山桃果

わくらばにふる花の香もありぬべきすずろ身にしむひなのわび風 (山桃)

虫が出てきました

2009年02月28日 | 小さくても大地、そして自然
暖かい日差しに、小さな飛ぶ虫たちが、ふわふわ出てきました。
どこから出てくるのか?
はじめは枯れ草の下かと思い、枯れ草を刈り、落ち葉は掃きました。
しかし、どうやら、濡れた地面から出て来るようです。
パスツールに逆らって、地面からわいて出るというのが、実感です。
小さいし、色も黒っぽく、濡れた地面と区別がつきません。
白いヤギにたかってくるので、
パック・ざ・ヤギも洗濯物と一緒に、虫干しです。



手ぐしで毛をすいてやりました。 もこもこの冬毛です。 尻皮にいかが?



おとなのヤギさんは、犬と違って、概してベタベタいじられるのは好かないようです。
パック・ざ・ヤギも、とくに、逆毛方向に毛をなでられると、いやがります。
しかし、今日は為すがまま。 カユイのか? 変態ヒトの嗜好に慣れたのか?
いずれにしても、この毛で、寒い冬も屋外で過ごせるのです。
寒さがつくる柔らかく暖かく美しい上等の毛です。

スノコ

2009年02月26日 | 小さくても大地、そして自然
午後からのお天気回復で、188円の板に防腐剤を塗り、
スノコをつくりました。
余り物ばかりだったので、板が1枚分足りませんが。
ヤギ糞の大きさを考慮して、隙間は市販のものより大きめです。




裏面を釘打ちしてから、表を止めますが、
目分量で、自分勝手なやり方・・・・・これでいいんでしょうかね?
長靴で踏みつけて、トントンするのは、気持ちがいいものです。



あと1枚板を買ってきて、完成させるつもりですが、
フェンス内で、ただ地面に置いただけでは、
パック・ざ・ヤギは気に入らないようです。

さて?

今日も雨

2009年02月25日 | 小さくても大地、そして自然
だったのですが、夕方にはやんだので、
西の畑で立ち枯れて、バリバリになってるシソを、





片づけることにしました。
開墾地にばらまいて、勝手に生えてもらおうという魂胆です。
途中に植わってる根深ネギは、 ”パック・ざ・ネギ”  が
そしらぬ顔で、食いちぎっていきました。
もう2本しか残っていません。



 
シソをバッグに入れて、山道を登りましたが、
土も付いていて、けっこう重いので途中でひとやすみ。
枯れていてもシソはいい香りがします。




いつまでやすんでんだ、さっ、いくぞっ



働き者です。

雨の日のごはん

2009年02月24日 | ヤギ
ちもしーのしたに、にんじんときゃべつとだいこんがあったはず・・・・・




なれたら、ちもしーも、けっこういけるじゃん




やけにたくさん、くれたけど、きょうはずっとおうちかな?




あめのひはたいくつ、たべるいがい、することないもんね




きょうは、へいおーつ、ないのね、ざんねん




はしやすめに、ひさかき・・・・やっぱうめえぇぇ



ネットの思わぬ手間

2009年02月22日 | ヤギ
軽くて扱いやすいネットですが、一番はじめに心配した点は
ヤギが食べて★@しまうことです。
ヤギの柵にアニマルネットは見たことがない理由の一つかもしれません。
もっとも、ふにゃとした弱そうなイメージなんかもあるでしょうね。
しかし、柔よく剛を制す・・・・・・・・・・かな?

現状では一度も食べそうなそぶりはありませんが、
アニマルフェンスのように密な網では、ベロも入らず、歯もたたず、
ピンと張るなら、齧りにくそうです。
網目が大きいものだったら、齧れそうですが(泣)。
齧って食べそうなら、針金に替えるかもしれません(弱気)。

パック・ざ・ヤギは、柔らかいネットを押せば通れると思ったようです。
下を固定してなかった建築中は、ひらひらと蚊帳のようでしたから。
しかし、ペグ止めはかなりがんばって、ネットをまるくたわませながらも、
パック・ざ・ヤギの顔押しや頭押しや腹押しに耐え、
”通り抜け禁止だよ~ん!” の栄光を勝ち取りました。

この事態に、さすがのパック・ざ・ヤギもしばし沈思黙考し




しかるのち、わたしが一番恐れていた行動をとりました。



やわな柱をプックリお腹でじんわりこすりながら歩くのです。 あちゃ

なんというカシコい奴だ、このフェンスの弱点を見切ったとは。
いつの日か柱が摩耗して・・・・・・じゃなくて
押されて傾いて・・・・・・・・



そして、わたしは、大崩壊の予感に脅えながらも、

せっせと手間のかかるネットのピン張り作業を続けます。



いっそのこと、柱のないネットってどーよ? ・・・・・・・

写真で撮れなかったもの

2009年02月21日 | 小さくても大地、そして自然
つがいの日本キジ
 今日も酔ったか真っ赤な顔のオスはタッタカタと走って
お隣の枯れクズの斜面へ逃げ込みました。
数瞬おいて、地味な茶色の丸々したメスがバサバサと2mほど跳び上がって、
低空飛行でオスのあとを追いかけました。
男が真っ先に逃げちゃう、倦怠期夫婦か?
男がおとりになって敵をひきつける、身を捨ててこそ戦法か?

つがいのトンビ
 2羽でくるくる旋回してます。
ピーヒョロロと鳴いているので、たしかにトンビでしょう。
暖かい日差しの中で、楽しいカップリングのような気もしますが、
鯉の池の斜め上なので、品定めにやってきたような気もします。
トンビは恋か?  鯉か?

自転車と並走するヤギ
 一度は撮りたいのですが、
自転車も、ケータイカメラもへたっぴのわたしでは
走りながらパチッとはいかないのです。
残念ですが想像して下さい


ヒトとヤギの格闘だって、肝心なところが抜けてます。


いっちょ可愛がっちゃる.......... かわいいコームを・・・・・




じゃ、なくて  おうりゃあ!




やったなあ




      ・・・・・・・・・・


みたか、いまのとびわざ




       ・・・・・・・・・・・


これならどーだあ まいったろー





・・・・・・・・・・・

晩ごはんだよ

2009年02月20日 | ヤギ
しゃしんとってる! ぼくはくいしんぼうじゃありませんよ!!




どおしよおかな? さきにいってまってようかな?




ちょっといそぎすぎたみたい。 まだこない




もお、おそいんだからあ




はやくっ♪ はやくぅ♪~




わっ、りんごのにおいがするうぅ☆◎


ヤギの柵

2009年02月18日 | ヤギ
ヤギを飼う人は、みな、どんな柵にしようか考えると思います、
一番大事なのは丈夫で、ヤギが逃げ出せないようなもの。
そうそう電気柵なんてのもありますね。

わたしにとっては、やはり脱柵できないものですが、
作るのが簡単で、簡単に壊せる(移動できる)というのも、大事な点です。
移住とか模様替えの道も残しておきたいです。
重いもの、大きいものは材料を買いに行くにも、組みたてるにも、撤去するにも
おんな一人の人力だと、考えてしまいます。
だから、短い、薄い、軽い、燃やせる・・・・なんてのが(わたしにとって)大事なんです。

さいわいパック・ざ・ヤギはおとなしく、今までも脱柵のそぶりもないし、
むしろ柵の中なら安心できる、こわい外の世界から守られる場所と感じるようです。

しかし、小屋の周りのヤギ柵と、馴染みない場所を囲うフェンスが同じである保証はありません。
フェンス内側は支柱以外には、脚をかけられないよう全部ネットです。
ここを壊すには、ネットを支えるやわな柱を、体重かけるか、頭突きして倒す以外にありません。
ネットによりかかっても柔らかくたわむだけです。裾はピチッとペグどめにしてあります。
それでも、全体はやわな材料の寄せ集めなので、どこが壊れるか、壊されるか
楽しみ??です。 ま、実験ということで・・・・
この結果を、本番の開墾地放牧の柵づくりに活かそうと思います。


外の道路でゴミを拾い




竹林で、細いのを採って、晩ごはんに柵の中へ吊るし




暗くなるまでフェンス入口の支柱に、補強金具をとりつけました。
便利なアイテムですね。



あまりに寒いので

2009年02月17日 | 小さくても大地、そして自然
今日はサークル(フェンスと言うもおこがましい)はお休みします。
寒風のせいか、それとも花粉症にでもなったか?
時々、ハナミズが出るようになりました。


そこで体感温度が10度くらい上の開墾地で、パック・ざ・ヤギのお守り兼
塹壕掘り&埋め戻し作業です。 刈り干しのエノコログサを




塹壕に放り込み、備中鍬で土をかけ




となりを掘って、混ぜ合わせながら、




植え床になるよう盛り上げます。





ここは広くて、草もあるのに、パック・ざ・ヤギは、お仕事しながら
わたしが逃げないよう見張ってます。




やはり、パック・ざ・ヤギの幸せは、物干し場に落っこちているようです。




摘み草とチモシーとヘイオーツを持たせて、早めに小屋へ入れ、

わたしも自分の内仕事にかかります。
博多献上帯は無事仕上がり(生地の硬さに泣かされました)、
母の袖無双の長襦袢を単衣に改作します。
4月までには仕上げたいですね。



袖をとり、単衣袖に作りなおし、脇をほどいて伸ばして縫いなおし、
袖をつけて、裾を全部縫いなおします。

かぢかむ指で

2009年02月16日 | 小さくても大地、そして自然
今日は南西の方向からひどく冷たい強風が吹いて来ました。
ヤギ柵のある斜面をかけあがるときが一番激しいので、気になります。
この一角にあるネットフェンスが一応、見かけだけ、完成したかもしれません。




自信無げなもの言いは、きちっと固定できてない箇所だらけだからです。




ひもでネットを固定し、ペグを打ち込んで下を止める作業をしていましたが、
あまりの強風に頭上の木々から、枯れ枝が落ちてくるわ、
ものは飛んでっちゃうわ、固定してない支柱は傾くわ、
寒さで、手はかぢかむ、ハナミズはでる、口はまわらなくなる、ヤギは遠くで頭つく・・・・・・





作業中断して、コーヒーブレークに帰りました。
仕上げはまた後日ということで。




こんな風の日は紐つき道具でないと困りますが、
無くしたら困る大事な道具にも紐をつけています。
下は穴あけのキリです。




高価なハサミ(ミシン目などの細かい針目を切る)




山の中で無くしてばかりいるノコギリ鎌
ベルクロを柄の端につけて、カバンなどに結び付けますが、
ぶらさげて歩くのは、やはり恐い。
白戸三平のカムイは腰の後ろに差してましたが・・・・・・




一難去って

2009年02月15日 | 小さくても大地、そして自然
昨日、娘がやってきて、
鯉を食べたのは、コイサギ(もといゴイサギ)じゃないと爆弾発言しました。
たぶんアオサギ、大きかったらダイサギだ!
わが背子はいやあれは、プテラノドンだ、ペリカンだ、あとがいやに生臭かった!
と、言うし、コウノトリ?という迷説も出ました。
わたしは直後にネットで調べ回り、
色目の一番似てるコイサギ(もといゴイサギ)だと思ったんですが。
色は胸が白く、羽がブルーグレー、大きさはペリカンよりチョイ小さめ?・・・・しかし、
首が長かった!!  ゴイサギは首が長いというほどではないし、頭の後ろに飾りが・・・・・
自信がなくなってきました。 決定打、ゴイサギは体長58cmほど。アオサギは93cm。
やっぱり、アオサギですね。 悪食の鳥だそうです。
いずれにしても防備ばっちりで、最近は姿を見せません。


娘は空を見上げて、
トンビではない猛禽が飛んでいる・・・・と
言い残して去りました。 次はどんな災厄が???

乞う、ご期待

2009年02月14日 | 小さくても大地、そして自然
昨日は各地で春一番が吹いたそうですが、こちらは兆しもありませんでした。
でも、暖かく、もう春になってしまったようです。
冬用のオーツヘイ(むかって右側コンテナ)も残り少なくなってきました。
外からは見えません。底にポッチリ。





フェンス内にも萌え出る草はなく、ネットの緑色だけが目立ってます。




支柱を立てて、やっと出入り口が確定しました。
あいかわらず余分な鋸ワークがいやなので、おおげさな高さですが。
メッシュパネルの扉はまだ取り付けていません。ただ載せてるだけです。
まだまだ完成には至りません。




支柱が予定位置とは違ったので、フェンスのネットがあと少しのところで
足りなくなったのです。 また買出しに行かねば。
この続きはまた来週!


フェンスの扉

2009年02月12日 | 小さくても大地、そして自然
あきっぽいので、同じものをつくるのがいやです。 と、
いうより、こんなむずかしい??戸! 2度とつくれません(恥)



そこで、まったく違うものを考え、かんがえ、カンガエて。
メッシュパネルにたどりつきました。
見栄えもいいし(強調)、軽いし、丈夫そう。
でも、蝶番をとりつける方法が思い浮かばず、あきらめかけました。

が、だてに日延ばししてたわけじゃない。
ホームセンターの陳列台を眺めれば、あちこちに使えるアイディアが・・・・・
あった!!!




名前のわからない金具ですが、わからないついでに裏おもてにくっつけちゃいましたね。




でも、表にひっくり返すと、両脇に木枠が




これで、蝶番と掛け金を取り付けられます。
今回は掛け金の受けを扉につけました。
普通がよくわからないので、どっちがいいか試してみます。



では、いよいよ出入り口の支柱にとりかかりますか。

野放しヤギ

2009年02月11日 | ヤギ
内緒にしてたのに、とうとうわが背子にみつかってしまいました!





パンジーだったはずです。 花だけ食べられたのではわからないかもしれませんが。
わが背子が植えました。 きれいに咲いていたのにねえ。




赤いリードを首に巻いて、マフラーみたいね、野放しヤギが行く♪
あとにはペンペン草も残らない・・・・




だめーーっと、遠くから叫んでも、日本語ワカリマセーンという顔・・・・
わたしはそこらのものを手当たり次第投げます。
ホウキ、手袋、帽子、カバン、大きい石(飛ばない)、小さい石(効果なし)、
中ぐらいの石(痛いから当たらないように見当違いの方向へ)
投球フォームは断然よくなりましたが、球がイマイチです。





ところが、今日スグレモノをみつけました。
大きい亀の子ダワシです。とくに腹オビがとれてるのが使いやすい。
ここを手に持ってグルグルぶん投げます。
痛くないが、よく飛び、ショックは大きい!





野放しヤギの食害から、一部だけ、守られたパンジーです。
これからは腰に2~3個タワシをぶら下げて行く必要がありますね。