山桃果

わくらばにふる花の香もありぬべきすずろ身にしむひなのわび風 (山桃)

客土

2008年05月30日 | 小さくても大地、そして自然
お隣の運送会社が山の赤土・黒土を下さるそうです。開墾地の山際へ積んで貰うことにしました。らっきー! インカのめざめが下敷きになりそう。藪の中にかたまって生えてるジャガイモなんて、気づかないよなあ。今のところダンプ6杯・・・・
ツルハシ開墾はもう必要なくなったかな?
 客土がすんだら敷地の周囲を石組みで囲う予定です。ヤギ用の柵も手当てするつもりです。

ウリハムシについて調べてみました。

2008年05月30日 | 小さくても大地、そして自然
*ウリハムシの生態
 一般的に年1回の発生。
 冬は、枯れ草の下や、石垣の隙間で越冬。
 平均気温が17℃前後になる4月下旬~5月上旬に出現。
 ウリ類の葉を1円硬貨大に輪状に食害する。
 産卵は6月下旬頃より、ウリ類の根元に近い地面に産み付ける。
 幼虫は、10~20日で卵からかえり、ウリ類の根元の根を突き刺すように食害し枯らしてしまう。
 新成虫の羽化は7月下旬頃から始まり、8月上中旬が最も多くなる。
 秋の平均気温15~16℃になる10月中旬ごろから越冬に入る。

駆除するには
 成虫よりも幼虫の被害が大きいことから、越冬から出現した成虫の駆除を徹底する。
 まずは、成虫の捕殺。面白いことに敵の弱点は寒さに弱いことです。日中の暑いときは、人が近づくだけで飛び立ち、逃げ足が速いが、朝方の涼しい時は動きが鈍く捕殺のチャンスです。
 捕殺が追いつかなくなったら、ディプテレックス乳剤またはマラソン乳剤を散布する。
 また、農薬を使用しない方法は、成虫が根元に卵を産みつけないようにビニールやアルミ蒸着したフィルムなどでマルチングする方法もあるそうです。

以上ですが、ディプテレックス粉剤を買ってきました。これを二重ガーゼでくるみ、ポンポンと葉にまぶそうと思います。

ほっこり姫

2008年05月27日 | 小さくても大地、そして自然
 先駆けのほっこり姫3株、ウリハムシの急襲でレース状になり、再起が危ぶまれます。ポットの2株は順調に育っているので、このままポットで育てます。さらに残った種も明日蒔く予定で、ただいま水浴中。
 敵をあまく見ましたね。虫除けネットの必要がありそうです。さらに地中に幼虫がいる可能性もあり、ダイアジノン粒剤を土中混入したほうがいいでしょうか。近くのホームセンターで売ってればいいのですが・・・・・

ウリハムシ見参

2008年05月26日 | 小さくても大地、そして自然
 開墾畑のほっこり姫(かぼちゃ)に大穴があいて、顔色もすぐれません。黄味がかったブツブツが出ています。3つのうちの1つの株の根元の土が濡れたような色を呈してます。よく見ると、虫の糞のような細粒の山です。葉に赤茶色の7~8ミリほどの虫が止まっていたので、ゴム手袋の指をのばして、つまもうとしました。意外に身軽な動きで飛び去りましたが、つづいて茎や根元から同族が飛び立って、いっせいに逃げ去りました。
 あれよあれよと・・・・・わたしとウリハムシのファーストコンタクトです。

ポットの苗

2008年05月24日 | 小さくても大地、そして自然
 今日は最後のマクワ金太郎の種を蒔きました。開墾畑の金太郎は虫に食われて消滅しそうですが、西のミニ畑の4株はなんの覆いもないのに、虫の害は被っておりません。しかし大きくなりませんな。順調なのはポットの第2陣で、色つやよく成長してます。いつまでもポットで育てたくなりました。
 開墾畑には野生の風が吹き荒れています。

イタドリ

2008年05月23日 | ヤギ
 
うちのヤギはイタドリが大好きです。今日も外の路肩から大きく道路にはみだしてるイタドリをみつけました。鎌で刈って両手でかかえきれないほどかかえ、さらに地面を引きずって帰ってきました。敷地の中でパックが喉を鳴らしています。ゴクリ! ひきずっているイタドリのあとをハムハムしながらついてきます。走れば走り、イタドリを踏んづけながら追い掛けて来ます。ヤギ小屋の屋根の上に乗せたら、足場をみつけて屋根の上に上がってしまいました。その重さ、屋根が壊れるじゃないか☆ お仕事ならもうがむしゃらです。

ときどき木こり

2008年05月21日 | 小さくても大地、そして自然
 今日は木こりと山道づくりです。
電線にかかるサカキやアラカシを切りました。ヤマザクラを隠すカシも切ります。
かかり木になっているので、周辺の高枝も伐採します。女一人で心細いかぎりですが、そんなことは気振りもみせず、勇気と度胸の鍛錬場です。チェーンソウが欲しいところですが、手ノコで延々とひきます。つい川柳?を詠んでしまいました。

 木を伐ると、倒れる方向にヤギがいる (あぶないだろっ☆)

木が倒れるときは、荘厳・緊張・恐れの風が吹いてきます。ミリミリミリと恐怖の声をあげ、ザザザザと葉をこすり、ドスーンとバウンドします。少し明るくなります。しばし放置して乾かしてから下ろし、焼くことになります。倒木を利用できるといいのですが。

 道つくりのササ刈りは冬の間にすませていたのですが、暖かくなって柔らかい新芽が次々と伸びてきました。ここでもう一度切らないと栄養を貯え、勢力を取り戻すそうです。また3年は刈り続けないと根絶できないそうです。
一輪車を押して開墾地へ登る山道が欲しいのです。

 それにしてもくたびれたわ~~              

雨あがりの開墾地

2008年05月20日 | 小さくても大地、そして自然
 
 パックの朝ごはんもかねて見回りに行ってきました。
 
 写真は開拓地下斜面からの眺めです

台所で発芽してたジャガイモ=花が咲きそうです。
インカのめざめ=つぼみが出てます。
里芋=全然!
枝豆=パックにくわれた苗も新たに幼葉を出し、無事な苗も元気です。
日陰のサツマイモ=きれいです。
日向のサツマイモ=半数くんにゃりしてます。
ほっこり姫=よしよし
スイートコーン=う~~~ん、いまいち。
マクワの金太郎=虫にくわれて、成長がとまってる。
赤紫蘇・青紫蘇=それなりに。
キクイモ=音沙汰なし。
ネギ=寝てます。

人間さま=もうかゆい虫がいっぱいたかってきます。長袖・手袋・帽子・長靴だけではダメです。首にはタオルを巻き、腕カバーも必要だし、耳から頬をおおう農作業用の帽子でないと非常に不愉快です。

種まき

2008年05月18日 | 小さくても大地、そして自然
 植え場所の開拓に苦しむことがわかっていながら、どうにもやめられません。
ラディッシュと小松菜は西の畑へ直まきしました。マクワ予定地のはじっこに!
ニラも、第2陣のトウモロコシと枝豆も発芽しました。ツルムラサキとモロヘイヤ、第3陣のとうもろこし、枝豆はポットまきしました。ダイコン、アシタバも待ってます。でも、その前に枝豆がまだまだたくさん残ってます。
 畑のある人がうらやましい! 畑もないのに種をまくのは無謀でした。
明日も開墾できるかなあ?

パック

2008年05月17日 | ヤギ
 
パックはもうじき1歳の去勢オスのヤギです。
声変わりでしょうか? 最近高音が出ないようです。むやみにビブラートをきかせたムメェェェェェ~~~という、なさけなくも派手やかな鳴き声を響かせなくなりました。控えめにンメ?っと鳴いてます。
 裏の広場の物干し場周辺がお気に入りの場所で、ここで洗濯物をいたぶるのも好きなようです。これぐらいなら私も怒らないのですが、生命がかかってるときは別です。
 今日ビニール袋をハミハミしてるときは怒りました。するとパックはハミハミしながら逃げ回りました。わたしも追いかけ回し、そこらの箒やら若竹やら棒きれやら投げつけて本気モードになりました。パックの口から垂れ下がったビニールがどんどん短くなり、とうとう全部口の中に入ってしまいました。まだモグモグしながら逃げ回ってます。パックは死ぬと思いました。全部口に納めてしまって安心したのか、逃げ足が遅くなり、わたしはパックの背中の毛をつかむことができました。ここで逃がすわけにはいかないと、逃げようとするヤギの毛を必死で離さず、首輪に手をかけました。それから鼻をふさいで、口をこじあけ、手を突っ込んで喉の奥をさぐりました。ビニールのはしっこをつかめました。ジュルジュルジュルと緑の汁のついたビニール袋を、おお!、引きずり出せました。バカバカバカと鼻を平手でなぐりました。一瞬、鼻をつねってやろうかと思いましたが、これはやめました。 ビニール袋を置きっぱなしにしたわたしが悪いのは、自明のことです。
 パックが懲りてくれればいいのですが、食べることに関してヤギはガンコですからね。

教訓:自由に遊ばせるときでも、危険回避のため必ずリードをつけておくこと!

マムシとの遭遇

2008年05月13日 | 小さくても大地、そして自然
 先日はじめてマムシに遭遇しました。外回りの石垣の下に溜まった土と枯葉を一輪車にかき集め、開墾地へ運んで堆肥の山を築いていたところ、マムシの子(大きいミミズのようだが、しっかりマムシ模様が!)も運び込んでしまいました。初マムシだと、しっかり目に焼き付け、棒を取ってる間に失せにけり。ショックでした。自らマムシ侵入を犯してしまったとは! インカのめざめのそばです。以降は草むらや倒木や石積みなど歩くときは用心してます。
 そして、今日も、40cmはあるマムシの日向ぼっこ中にお邪魔してしまいました。20cmの距離で地味に渦巻きになってました。動かないのでマムシの抜け殻か?と見ているとするするとほどけて、埋もれた棄てゴミ看板の下に入ってしまいました。
 これからは覚悟して、身支度万全に、常に三角ホーを持ち、どしんどしん歩き、石垣の穴を塞ぎ、ゴミを片づけ、エサのネズミやカエルを増やさないよう、ヘビも増やさないようにしたいです。ポイズンリムーバーやヘビとり棒も購入を考えてます。 憂鬱です。恐ろしいです。パックが心配です!

シモン1号

2008年05月12日 | 小さくても大地、そして自然
サツマイモの苗です。微量要素のほとんどを網羅して、薬効ありとのこと。どんなものか好奇心で福井の種屋さんに注文しました。植え場所がみつからず、仮植えしておりましたが、本日無事に半分ほど植えました。土質は粘土質の赤土が混ざっているので、芝の目土を混ぜました。明日残り半分の植え場所をさがします。日当たりのいい所は石だらけでガチガチ、柔らかい山土の場所は日陰でササだらけ・・・・・
スコップひきずって、大地をパッチワーク!

西のミニ畑

2008年05月11日 | 小さくても大地、そして自然
 ポットのカボチャの種が発芽しました。ほっこり姫という、手乗りサイズの小さなカボチャのはずです。がっしりした双葉です。西のミニ畑にカボチャの植え穴を掘りました。1m四方ぐらい。ここは里芋を埋めた場所に較べたら天国のような土です。石灰をまくだけで、無肥料でいきます。去年このあたりに生ゴミを埋めておきましたから・・・・・ おかげでひとりでにジャガイモが育っています。マクワウリの植え場所がなくなるので、大きいのを引っこ抜きましたら、可愛い芋がなってました。去年の紫蘇のこぼれ種で、青紫蘇、赤紫蘇がびっしり生えてます。スペアミントもパセリもラディッシュも小松菜もネギも、ジャガイモと一緒に、ごちゃごちゃでたらめに育ってます。農家の方が見たら大笑いされるでしょう。 小さい場所ですが、見本市のようです。
 

ヤマコウバシ同定

2008年05月09日 | 小さくても大地、そして自然

 明日から雨の予報なので、パックのごはんを採り貯めておこうと、ムクノキ剪定。さらに雑木林でタケノコとヒサカキ伐採。まちがえて切った枝はたしか・・・・冬の間ずっと枯葉が落ちなかったあいつじゃないでしょか? ネットで調べてヤマコウバシの新葉を同定しました。パックがよろこんで食べるのは新葉だからか? それともヤマコウバシが好きなのか? たぶん山の中に1本しかないと思うので、ヤギごはんにならないよう大事に保護します。

おお、コンフリーだったわ

2008年05月08日 | 小さくても大地、そして自然

 冬も青々と大きな葉っぱで乗りきり、春になったらぐんぐん株が育っていった謎の植物。パックが青草の少ない冬は口にし、春には見向きもしない野菜のような草。野草図鑑で調べても、野菜のカタログを捜してもみつからない。4月になると薄紫の釣り鐘状の花をたくさんつけ、大きな葉は、まずそうに毛がはえて、毒草じゃないかと疑っていたあの植物が、とうとうわかりました。薬草のページに同じ花がありました。コンフリーですっ! 一時は薬効ありとブームにもなりましたが、厚生労働省のHPでも、摂取しないようにとあります。肝臓に障害をおこすとのこと。私はヤギに教えて貰って食べられる草を判別してまいす。 例はヤマウドとオオバギボウシ(コバイケイソウと間違えやすいそうです。)
 こらっ! いま喰ったのはヨウシュヤマゴボウの幼植物じゃないか??!!!