山桃果

わくらばにふる花の香もありぬべきすずろ身にしむひなのわび風 (山桃)

千日の来し方みてはゆくすゑのさらさらながるるかはのみづかな

2010年11月29日 | 小さくても大地、そして自然

 

パックを飼って以来、いろいろの疑問に

自分なりの対応や覚悟をつけられるようになりました。

パックも、この環境になれ、

どのような状況で、どこまで行くか

どの草木をどのくらい食べられるか

わたしにくっついて歩くと、おいしいものが食べられる確率が高いことなど

いろいろ3年間、学んだと思います。

わたしも、パックの習性は学びましたが・・・・・・

ヤギについてはいまだにサッパリわからないので、

なんとも言えませんが。

 

パックの好きなもの、きらいなもの、

状況により変化する嗜好、

柵の中ならだいたい安心していることとか、

なんとなく感じ取れます。

そして今は生命として安定している時期と思います。

病老死はいつか来るとしても。

 

1日に1度は外をノーリードで(私の姿を時々確かめながら)歩き回って、

好きなものを食べ歩くのが好きなようです。

そして、小屋に運んでくれる草を食べながら、ひとりの夜を過ごします。

 

外に草があれば草を

木を切ってもらえれば、枝の葉を

落葉樹も草もなくなれば、干し草と樫を

穀物も野菜も他の飼料もなく

ひたすら環境が生みだす草木で生きています。

冬は乾燥チモシーを買えば楽ですが

竹笹と樫などの常緑樹をメインにしていこうと思います。

常緑樹は下痢をするとか言われますが、

樫については大量に食べることはなく、下痢をしたこともないので

パックにまかせて様子をみています。

痩せてしまうようなら、新たにチモシーを買うかもしれません。

いずれにしても、冬も毎日パックと一緒に

食べられる木や草を捜して歩くつもりです。

草枯れの12月が近付くにつれ、

今まで見向きもしなかった青草を口にすることもあります。

生ゴミを植えたあとに生えてきたジャガイモの葉(たぶん毒?)も食べ出しました。

タチアオイの青い葉も食べます。

もっと寒くなれば、泣く泣くサカキも食べるかもしれません。

 

さて、ながい前置きのあと・・・・・

ブログをはじめて1000日たちましたが、しばらく?お休みします。

パックとの関係が安定期に入り、

わたし自身にもう少し気を使いたいと思います。

 

最後に、環境内の草木の毒性について言えば、

一口であの世に逝く猛毒(そんなのあるか? )とかは論外として、

微妙な問題なので、

親友の山羊さんともよく相談して、決めていただきたいと思います。

 

ps.  さみなしにあはれカメラの破(や)れズーム松にふけども見えぬ木枯らし