【人生とお金について考える】 マネーじゅく@静岡

静岡のファイナンシャルプランナー山川正人の非公式ブログ。金銭教育からライフプランニングまで徒然に書き散らします。

50代からのセカンドライフ準備講座

2008-02-28 12:12:02 | セカンドライフ
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 【静岡ライフプラン設計相談室】  http://aimew.jp/mas706fp/

ヤマカワです。
私は、特定の金融機関に所属せず独立した立場から、顧客に対して中立公正な金融サービスを提供する独立系FPオフィス「静岡ライフプラン設計相談室」の代表でもあります。

日頃は、保険見直しや、住宅ローン、資産運用設計(教育資金や老後生活資金)などの相談を受けています。生活の中のお金のあり方を見直すことによって、1000万円単位で生涯家計収支を改善できることも多々あります。セミナーで話を聞いて終わらせてしまうのではなく、それを実践することが重要なのだと感じる今日この頃です。
前置きはこれくらいにして、今日はセミナーのご案内です。

昨年の夏から、社会保険労務士の石原とも子さんと一緒に、「セカンドライフ準備講座」を行ってきました。これまでに公民館や、静岡市協働パイロット事業に参加しているNPOなどの主催で開催をしてきました。回を重ねるごとに内容がどんどん充実してきます。
そして今度は、3月9日(日)静岡県教育会館(静岡市葵区)にて「50代からのセカンドライフ準備講座」と題して、自主企画として開催します。

本講座では、主に年金生活が視野に入って来始めた50代の方を対象に、年金の専門家である社会保険労務士が年金の基礎知識を、そして資産運用の専門家であるファイナンシャルプランナーが老後生活設計や資金準備などについてわかりやすくお話します。
消えた年金問題等で公的年金に対する不安が高まる中、多くの方が漠然と不安を感じているのですが、しっかりした知識を持つことで、不安を解消し前向きに対策を立てようというように気持ちを変えていくことができます。
聞くだけの講義形式ではなく、年金チャレンジシートや、セカンドライフの夢シート、24時間時計、ライフイベント表、老後生活の必要額計算シートなど、たくさんの書き込みワークを行う参加型のセミナーです。たぶん眠たくなる暇がないと思います。(^^)
また、講座終了後には、講師を囲んでの座談会もあり、気軽に質問などもできるように配慮してあります。

このブログの読者層とマッチしているかわかりませんが、例えば親類や知人などに当てはまりそうな方がいれば、ぜひ紹介してあげてください。後から感謝されること請け合いです。詳しくは下記をご覧下さい。

 題 名:50代からのセカンドライフ準備講座
 日 時:2008年3月9日(日)、13:00~15:00
     ※終了後、1時間程度の座談会を予定
 場 所:静岡県教育会館(静岡市葵区駿府町1-12)
 内 容:①もっと知りたい年金の話(石原社労士担当)
     ②セカンドライフ設計入門(山川FP担当)
     ③座談会
 講 師:ファイナンシャルプランナー 山川正人
     社会保険労務士 石原とも子
 定 員:20名。(先着順)
 参加費:1,000円(会場費および資料代)
     夫婦で参加の場合も2人で1,000円
 応 募:要事前申し込み。
     静岡ライフプラン設計相談室山川宛、電話かファックスで。
     その際、住所、氏名、電話番号を明記のこと。
     電話 054-221-5632、ファックス 054-374-0095

リビング静岡の2月23日号に広告を載せました。大人の休日という特集と合わせてリンク先をお読み下さい。
 ▼リビング静岡2月23日号
  大人の休日  http://www.s-liv.com/kiji/simen/080223/p07.pdf
  広告絵掲載面 http://www.s-liv.com/kiji/simen/080223/p09.pdf

4月には「子育て家庭の家計改善講座」をやりたいと思っています。会場が確保できましたらあらためて告知します。

静岡市立西奈南小学校

2008-02-19 11:10:48 | マネーじゅく
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 【静岡ライフプラン設計相談室】  http://aimew.jp/mas706fp/

ヤマカワです。

2月16日(土)、静岡市立西奈南小学校の成人教育委員会の依頼により、こづかいゲームのワークショップを行いました。参加人数は、子どもが28名。保護者、先生などがほぼ同人数くらいでした。

場所は、校舎の4階にある実習室(?)を使い、全部で7チームに組分けしました。各テーブルのプレイヤー数ですが各チーム4名となりました。

いつもの通りにワークショップを進めていきましたが、今回は1つのテーマを自分自身に設定していました。それは、可能な限り保護者の皆さんにメッセージを送るということ。
これまでは、子どもへメッセージを送ることを主眼に置いていました。もちろん今回も子どもたちののコミュニケーションを疎かにはしていません。ただ、家庭で金銭教育を進めていく上でキーマンになるのは保護者、ほとんどの場合母親です。
母親がその気になってくれれば、一時だけの体験で終わらせず家庭で続けていってもらえるはず、という思いでそのキーマンへの発信とコミュニケーションを意識的に多くすることを心がけました。
まだまだ十分できたと言えるかわかりませんが、今後のワークショップでも意識して気をつけていきたいと思います。

さて、そろそろPTAも新学期への準備が始まる頃ですね。
今年も静岡市内の幼稚園・小学校などへのダイレクトメールを送る準備を始めます。
家庭教育学級などの勉強会のニーズに応えられるような講演や講座のテーマを紹介する予定です。発送は4月上旬あたりにするつもりですが、もし早めに知りたいということでしたら、静岡ライフプラン設計相談室、山川宛てにご連絡下さい。電話番号等は、このサイトの左下のプロフィール欄になりますが、静岡版、焼津・藤枝版のタウンページにも乗っていますので探してみてください。ちなみに、職業区分は「ファイナンシャルプランナー」です。ヨロシク!


大井川中学校(2)

2008-02-08 13:47:58 | 地域活動
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 【静岡ライフプラン設計相談室】  http://aimew.jp/mas706fp/

ヤマカワです。

先週、静岡県大井川町で、大井川中学校の1年生と保護者に講演をしてきました。集団風邪で大勢欠席していたそうですが、それでも300人近くの人数になっていたそうです。

タイトルは「中学生のためのマネー学入門」。
思春期子育て講座という町の企画の一環なのですが、前回は空手8段の達人が人生について話をしたそうです。

今回はいつもの小学生ではなく、中学生が対象。
大人への入り口に立つ世代ですから、こづかいのやりくりだけでなく、ライフプランや家計などについても触れたいと思っていました。

あまり小難しい話をしてもなんだなあということで、ライフプランについてはイチローの作文を引き合いにして、夢といっても種類があるんじゃないかという話をしました。実現不可能な夢=夢想、実現できる可能性はあるが何も行動していない夢=憧れ、実現のために具体的な計画を立て始めた夢=目標、とか。
イチローの作文は、小学6年生のときに書いたものなのに、とても具体的で確信に溢れています。同じレベルで考えることはなかなか難しいけれど、夢を実現するためには、計画を持ち、一歩一歩着実に進んでいくことが大事ということを話しました。

それから、子どもが22歳に成長するまでに親が負担する金額がいくらか。
ある調査によると養育費と学費を合わせると3千万円近くになるという統計があります。この数字を紹介しましたら、さすがに「ええ~っ」というどよめきが起こりました。それでそうですよね、そんな多額のお金を親が自分に投資しているなんて普通は知りません。

そして、家計のバランスシートの構造についても触れました。といっても簡単な図解を使っての説明です。
基本構造は、まず保護者の収入があり、その一方に生活に必要な支出があって、その差額が使途を選択できるお金。プラスなら、一部は消費され一部は貯蓄される。マイナスなら貯蓄を取り崩す、というような話です。
また生徒たちがもらっているこづかいはいったいどこから来るのか? 答えは、使途を選択できるお金からです。つまり、子どもにこづかいをあげるということは、親から見ると他にもあるいくつかの選択肢をあきらめていることになるということ。経済学で言う機会費用に通じる話です。
家計とこづかいのつながり、労働や稼ぐということについても理解を深めて欲しいと思いました。

講演内容を考えているとき、ちょっと中学1年生には難しいかなあと思い、話の全てがわからなくても仕方がない、一部でも伝わればという思いでいましたが、届けられた感想文を見ると思った以上に多くの子が理解してくれたと思います。
今感想文のまとめをしています。伝えたかったことにどんな感想が返ってきたか、全体の何人くらいの比率かなどをまとめたいと思います。

・夢を持っていて、目標を設定しようと思った子
・夢はまだわからないけど、1年後など近い将来の目標を持とうと思った子
・親への感謝を書いた子
・将来稼いだお金で親に恩返ししたいと書いた子
・こづかいの使い方を考え直した子

などなど、パーセンテージも出してみたいです。
今回は、保護者と先生方の感想はなかったのですが、まとめて結果を送る時に感想を求めたいと思っています。
今回の講演、やってみて本当によかったと思っています。