山桃果

わくらばにふる花の香もありぬべきすずろ身にしむひなのわび風 (山桃)

パック2配備

2009年03月31日 | 小さくても大地、そして自然
ジャガイモのキタアカリを植え終わりました。
土をかぶせたあとの写真なので、ただの地面です。



インカの目覚めは葬儀の前に大あわてで植えました。
あわてすぎて、元肥を忘れ、あちらこちらに植えたので、場所もうろおぼえです。

シンシアは物置に入れ、葬儀翌日も雨が続き、そのままにしたら、
カビがはえました。 急遽、キタアカリを手に入れ、今日植えたわけです。
カビ付きで乾かしたシンシアは植えようか?いまだに迷ってます。

そして、落ち葉そうじです。
昨日はゴミ埋めで、あちこち手をつけてるようですが、
パック・ざ・ヤギのごはんに付きあっての外仕事ですから。
草刈り場を移動してるわけです。

この前も落ち葉掃除したのに、
もう春だというのに
どっさり積もってます。




石垣の上を見ると、まだまだたくさん待ち構えています。
雨が降ったり、風が吹いたりで、下へなだれ落ちてくるんです。




結構きれいになりました。




新兵器のパック2(ツー)を配備しました。

本体はアルミで飛ぶがごとく軽い。
集草パックの大きいのが二つ乗ります。
3っつ乗ったらパック3(スリー)で・・・・テポドンを落とせる・・・・かな?




石垣に生えてるカシが新芽を伸ばしています。
パック・ざ・ヤギはカシの葉は食べないのに、
この新芽だけは大好物です。




春にさざめく

2009年03月30日 | 小さくても大地、そして自然
今日、外出途中で、ソメイヨシノが咲いているのを見ました。
しかし、うちの周辺はまだ大した動きはありません。
スイセンが咲いてるくらいです。



それでも、木の芽が動き出すと、心が急くので、
こまぎれ時間にいろいろなことをしています。
崖の山土を掘り出すと




埋まっている石垣が見えてきます。
この石垣の中にはマムシがいるかもしれないので、全部は掘り出しません。
この土と



ごろ石で



斜面の投棄ゴミ看板を埋めてますが、なにせ重力のおかげで
・・・・・なかなか・・・・はかどりません。
このあたりでもマムシを見たので、暖かくなる前に埋めきってしまいたいのですが、
生きていれば、埋めても出てくるでしょうね。
隠れ場所排除ということで、わたしの力ではこんなとこです。




不用物を野山(だけではないが)に棄ててはいけません。
わたしも過去の悪行を反省しています。昔々、山で空き缶、沢へ投げたっけ。
いつかオノレにかえること!

落ち葉掃除と土つくり、一石二鳥

2009年03月29日 | 小さくても大地、そして自然
外の道路の落ち葉そうじをしました。
見えにくいかもしれませんが、もうカラスノエンドウが咲き始めました・




パック・ざ・ヤギは口先を巧みに動かして、こまごまと草摘みします。


 

集草バッグで集めた落ち葉を、新規開墾の赤土部分へ運びました。




堆肥ではなく、この落ち葉は土壌改良剤のつもりです。
雨が降ると粘土に、乾くと砂漠になるそっけない土ですから。



落ち葉を軽く土と混ぜ、空気に触れやすいよう、上にぱらぱらと赤土をふりかけました。
1か月くらいはこのままにしますが、
もっとはやくやればよかったなあ・・・・


やっぱり穴掘りは楽しいな

2009年03月28日 | 小さくても大地、そして自然
掘って、掘って、また掘って
落ち葉だまりから両手にかかえて、放りこみ、
土かけ、石灰まいて、耕し、また落ち葉を放りこみ・・・・

案外、作物を育てるより、こっちの方が面白いのかもです。




最近、以下のようなことばを聞きました。

  神様とは土です。
  だから死ぬと土に還って神様になります。
  土はどこまでも続いています。

やっぱり自然がかみさまなんだな

2009年03月27日 | 小さくても大地、そして自然
 ユラギもアソビもない宗教には、もう、うんざりしました。
わたしは神社神道(お祭り中心派?)と山嶽神道(つまり富士・御嶽・立山・白山等諸々登山逍遥派?)へ、
宗旨替えします。 ホント!
海の神様、山の神様、テポドンを遠くへほっぽってくださいませ。

話し合って、お義母さんはわが背子の般若心経だけで納骨することに決めました。
なにしろ法名がないもので・・・・富士霊園だしぃ

自然から切り離されると狂気へ傾くそうなので
サヤエンドウの苗を植えました。




西の畑あとを掘り起こして、九条ネギの苗を植えました。




葉ネギばかりでも困るので、根深ネギも植えましたが、
九条ネギよりうーんと小さいですね。




自然の生き物はみな賢いです。
こぼれ種から赤シソが生えてきました。




勝手にずーっと生えっぱなしのパセリです。



半自然のパック・ざ・ヤギでさえ、無駄なことに頭を使わず、
食べられる草の判定に集中しています。
今年はクローバーも食べられるようになりました。


今日

2009年03月19日 | 小さくても大地、そして自然
珍しいことです。 パック・ざ・ヤギが寝てます。
でも、めざといので、あ、あ、起きそうです。




とうとう起きてしまいました。 ぼーっとしているようです。




寝起きのヤギです。 ゆうべリードを外し忘れたようですね。




ヒサカキ完食! 枝しか残っていません。




竹ササほぼ完食! これだけ食べれば、干し草がなくても大丈夫そう。




おめざに開墾地でひと仕事いこーよ! 留守中は外出禁止だからね。






最後に追加となりますが、
義母が亡くなったという知らせがありました。
葬儀は来週執り行なわれることになったので、
ブログはしばらくお休みします。

留守番ヤギの食生活は?

2009年03月18日 | 小さくても大地、そして自然
高齢(92歳)の義母(わが背子の母上)の具合がよくないので、
埼玉県まで行かねばならないかもしれません。
パック・ざ・ヤギを最低でもまる1日置いておかねばなりません。
最近はチモシーもよく食べるので、食べ物の悩みはなくなりました。
しかし心配なのは、好きになったチモシーをいっぺんに食べ過ぎることです。
食べやすい干し草ではなく、食べにくいササやヒサカキを多めに置いておこうと思います。

そこで、竹林へ。
竹の間から夕日が見えます。
竹林の中では不思議なカン!という音がよく聞こえます。
竹と竹がぶつかる音というより、誰かが小さな石を投げたような音です。
誰もいないのに。




今日の晩ごはん、こんなにたくさん、豪勢じゃろ。
でも、留守ごはんの特訓なので、これだけ。




おまけ
最近、わが背子がはまっている鯉です。
アオサギに喰われてから、突然コイ狂いです。



暖かい日でした

2009年03月17日 | 小さくても大地、そして自然
今日は朝からユーウツで、起きたくないな
同じことの繰り返しでは生きてる気がしない
と思っていたら、ピンポーン宅急便です。




ガゼン生きる元気が出てきました。
種イモやいろいろな種です。
ジャガイモのシンシアは半分に切り




インカのめざめは大きいのだけ半分切りし、干しました。




開墾地へ続く山道を上りながら、わたしも考えました。
自然のエナルギーは膨大だ。見よこの落ち葉の量を!




ジャガイモ植え床づくりと追加の穴掘り
フェイジョアとクワの苗木植え、
さらにトウモロコシの植え穴掘りをしているすきに




足元斜面に植えてあった、小さい小さいビワをパック・ざ・ヤギに喰われました。
あとには名札だけが残っています。




ビワがおいしいのはよくわかったよ。
おうちにおいしい干し草がおいてあるから帰ろうね。
明日運ぶ予定のヤギ糞堆肥をバケツに入れて
今日はもうおやすみ


中断ばかりの仕事

2009年03月16日 | 小さくても大地、そして自然
最近の外仕事はあっちこっちでチマチマ仕事です。
なぜかというと、単純労働なので、気力も筋力も萎えてしまうからです。

山斜面の倒木を引きずり上げます。
長い幹なので直線距離でしか動かせません。
時には思いもかけない狭い木々の間を通り抜けます。



ヤギ糞堆積の運搬も少しずつ続けております。
ほとんどのヤギ糞は消えて、木の枝、笹枝、藁と落ち葉で真っ黒にベタベタしてます。



バケツで運ぶと、どうしても重いバケツがズボンによりかかってきます。
バケツのふちからはベタベタがはみでてます。


だれも通らないせいでフワフワの農道の、笹刈りと腐った倒木掃除です。
倒木は地面にはまりこんでいて、どこまで掃除できるかわかりませんが、
野の草が生えてきやすい環境をめざしています。




パック・ざ・ヤギは、お隣さんの土地ではないと判明したおいしい草地にはまっています。
所有者不明ですが、畑地に入らないよう何度も連れ戻しに行って、作業中断ばかりです、
黒土の畑地は、たまに農作業しにやって来る人のもので、
ビニールハウスの向こう側がお隣さんの農家です。


雨上がりのひと走り

2009年03月14日 | 小さくても大地、そして自然
ヤギ柵の中に積み上げておいたヤギ糞堆肥途上作物を
バケツにつめて、開墾地まで運びあげました。
バケツ一杯では大した量にならないので、何回も何日もかかります(予定)。
ヤギ糞というより、落ち葉堆積物ですね。 



昨日からの悪天、今日はヒョウまで降り、
冷たい西風が濡れた地面を渡っていきますが、それでも冬とは違います。
確実に春です。 ウワミズザクラの芽が長く伸びてます。
自転車を出して、パック・ざ・ヤギと走りました。
こちらを甘く見て、スピードを落とすので、パック・ざ・ヤギのお尻に追突しました。
イヌならキャンとなくのでしょうが、ヤギはポーカーフェースでまじまじとこちらを見ます。
ごめん、ごめん (それにしても動きが速くて写真をうまく撮れません)




機嫌をなおして、ササでもめしあがれ



ばんざい、雨だ

2009年03月13日 | 小さくても大地、そして自然
すっかり忘れてましたが、昨日は結婚記念日でした。
毎年この日が過ぎてから、わが背子に指摘されてます。
ですから、昨日の植樹、実は結婚記念日植樹になりました。 ばんざい



何回目か思い出せない!
しかるべき時にピッタリはまった行動を執れるというのは、
人生の達人に近づいてきました。 自画自賛
やがては仙人へ・・・・

そして、まったく水やりをしなかったのですが、今日は雨がシトシト降って
やさしい天の恵みのシャワーが落ちてきます。 
苗木の根元には落ち葉を集めて覆ってあるので、じんわり浸み込むことでしょう。
先読みできて自画自賛

パック・ざ・ヤギのお食事風景です。
写真撮るわたしは、低い屋根でいつも頭をゴチンゴチンぶつけてます。
季節はずれの蚊取り線香入れは、頭突き練習マシン(かな?)になってます。



右へパンすると、ワラの寝床が・・・・オシッコ跡もありますが、
概して乾いてます。よしよし



雨で山土が濡れて、長靴で歩いてもベタベタ不快です。



それにくらべると、倒木階段は足が濡れず汚れずすべらずで、
結果オーケーの自画自賛



獣医さんのお話では、ヤギは破傷風に弱いそうなので、
ぬかるみを歩かせたくありません。
もちろん、ひずめの健康にもぬかるみはよくありません。

大きい苗木を植えよう

2009年03月12日 | 小さくても大地、そして自然
今日は暖かくいいお天気で、
植木と花苗を買いに、行ったことのない園芸店へ行きました、
花木センターというところで、縁日のようにいろいろなお店が出てます。
じっくりみてまわる暇がないのが残念です。
植木は地植えになっているので、広いところをさがし回りました。
高さ1m以上、青々と葉がついて、広葉樹・・・・
を目安に、歩いては見渡し、見渡しては歩いて、みつけました。
ビワ¥3700、ヤマモモ¥2800を2本。
鉢植えで同じ大きさのものはビワで7800円でした。
あとは花壇用の花苗と、ごへいもち、野菜や漬物、フキ味噌なんかを買って、
ごとごと見知らぬ細道をデコッパチで迷いながら帰ってまいりました。


おそかったじゃない、 うえじにしそう




あげくに、こんなひどいいところで、ひとりでごはん




わたしはツルハシで、斜面の植え穴掘りです。




3800円の花付きビワ、りっぱで7800円に見えるじゃないですか!




ヤマモモ秀峰も元気ないい苗木だと思います。
あとは無事な活着を願います。




問題は、ビワの葉もヤマモモの葉も、パック・ざ・ヤギはいたくお気に入り
だということです。 保護策を考えねば。



おまけ、またカメラをひっくりかえしてしまいました。
モードを変えればよかったのですね。


草摘み

2009年03月11日 | 小さくても大地、そして自然
冬から春の境目はわかりませんが、
3月になると、よく山を見ます。
遠くの山全体が赤みをおびて、やわらかいモヤモヤがかかって来るのが見えます。
木々が赤い芽をふいてくるんですね。

ウワミズザクラも芽が伸び出しました。
今年はアンニンゴ(ウワミズザクラの蕾)の塩漬けを作ってみたいのですが、
作り方の詳細がわかりません。生のまま塩漬けにすればいいんでしょうか?
花はてんぷらにして食べてみようと思います。

うちにある他の木はまだまだ動きが遅くて、しかたない、草摘みにまわりました。
パック・ざ・ヤギのお手伝いのようなものです。
途中でなんども略奪喰いされながらのわたしの収穫です。





しかし、早春の芽生えの草は、アクが強そうで、大量に食べさせるのは不安です。
そこで
冬も青々、新鮮な竹をいっぱい添えました。
笹って、繊維も多そうだし、毒消しによさそうな感じがします。
パック・ざ・ヤギも今日はよくササを食べてます。





残った幹はきれいに枝をはらって、あとあとの細工のため
とっておくことにしました。
物干し竿? 柵? 溝のふた?


やってみなければわからない

2009年03月10日 | 小さくても大地、そして自然
長襦袢を洗濯しました。 もちろん絹です。
絹の着物はふつうはそのまま家庭では洗いません。
縮んだり、形が崩れるそうなのです。
洗うときは、ほどいて布片にし、板や竹ひごのようなもので幅をのばして干します。

でも、ふだん用の長襦袢はけっこうまるごと洗ってます。
はじめは母の汗じみだらけの麻の長襦袢(絹じゃありませんが)
・・・・・縮まぬはずが縮んだようです。 ゴシゴシしすぎ?
これは、きれいな部分だけとって、人形の長襦袢にしました。
今回一緒に洗いました。




2枚目は母の羽二重の長襦袢・・・・縮まぬようにバシバシバンバン伸ばしたら、
縫い目周辺の生地がガーゼ状に伸びてしまいました。
力のある方はお気をつけください!
しかし、不思議なことに、着ているうちに、この伸びた部分が目立たなくなり、
いつのまにかもどってました。 ありがたや羽二重さまさま。

3枚目が今回の古い10代の記念の長襦袢です。
やっとみつかった両袖をほどき、脇を開いて洗いました。
石鹸分99%のシャボン玉スノールを使用。
量は軽くひとつかみ。
汚れがひどいせいか、全然泡立ちません。
軽くすすいで、しつこい性格からもうひとつかみ。
やさしく押し洗いしてるつもりのじゃーじゃー洗い。
洗濯機で短時間の脱水(時間は測らなかったが、たしかに短時間)
生渇きのままのアイロンがけで、ほとんど縮まなかったんじゃないでしょうか?
裾の汚れとシミ以外はきれいになりました。
少しピンクが色落ちしたようで、全体に生なりっぽくなりました。

長襦袢はほとんどが単衣なので、洗濯そのものは大丈夫と思いますが、
アイロンがけは苦手です。
布片なら幅を伸ばすように横にすべらせますが、
着物は縫い代を断ち切ったりしないでたくさん縫い込みがありますから、
洋服のようにはいかないのです。 洋服も下手ですけど。

だから、大事な長襦袢は自分では洗わず、呉服屋さんに頼みます。
もちろん絹の長着も。

洗える長着は、木綿、化繊、ウールで、手洗いしてます。
石鹸はおなじみシャボン玉スノール。 余分な漂白剤や蛍光剤が入ってません。
きれいになります。化繊(ポリエステル)はノーアイロンです。



今日は非常に風が強く、
見上げるカシの木たちは、大枝をマラカスのようにはげしく振り、
さらにその上に葉のない枝を広げるクヌギやコナラたちも、どよめいております。
どどどどと山ごと揺れているようです。
パック・ざ・ヤギは小屋の中のワラの上にまったりとねそべって、ノンキねえ。

わたしは倒木を切ったり、引きずったりして、階段に並べました。




はじめは、斜面の土留めとしての階段でしたが、
倒木を焼き場まで運ぶ労力削減も兼ねて、重ねて行くうち
いつの間にかテラスのようになっていきました。
ヤギ糞も木の間から下に落ちるので、
思ったよりきれいで、ここに腰掛けて遠くの景色を堪能できます。




理屈抜きに何事かをたゆまず続けていると、
やがて目的が見えてくる・・・・・ってことでしょうか?

ついに右手も

2009年03月09日 | 小さくても大地、そして自然
昨日の左手親指が内出血で黒くうっ血しているため、
Gパンの前ボタンがはめられず、
今日はウエスト・ゴムのトレパンです。

昨日のブログのラストの妙な歌は
大伯皇女の ”磯の上に生うる馬酔木を手折らめど・・・・・”の
本歌どりで、哀しい歌なのにとご不快の方へ

わたしも痛くて悲しかったのです。

さらに今日は右手の中指にノコギリ傷をつけました。
全然気づかず、血を見てはじめて知った次第です。
ヒトの晩ごはんづくり・・・・・どうしましょう?
グリンピースご飯と鰆(サワラ)の照り焼きに昨日のヌタにお味噌汁で手を打とう。

パック・ざ・ヤギは吊るし笹




倒木階段がすすむにつれ、
ブロックの足場もふえていきます。
でも、砂場をよけて歩いているのが謎です。