みなさん、こんにちは。
今日は一日中雨でしたね。
くまは昨日お布団を干したんですが、干す場所の関係上シーツを洗うのは今日にしようと先延ばしにしてしまい、失敗です。
せっかくふかふか&ハミングのいい匂いで寝ようと思ってたのになぁ。
太陽の匂いも好きですが、最近ハミングがお気に入りなので。
天気予報を聞き流していたのが敗因ですね。残念。
ニュースをみると全国でも結構な大雨で土砂崩れの危険だとか大変なようなので、こんなことを書くと不謹慎かもしれませんが、くまの家の周りではそれほどの大雨でもなく、青々とした若葉の匂いが雨で増すようで、歩いて買い物に行く時なんか、気持ちよかったです。
そういや、子供の時とか濡れるのが面白くてわざとビシャビシャになって帰ったりしたなぁ。以前、外で作業する仕事してた時も多少の雨なら、濡れるのそんなに嫌じゃないので面倒くさがって合羽とか着ないでいて、周りの人に「風邪ひくよ」って心配掛けてしまったり…。
食べる前に匂いを嗅ぐのも好きだし、靴箱の匂いや人の汗が乾いた匂いなんかの妙な匂いも好きなくらい匂いフェチだし。
だから雨の日結構好きなのかも。
今は悲しいことに酸性雨とかの問題もありますし気をつけた方がいいんでしょうけど。
なんか、雨の思い出話で長くなってしまいましたが、今日のタイトル「阿弥陀堂だより」、少し前にテレビで放映してたのを録画したものを今日観たんですが、いい映画でした。
以前に「雨あがる」という同じ小泉堯史監督、寺尾聡さん主演の映画を観て、とてもよかったので楽しみに観たんですが、生きることや死ぬこと、いろんなことを考えさせられる映画で、尚且つ観た後の気持ちを穏やかにさせてくれるような映画でした。
以下ネタばれありですので、ご注意を。
「死」を見過ぎた為にパニック障害という心の病になってしまったエリート女医の妻(美智子)と、その妻を見守る売れない作家の夫(孝夫)が、夫の故郷の田舎でゆっくり心を休めようと転居するところから物語が始まるのですが、村の死者を祭る「阿弥陀堂」というお堂に住む96歳になるおウメさんというお婆さんや、そのおウメさんの言葉を村の広報に「阿弥陀堂だより」というコラムとして連載する、病の為に喋ることができない少女(小百合)、癌に侵されながらも潔く自分の死と向き合う孝夫の恩師(幸田)とその妻(ヨネ)、という様々な人々と交流し、美しい自然に触れる内に、いつしか二人は生きる喜びを取り戻していきます。
くまが印象に残ったセリフに、
「目先のこと、というけれど、その日植えた茄子のこと胡瓜のことなんかを気にかけて過ごしていたら、いつの間にか永い月日が流れていた。あまり先のことを心配せずにいたから長生きが出来たのかもしれません。」
というような、おウメさんの言葉があります。
全てのものに必ず訪れる「死」について、何故か普段あまり考える事ってありませんが、どう死ぬかと考えることはどう生きるかを考えることに繋がっているようにも思えて、死後の世界があるにしろないにしろ、今をありがたく大事に生きれば、死ぬことは寂しいことではあるけれどもそんなに恐ろしいものではないのかもしれないなぁ、って感じました。
あ、もちろんくま、死んでも平気なんて思っているわけではなくて、まだまだ大事な人達と一緒に自分も楽しく長生きしたいと願ってますが。
くまの田舎は和歌山県で暖かい地方なので、この映画の舞台の信州とは少し違うんでしょうが、くま、お爺ちゃんもお婆ちゃんももう亡くなってしまっているので余計にか、一緒に遊んでもらった子供の頃とか思い出して、懐かしい感じがする映画でもありました。
原作は、くま未読なんですが南木佳士さんという方です。
それでは。
今日は一日中雨でしたね。
くまは昨日お布団を干したんですが、干す場所の関係上シーツを洗うのは今日にしようと先延ばしにしてしまい、失敗です。
せっかくふかふか&ハミングのいい匂いで寝ようと思ってたのになぁ。
太陽の匂いも好きですが、最近ハミングがお気に入りなので。
天気予報を聞き流していたのが敗因ですね。残念。
ニュースをみると全国でも結構な大雨で土砂崩れの危険だとか大変なようなので、こんなことを書くと不謹慎かもしれませんが、くまの家の周りではそれほどの大雨でもなく、青々とした若葉の匂いが雨で増すようで、歩いて買い物に行く時なんか、気持ちよかったです。
そういや、子供の時とか濡れるのが面白くてわざとビシャビシャになって帰ったりしたなぁ。以前、外で作業する仕事してた時も多少の雨なら、濡れるのそんなに嫌じゃないので面倒くさがって合羽とか着ないでいて、周りの人に「風邪ひくよ」って心配掛けてしまったり…。
食べる前に匂いを嗅ぐのも好きだし、靴箱の匂いや人の汗が乾いた匂いなんかの妙な匂いも好きなくらい匂いフェチだし。
だから雨の日結構好きなのかも。
今は悲しいことに酸性雨とかの問題もありますし気をつけた方がいいんでしょうけど。
なんか、雨の思い出話で長くなってしまいましたが、今日のタイトル「阿弥陀堂だより」、少し前にテレビで放映してたのを録画したものを今日観たんですが、いい映画でした。
以前に「雨あがる」という同じ小泉堯史監督、寺尾聡さん主演の映画を観て、とてもよかったので楽しみに観たんですが、生きることや死ぬこと、いろんなことを考えさせられる映画で、尚且つ観た後の気持ちを穏やかにさせてくれるような映画でした。
以下ネタばれありですので、ご注意を。
「死」を見過ぎた為にパニック障害という心の病になってしまったエリート女医の妻(美智子)と、その妻を見守る売れない作家の夫(孝夫)が、夫の故郷の田舎でゆっくり心を休めようと転居するところから物語が始まるのですが、村の死者を祭る「阿弥陀堂」というお堂に住む96歳になるおウメさんというお婆さんや、そのおウメさんの言葉を村の広報に「阿弥陀堂だより」というコラムとして連載する、病の為に喋ることができない少女(小百合)、癌に侵されながらも潔く自分の死と向き合う孝夫の恩師(幸田)とその妻(ヨネ)、という様々な人々と交流し、美しい自然に触れる内に、いつしか二人は生きる喜びを取り戻していきます。
くまが印象に残ったセリフに、
「目先のこと、というけれど、その日植えた茄子のこと胡瓜のことなんかを気にかけて過ごしていたら、いつの間にか永い月日が流れていた。あまり先のことを心配せずにいたから長生きが出来たのかもしれません。」
というような、おウメさんの言葉があります。
全てのものに必ず訪れる「死」について、何故か普段あまり考える事ってありませんが、どう死ぬかと考えることはどう生きるかを考えることに繋がっているようにも思えて、死後の世界があるにしろないにしろ、今をありがたく大事に生きれば、死ぬことは寂しいことではあるけれどもそんなに恐ろしいものではないのかもしれないなぁ、って感じました。
あ、もちろんくま、死んでも平気なんて思っているわけではなくて、まだまだ大事な人達と一緒に自分も楽しく長生きしたいと願ってますが。
くまの田舎は和歌山県で暖かい地方なので、この映画の舞台の信州とは少し違うんでしょうが、くま、お爺ちゃんもお婆ちゃんももう亡くなってしまっているので余計にか、一緒に遊んでもらった子供の頃とか思い出して、懐かしい感じがする映画でもありました。
原作は、くま未読なんですが南木佳士さんという方です。
それでは。
「阿弥陀堂だより」なんだか聞いた事あるようなって思ったらテレビでやってたんですね。
くまさんの死に対する考え方ってちょっとハッとします。
死に対しての考え方が前向きですよね。(ここ褒めてるんですよ~)
前の「宇宙~」の本についてのコメントでもありましたが、
>その後みることになる死後の世界で、どこまで世界の謎が解けるんだろうって
↑
まさに目からウロコでした。
そんな風にも考えられるなぁ~って。
私は30歳過ぎ位から死ぬ事に対してすごく恐がっている時期がありました。
死んだら私はどこに行くんだろう?
この意識はどうなるんだろう?
って思うと不安で・不安で
だからくまさん論でビックリ!
なんか、もやもやが少しスッキリしたような感じなのです
しかも、こんな風に褒めて頂くと、現実の自分のへぼへぼさを顧みて激しく照れますが、お調子者でもありますので正直すごく嬉しいです!ありがとうございます!
30代なんか、まだまだ人生の三分の一ですよ!貴重な人生、気負わず且つだらけず、楽しく生きたいですね。
あこさんのブログはほわんとした感じで、読みやすくて面白くて(特に鯛ちゃんさんとの会話とか)いつも楽しみにお邪魔させて頂いてます。
それでは、また!