幹事さんのひとりごと

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運転歴数十年 その2(若葉マーク)

2005年11月09日 | 趣味
車を買うのが目的で、免許交付の日から酒屋の配達のアルバイトを始めた。
そこは中学の同級生の家であったが。
俺がバイトを始める前は配達の車はサバンナGTだったらしく、同級生のやんちゃな姉が
ブイブイ言わせていたといううわさも聞いた。
俺がバイトを始めたころには配達の車はルーチェのバンでロータリーエンジンではなかったが、
酒屋の配達には似合わないでかい豪華な車。
その新車に初心者マークをつけて、配達に回る。
酒屋の息子が隣に同乗して配達に行くのだが、やんちゃな運転に慣れてる彼は、
やたらとスピード狂で車がいない広いカーブでは突然隣から手を伸ばし、サイドブレーキを
引いたりしてちょっかいを出す。
冬の雪道ではスピンを体験した方がいいという勝手な理由でサイド引かれて山王十字路で
スピンいたり。
細い道で車幅ぎりぎりの門を高速で通過させられたり。
そんなことを繰り返していて、運転技術はめきめき向上したように思う。

そのころは暴走族は秋田駅前に終結して駅前近辺で女の子をナンパするのが流行っていた。
駅前を走り回ることを「広小路ブルース」と呼んでいた。

通称「広ブル」

酒屋のルーチェバンで初心者マーク付けて酒の空ビン積んで ベイ・シティ・ローラーズ を
ガンガンにかけながらシャコタンの暴走族を横目にシグナルグランプリ。
そんでかわいい娘を見つけると酒屋の息子が止めろって指示して声をかける。
そんなことが目的で天王に配達に行く帰りはわざわざ土崎を通り越して秋田駅前まで
広ブルに出かけるのである。

8時過ぎると酒屋は閉店なので、友人のKが迎えに来る。
途中で帰宅した酒屋の主人の車を俺が車庫から出し、Kが配達のバンを車庫に入れ、
車を入れ替えるのである。
それが終わると、帰ってもいいよって言われるので、俺とKと酒屋の息子の3人で悪事。
冷蔵庫からビール1ケースを出し、ウイスキーとコーラとつまみをごっそり抱えて俺の家で待機。
酒屋の息子が部屋を抜け出してきて3人で宴会の毎日。
コークハイは高級ウイスキーじゃないと酒屋の息子としてのプライドが許さなかったらしい。

飲み会のスポンサーは酒屋ですから。

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