リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

秋の野池(3)

2020年09月27日 | 野池
なんとか鯉の当たりをと3回目のチャレンジです。

早朝から狙いたいために、日の出時刻にポイントに到着するように家を暗いうちに出発します。確かに日の出時刻には到着したものの、もう少し早く出発してもポイントは日の出前には少し明るく、次回からはそれを考慮しての出発を考えたい。

バスマンが二人すでに竿を振っている横を通りながらポイントへ着く。静かな早朝の水面を眺めながら少し景色に癒されながら準備に取り掛かります。

前回までの継続性を考え、すでにフィーディングに関して済ました状況なので、今回はフィーディングは無しで、PVAバッグに数粒を入れてポイントへ投げます。位置や距離に関しても前回までを意識しての位置取りになります。丁寧にセットを完了して、ゆっくり朝食タイム。

朝食をとりながら、知り合いの釣り師へラインのメッセージを送る。その後情報交換をしながら、新聞に目をやりながらアタリを待ちます。

第1投目にアタリを期待したものの、アタリはなく、1時間半から2時間を餌交換の目安に、少し積極的に攻める釣りを展開。

8時過ぎに第2投を投げ、しばらくして電話がかかってきて、それに応答して話していると、その最中に当たりを知らせるデルキムの音に電話を慌てて切り、釣り座へ。

勢いよくラインは沖に向かってで続けています。竿を持つと確かな手応えです。やっと捕らえた当たりです。3回目のチャレンジにして初めての当たり。正直な気持ち、鯉がいるんだなとという思いです。慎重に寄せに入りますが、池の岸近くには、水に沈んだ倒木などがあり注意を要します。岸から20mほどのところで、沈んだ倒木のカカリに巻かれます。釣り座から20mほど先の岸近くです。しばらくやりとりしながら、なんとか外す。その後も、鯉に主導権を取られながら岸近くに寄せるも、そこでまたしても倒木のカカリに巻かれます。鯉は尻尾を見せたりしますが、完全に巻かれた状況です。

幸いウエーダーを履いているので、ネットを携え、岸を歩きながら巻かれている岸近くへ移動します。しかし、深さがウエーダーの丈より深く、鯉の姿は見えるものの厳しい状況です。手首ほどの太さの木の枝に巻かれているのが目視できます。4、5回巻いています。仕方がありません、水がウエーダーに入ってくるのを足全体に感じながら腕を伸ばして袖も水浸しになりながら、幸いにも巻かれているのを幸いにもスポット全部外せて、一気に鯉がまた走りだします。ここでバラしたら話にならないので、落ち着いてネットイン。靴の中も水浸しで、妙な違和感を感じながらもなんとかランディング。
81cmの傷のない綺麗な鯉です。どうも初めて釣られたようなのか、自撮りの写真ではヒレをピンと張って興奮している様が伺えます。

ともあれ、なんとかやっと食わせた満足感で水浸しの状況でもホッとした気持ちになれました。

その後1時間後にまた喰って来ましたが、今回もまた同じところに入られて、今度はやり取りの中でラインブレイク。大きさは、感触から初めての鯉よりは小さい感じでした。

ともあれ、当たりの遠い、初めての野池でなんとか鯉を喰わすことができたので、ある意味本来の鯉釣りの楽しさを味わえた感があります。自分の足と目と勘を頼りに自然のままの野池で景色も楽しめて、アタリを待つ本来の野鯉釣りの楽しさの原点を再確認できた釣りでした。この感覚を失いたくないなあと満足感に浸れた今回の釣行でした。次回はサイズアップを狙うか新規のポイントへ行くか迷うところです。

今回のタックルは、
竿 UKDaiwa トーナメントBASIA AGS 12ft 3lb
リール UKDaiwa トーナメント ISO 5000 QD
ライン フロロカーボン4号
オモリ 3オンス
レッドコアライン 45LB
針 鎌倉ワイドゲープ4号
ハリス 30lb
ロッドポッド FOXレンジャー
バイトアラーム デルキム
以上。


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