイクルの方に注意を払ってはどうでしょうか。まずは1週間単位、それを2週間、1ヶ月と延ばしていく。なかには年俸制のご家庭もあるようですが、これはなかなか大変だと思います。

 こづかい帳をきちんとつけないと、次のこづかいは渡さないというルール作りもよいと思います。あたり前にこづかいがもらえるわけではない、ルールを守るという義務を果たさなくてはならないことを教えるのは重要と思います。
 このルールを親子で話し合い、双方納得できるものにしておけば、約束の重みを子供たちは理解できると思います。

 まだまだ書き足りませんが、今後いろいろな場でお話しする機会があれば、そういう中で提案をしていきたいと思います。

追伸 5月1日の豊田児童館に参加した子供たちの感想文をお送りください。どんなことを感じたのかぜひ聞きたいです。FAXでもメールでも構いません。お子さんの自筆でなくても、保護者の方の代筆でも構いませんので、ぜひお送りください。今後の参考になりますし、何より励みになります。送り先は次のとおりです。

 FAX 054-221-5632
 メール mas706@goo.jp

 よろしくお願いします。

テレビ放送日の変更について

2005-05-06 09:25:29 | 児童館
 先日、豊田児童館のワークショップの様子をテレビ静岡さんに取材していただきましたが、当初放送予定日の5月4日の前日に、県警のヘリコプター墜落事故が起きたため放送延期となっていました。

 今日、取材をしていただいた記者さんから、変更された放送予定日をご連絡をいただきました。現在のところ、放送予定日は5月11日(水)で、時間は18:15分からの県内ニュースの中でということです。

 私はビデオ予約をすることにします。みなさんもお楽しみに!

豊田児童館ワークショップ、大成功!

2005-05-01 22:56:55 | 児童館
 今日、静岡市の豊田児童館でワークショップを行いました。

 とても素晴らしいワークショップだったと思います。児童館、ボランティアスタッフ、参加者の皆さんが一体となって、本当によいワークショップが行えたと思います。

 子どもたちの集中力が素晴らしかったです。ゲームの説明などを行っているときも私の話をよく聞いてくれましたし、何より最初の約束どおりみんな一生懸命自分で考え、自分で決断をしていました。ゲーム中、子どもたちが本当にいい表情をしていたのが嬉しかったです。

 保護者の皆さんも関わり方も素晴らしかったです。指図したい気持ちをグッとこらえて、子どもたちの選択を引き出していらっしゃったと思います。

 そして、児童館の職員の皆さん、ボランティアスタッフの皆さん、本当にありがとうございました。今日の成功は、皆さんのご協力に負うところが多いです。感謝の意をこめて、皆さんの写真を紹介させていただきます。

 今日は、テレビ静岡さんの取材がありました。ゲーム開始から終了時まで長い時間、ありがとうございました。ゲーム会の様子の撮影や、子どもたちや保護者の皆さんへのインタビューなどをしていただきました。私もお話をさせていただくことができ、大変ありがたく思っています。

 放送は、5月4日(水)、18時15分からの県内ニュースの中で、3分くらいの特集として取り上げていただけるそうです。ぜひ、ご覧ください。

豊田児童館

2005-04-29 22:47:50 | 児童館
 5月1日は静岡市の豊田児童館でのワークショップです。今日は、午前から児童館にお邪魔して準備を行いました。
 連休の初日ですが、いつもよりも来館する子どもが多かったそうです。私もびっくりしました。

 計算シートや冊子などを印刷し、ポストイットや鉛筆などの準備も行いました。2時間くらいで終わらせるつもりでしたが、担当のHさんといろいろ話していたら同学年であることがわかり、世間話や子どもの話などで盛り上がり、結局4時まで居座ってしまいました。

 Hさんは、3月のワークショップに偵察を兼ねて現在小学校5年生の娘さんと参加してくださいました。その時に30分ほどのミニ・セミナーを行ったのですが、早速ご家庭で実践をしてくださっとそうです。

 その対象は、今年高校に入学した上のお子さんで、高校入学を機に通帳と印鑑・カードを渡し、「家の家計を見直したところ、キミに渡せるお金は毎月○○円ということになりました。これからは、この中から携帯電話の通話代や洋服代、その他必要なお金をまかなってください。」と通告したそうです。それまでは定額の小遣いは渡していなかったそうです。

 すると、今までお金にわりとルーズな面もあったお子さんが、「携帯は一番安いプランに変更して」「毎日弁当をお願いします、コンビニで買ったらやっていけないので」「おじいちゃんからもらった小遣いを通帳に入金した、持っていると使ってしまうので」など、早速変化が現れたと言うのです。

 何かとてもうれしく感じました。

 このお子さんに変化が現れたということも嬉しいのですが、私の話を聞いてそれを行動に移してくださったということが嬉しいです。

 実際には各ご家庭ごとに事情は違いますので、私が何かを話したからといってそれをそのまま実行してもうまくいかないこともあると思います。しかし、これをきっかけとして、ご自身のご家庭で話し合ったり、考えたりして、その家に合った方法でなんらかのアクションを起こしていただければ、きっと何かが前向きに変わってくるのではないでしょうか。

 家庭での金銭教育のきっかけを掴んでただくための私なりのメッセージを伝えていきたいと思います。