リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

秋の野池

2020年09月21日 | 野池
 今回から、地元の野池をターゲットに秋の鯉釣りを開始しようと考え、初めての野池でチャレンジしました。地元とはいえ、初めての場所で、しかも鯉がいるかどうかもわからないポイントで、自分の経験と見る目を再確認しながらの釣行になりました。

 自然のままの、人もほとんど通らないところなので、自分の足と目で確かめるより方法がありません。

 考えてみると、今はSNSもあり、情報も得やすい時代ではありますが、それゆえに自分の目と足でポイントを探すという、ある意味本来の釣りの楽しみが失われつつあるのではないかと、ふと考えるようになってきました。

 まあ、自分への問いかけでもあり、自然の中で、今までの自分の経験からポイント探しながら、そして、そのポイントで底を探りながら、鯉の動きを読みながら自然と対峙しながらの鯉釣りをと考えて、しばらくそんな鯉釣りをやってみようと考えました。

 今回のポイントも初めての場所で、経験値から鯉はいそうであるので、前日に少しボイリーを撒いて、鯉の食み跡を確認しつつ早朝にポイントに到着。
 車をスペースに止めて、準備をしようかと思っていると、後ろから車が来て、こんなところに車が来るのもこの時間帯には珍しいのですが。
 「ここで、鯉釣りをしたいので、少し車のスペースを空けてもらえますか?」と言われ、一瞬あっけにとられ、相手もまさか私が鯉釣りに来ているとは知らずに言われたのでしょう。

 おもわず「いいですよ。」と車を移動させる。せっかくなので、少し挨拶をと思い、話しているうちに、私が前日フィーディングしたことも話すと気まずく思われたのでしょうが、私は自分が鯉がいると思ったことがある意味正解だったと嬉しく思いながら、私が違うポイントへ移動することにしました。違うポイントを探すチャンスだと、この時は考えました。他のポイントも気になるところもあり、気持ちを切り替え、その気になっていたポイントへ移動です。

 同じフィールドですが、ちょうど対岸に当たるポイントに入ることに決めます。初めてのポイントなので、丹念に底探りから始めます。キャスティングの距離と水深を感覚から計ります。約1時間ほどかけて、自分なりのこのポイントの水深と、地形を把握して、丁寧にフィーディングしながら第1投を投げたのは、8時半すぎでした。早朝に着いてから、丁寧に準備をして、今後につながる情報を得たと感じました。

 しばらくして、陸っぱりのバスマンが近くに来られたので、こんな場所にと思いながらも、挨拶をして、いろいろ話をしながら、この場所の常連さんであるバスマンの経験豊富な話を聞きながら、このフィールドの様子も聞かせてもらいます。特に、今回は、自分が1時間ほどかけて底探りから始めて、このポイントの水深や地形を予想したのと、何度もここに通っているますマンの情報がかなり一致したので、ある意味少し自信が持てたと言えます。予想から確信に変わっていく自分の気持ちに満足感さえ感じました。

 確かに魚影は濃くなく、鯉のもじりもないものの、底の様子や地形など、さらに水深や、産卵場所等も総合的に考えても、大型がいると確信させてくれそうなポイントです。

 今回は、4時過ぎに納竿して、当たりもなかったものの、次回への足がかりを感じた釣行でした。景色は今後紅葉で満喫できるポイントでもあり、今後に期待を抱かせてくれる今回の釣行でした。次回は何とか喰わせたいものです。まあ、こんな釣りも大切にしたいと改めて思った今日の釣りでした。



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