山桃果

わくらばにふる花の香もありぬべきすずろ身にしむひなのわび風 (山桃)

こんがりと夕焼けヤギの晩ごはん月と狸と笑ふ青鷺

2010年10月26日 | 小さくても大地、そして自然
小屋前のスノコを上げて掃除しましたが、
どういうものか地面がふかふかに柔らかく、
なにものかが穴を開けてるような気がします。
巨大ミミズかモグラでしょうか?
ヤギ糞が食べられているのだろうか?
食べられているという痕跡はありませんが・・・・・・・

スノコが有効なのは、コンクリ床の場合で、
土の上に置くと、下はもうふかふかの畑のようになってしまいます。





さすがプロ! こんなところも手を抜くことはありません。




雨もやみ、今日は刈りたての草が食べられました。
写真にはメヒシバ、笹、チヂミザサ、おまけのヤブカラシなんかが写っていますが、
見えないところで





クズ、アメリカセンダングサ、ヨモギ、コンフリ(食べ過ぎ注意!)、エノコログサ、イヌタデ、ウシハコベ、カモガヤ、ミョウガなんかを食べまわっていました。




フラッシュをたいたら、ティンカーベルが映りました!!!




ギャッギャッと大きな声で、木の上から青鷺も見ているようです。
タヌキかアライグマもいるようで、
案外、夜のヤギ柵周辺は妖しげです。


いつまでも書かずにをれば・・・・

2010年10月25日 | 小さくても大地、そして自然

亡じたと思はれさうな白秋の時


         萩の花発見!(山羊から守らねば・・・・これは好きそう)



ヒガンバナを食べたあと(パックが!)ずっと更新しなかったので、
ひょっとして死んじゃった??と思われたかもしれませんが、
ヒガンバナのひとつやふたつで具合悪くなるような奴じゃござんせん。




かわりばえしない生活で、写真がとれなかったし、
さらには歌も詠めなかったし・・・・・





樹間にウメモドキらしきも発見しました。

     花や実の名のればゆかしそのかみの人のこころの在り処かも




農道に生えているミゾソバ
新参者なので、味見程度でパック・ざ・山羊はほとんど食べません。
私見では、おいしそうに思えますが・・・・蕎麦を連想して??

   ミゾソバの蕎麦は名のみぞつゆしらぬやぶにさらしな山羊くわぬ顔



晩ごはんは、最近目立つチヂミザサ(笹ではなく草です)
外に、茶、笹、メヒシバ




アカメガシワ(葉が裏がえっていますが)
枝を落とすとどこからともなくふっとんできて
ひきずる枝にくらいついてはなれません。



翌日


高空に秋は絹雲ふきながし桜もみぢのはやも散りゆく

2010年10月12日 | 小さくても大地、そして自然
今日は風がつよく、洗濯物がよく乾きましたが、
ヤギ小屋の上のヤマザクラはすっかり葉を落としてしまいました。
ひょろひょろに伸びて、健康な感じではなかったからか、
周辺の桜より、だいぶ早い落葉でした。





お天気がよければほとんど毎日草刈りしてます。
バッテリ充電型刈り払い機の2台目(下の写真)も購入しました。
前のは軽くて使いやすかったのですが、
スイッチのついたハンドルが折れてしまいました。
(でも、まだ使っています。 バッテリ40分をひとつ)

新しいのは、バッテリふたつにしましたが、
機械に取り付けるタイプで、頑丈で重くて重くて・・・・・

2機使うと120分ぐらい使用できます。
メンテを考えて充電タイプにしました。
というより、ほとんどメンテナンスしてません。
一度歯を取り替えただけ。





パック・ざ・山羊の背中に虫がとまっているので
草刈りを中断して見に行きました。
悪いやつじゃなさそう。





草刈り機のそばによってくるんじゃないの!
ロープ目一杯!

はじめはこわがって吼えていた山羊も
慣れるとこんなもんです。
回り出すと逃げていきますが、神経使います。




今日は
カナムグラ、メヒシバ、クワ、オオニシキソウ、オニノノゲシ、ヨモギ、アカメガシワ、ススキ、イヌタデ、マルバルコウソウ、エノコログサ、雑草カボチャの葉、ニラ(マイ畑から)





食べちらかしたあとのニラ畑は臭い臭い、スーパーで買うより強烈です。
クサギは食べないのに・・・・


本日の特筆事項
ヒガンバナ(有毒)の終わりかけの花をひとつ食べやがった!

スイセン(有毒)の花と同じく、風のように食べ去りました。
葉だけのときは食べなかったのですが、
花となると、摘んでみたくなるようです。

なにか学んだのか?学ばなかったのか?
生命は謎に満ちています。


草刈りと土作り

2010年10月08日 | 小さくても大地、そして自然
農道の草刈り終了!
ほれ、落ち穂拾いに行けーっ




と、言っても
パック・ざ・山羊はわたしにお尻をくっつけて離れません。





なんで農道の奥へ行きたがらないのかな?
せっかく歩きやすくしたのに・・・・・





ヤギ糞をためた土嚢袋を、落ち葉や土と一緒に積んだところに運び、
さらに今回は糠を混ぜました。
右側黒っぽいのがヤギ糞、
左側のビニール袋が米ボーヤで貰ってきた米糠です。





土が多いので、堆肥というより、培養土になってしまいますが、
これをタケノコ花壇に運んでいます。





ヤギさんのおかげで、土が肥えて、柔らかくなり
どんどんどんどん草が生えてきます。

虫対策

2010年10月07日 | 小さくても大地、そして自然

パック・ざ・山羊の脱柵問題は現状では解決のようです。

堅い柵を越えるつもりはなさそうですが、
やわらかいネットなら出し抜こうとする魂胆ありのようです。
野伏せりの柵の場所は、カシの木の根が縦横に走り、
柱の穴を掘るスペースが見つかりません。
 一昨年、土台の穴が以下のように一つしか掘れず、
あとは立木を利用して作った柵ですから・・・・・ 
ネットの補強で、当分は乗り切るつもりです。




で、次なる問題は

この夏の暑さでかげを潜めていた、わらわら虫(かってに命名)が
最近の涼しさと雨続きで、わーんわーんと増えてきました。
わたしなんか唇まで刺されて、腫れたんだから。

農道につづくお隣の崖斜面は
クズやカナムグラのみごとな群生をなしておりますが、





おいしそうな葉の下は、スズタケの薮で、
虫の巨大宮殿と蚊しております。
長靴で踏み込むも、蛇なんぞふみゃしまいかと戦々恐々で
パックもひとりでは絶対に行きません。




勇を鼓して、クズ刈り!
しかるのちに、自分の柵の中は草刈りしないヤギのために
わたしが草刈りしました。
草葉の陰には蚊やなんやら虫が隠れています。





外ばかり草刈りするパック・ざ・山羊





蚊取り線香はいたずらされたり、食べられたりするので、
設置場所が難しいのですが





小屋の格子の外側に、ビールケースをかぶせて
動かないよう、雨が吹き込まないよう、
ブロックで囲みます。





その上に雨避けの人工芝をかけて
線香の煙が小屋の中に流れ込むようにします。





柵内の草刈りもしたし、
蚊取り線香も置いたし





では、おやすみ!


ほとんど雨

2010年10月04日 | 小さくても大地、そして自然
お昼過ぎまで雨で、そのあともすっきり晴れず、
パック・ざ・山羊の脱柵問題が解決したのかどうかは
いまいちはっきりしません。


まだ草はかわいていませんが、
一緒に草刈りに行きました。

遅れていたススキが満開?になりました。
立派すぎる(堅い?)せいか、これは周辺を囓っていくだけで、
もっと貧相なススキの方をパックは好んでいるようです。




こうして一緒に仕事していると
パック・ざ・山羊の食べる草の一部は
わたしからも学んでいるような気がします。

私が刈って、よく与える草をやがては食べるようになったような・・・・
たとえば、初めは食べなかった
クズ(食べなかったのは生後1年まで)、カジノキ(コウゾか?)、スズタケ、シマトネリコ、クワ(最近のお好み)
なんかを最近は食べるようになりました。
去年は絶対食べなかったヘクソカヅラも食べ始めました。
もっともこのヘクソカヅラは私が勧めたのではありませんが。

と、いうことは・・・
やっぱり、パック自身がきめてるのかなあ?

幼い山羊は概して食に好奇心はあれど保守的で、
はじめてのものをいきなりパクパク食べ出すことは少ないです。
何回か少し食べてみて、やがて好きか嫌いか決めるような感じがします。
柔らか系の草木を好むようです。
コナラは食べても堅いカシは、今の僕には歯が立たないってか?




今日は、チヂミザサ、イヌタデ、スズタケ、クズ、ミツバアケビなどの蔓草、メヒシバ、クワ、ヨモギ、ススキ、

脱柵のはて

2010年10月03日 | 小さくても大地、そして自然
野伏せりの柵のネットのペグが抜けていたので
ネット下を抜けたものとほぼ断定しました。
なんとか現行犯で捕まえたかったなあ・・・・・

古くなり、このようにキノコなどが生えているので、
柵の倒木を補強のため、雑木林へ取りに行きました。





ペグも抜かれないように、ブロックなどで押さえました。
それにしても、原始な柵だなあ・・・・





こちらの方がきゃしゃで、
ぶちあたったら壊れてしまいそうなのに・・・・





斜面上部の柵は重力に反して駆け上がるデメリットを考慮して
横板は5枚と少なくしてあります。
今回の脱柵ひとりキリキリ舞いの前は4枚でしたが・・・・






倒木取りの途中でキノコ発見、黄色です。





こちらは小さな紫色のキノコ





明るい金茶色





おおおヒヨドリジョウゴ、わたしの保護植物です。
有毒ですが、将来抗ガン作用が発見されるかもしれません。
だから、パック・ざ・山羊に積極的には食べさせていません。
したがって、パックの方も積極的に食べてはいないようですが・・・





しかし、パックの好きなシマトネリコにからみついています。
よって、少々一緒に食べられてしまいました。





食い散らかして帰るヤギ





生き残ったヒヨドリジョウゴ



ヤギより早起きなヒト

2010年10月02日 | 小さくても大地、そして自然
4時起きで監視作戦
日の出が5時38分ぐらいですが、その前にチェック
暗いうちはよく見えないらしく、黙っていると用心して近寄りません。

少し明るくなってここまで近づき、止まって見ています。





日の出時間になると、たくさんの鳥がいっせいに鳴き、飛び回ります。
オオルリが微妙な節回しで歌います♪♪





野伏せりの柵もだいぶ古くなって
こんなキノコも生えてきました。





アカメガシワの切り株です。もう枯れています。
小さなアリや虫がたかっています。





7時になるとすっかり明るいので、
今度は安心して近づいてきます。





ほわあん





おしっこ





野伏せりの柵のネット・チェック





ペグの追加





5時、7時、8時とチェックして、あとは15時頃までノーチェックでしたが、
今日は脱柵なし。

採集したキノコの観察、しっとり冷たく良い香りがします。
よく似ているのはヒラタケ・・・・農協でもスーパーでもこんなのだった。
しかし
ツキヨタケという毒キノコと間違えることがあるそうな。





軸にでっぱりもなく、黒いシミもなく、暗いところに置いても発光しない。
したがって、たぶんヒラタケたぶん
ヤギ柵に生えていたので、食べませんでした。
わたしはいいんだけど、わが背子がぜったいに食べたくないと言うので・・・





夕方、干しておいたドクダミを食べるパック・ざ・山羊
一応ヤギ薬品にしようと思っていたのですが。





脱柵問題は様子見です。

さてその夜

2010年10月02日 | 小さくても大地、そして自然
うんぎゃあ!  なぜなんだあ???





おなか





柵にはすぐ戻ったのですが、
昼の工作地点には何の変化もなし。
顔は細面でも、あの腹では柵の下をくぐれそうにないし、
横板一段増やしても飛び越えるのだろうか?
飛び越えるなんて芸当は一度として見たことないし、
できればできたですばらしい☆と思うが・・・・・





    謎かけて夜の妖しきふたつ星人知れずこそ命は駆けめ






明日をみておれ!


謎は深まる・・・・

2010年10月01日 | 小さくても大地、そして自然
朝早く起きて、気になって、パック・ざ・山羊を呼んでも答えなく
やっぱり、ひとり草刈りで、おなかパンパンになっていました。

おおおどおこからでたんだああ





いまのところ、道路まで行くようなことはないのですが、
敷地のちょっと外側にいたりします。
そして、これまで保護してきたビワの若木が・・・・・





もー怒ったから出してやんない。
私ひとりでここの草刈りしてやる。





途中で別のビワの幼木もやられていることを発見!





柵の中でおとなしくしてます。
外で草刈りする私を見るだけで、出そうな様子はありません、
犬なら飛び出してくるのでしょうが、
山羊はカシコイ! あくまで秘密を守る気です。
もお、おなかもすいてきたろうに。





やっぱり一緒に草刈りしたいな・・・・





私を追って出てくるかと思ったのですが
出ませんね。
でも、この石垣は上ろうと思えば上れそうな・・・





手近な材料で急遽、ヤギ返しをつくることにしました。
地面の中は石だらけで、杭をきちんと打つことはできなかったのですが、





ネジ止めは石垣のなかほどに足をかけて





あり合わせの板で、裁ち目の斜線にすなおにとりつけたので
すっごく不細工!





だめ押しにコンテナも置いて
明日載せた板などが動いていたら、ここを突破したのかも





ほかの場所も動かしたらわかるように
いいかげんな細工をしまして





さて???