リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

初夏に向けての湖

2014年06月15日 | 余呉湖
親指の骨折と親指の爪の損傷でこの2ヶ月以上、日常生活にも支障を来たし、特に仕事上ではペンを持ったりキーボードを叩いたりすることを始め、チョークを持つことでは補助器具を使わないと書けない状況が今も続いていて、非常に困っています。後10日もすれば親指の爪が剥がれて、新しい爪が現れそうです。今も指先が痺れて骨折部分は完治していなくてあと一月はかかりそうです。

こういう状況では、釣りの方も思うように行けなかったのですが,春も終わり,梅雨の季節になり,本格的な湖の季節が到来。久しぶりの連休で、廻りの自然と季節と時間ごとに移り変わる湖の景色が心を癒してくれる余呉湖へ行きました.

一昨年の夏以降の釣果が芳しくなく、アングラーの足を遠ざけつつあるこの湖ですが、私も昨年は年券を買ったものの、見合うだけの回数行ってないのではないかと思いますが,今年もはやりアングラーの数は少なく、逆にバスマンは増えつつある感じで、せわしなく廻りを移動するバスマンには申し訳ないけど、鯉釣りのアングラーとの距離感を意識して欲しいと思うこともあります。

それはさておき、やはりこの湖の景色は他にはない趣があります.早朝の霧の掛かった湖面はまさしく水墨画の世界でもあります。

なかなかこういう釣り場は少なく、貴重な釣り場として今後も大切にしていきたいものです。金曜の夕方日没前に到着しての久しぶりの連休の釣行でもあり、急ぐことはなく、ゆっくりと支度をします.夜から朝方、午前中が時合と考えてその時間帯に会わせてフィーディングや仕掛けを考えての今回、天気も良さそうだし、ゆっくりストレス解消にもなりそうです.知り合いのアングラーのNさんやSさんの情報から、夜の2時と朝の7時、それと私の今迄の余呉湖の経験から朝の5時から6時も喰ってくる時間帯です。

今回のタックルは、
ロッド(century c2 3.5lb 13ft),リール(uk shimano medium baitrunner xt-a long cast)
道糸(よつあみfc-disk フロロカーボン4号300m)
オモリ(30号)
ハリス(20lb)
ハリ(NGlongshank2号)
喰わせ:ボトム(ソース15mm)ポップアップ(ソース15mm)のスノーマン
撒き餌:ソース、GLM、アミノシュリンプ、パイナップルの15mm合わせて300g

残念ながら、朝迄当たりもなく,午前中に期待をしていると、突然「軽トラ」の集団が来て、8時前から釣り座の周辺の草刈りを始めました.草刈り機20台程の騒音に釣り座に居られなくなり,自転車で湖周道路を廻り、水の様子等を見て回りながら、知り合いのアングラーと挨拶を交わしながら時間をつぶすことになりました.せっかくの午前中の時間を残念ではありますが、釣り場を綺麗にしていただくのですから、感謝です。静かな釣り座になったのは,午前の11時過ぎで今回は何だか釣れそうにもなので,午後に撤収しようかと考えながら、昼食の準備です。

釣り場に来ての一つの楽しみは食事でもあります.私の場合は、普通はカレーかスパゲッティーで、それに朝はトーストとコーヒーとか質素なものですが、皆さんはどんな食事をされるのでしょうか。以前、イギリス人のアングラーのKさんの食事を拝見したら、朝から肉を焼いていました!。

昼食の準備にレトルトのご飯を茹で始めた時,時刻は午後の1時30分に、予想外のバイトアラームの連続音。「えっ?!」という感じで、竿の方に目をやるとリールから糸が勢いよく出ています。この時間に当たりとはと全くの予想外でもあり、近寄ってリールを見ると勢いよく出ている糸から久しぶりの余呉の鯉の引きを楽しめそうです。竿を持ちながら、リールの操作を始めます.今迄使っていたダイワのトーナメントISO遠投をオーバーホールに出しているため、今回はシマノのベイトランナーを使っています.フロントドラッグの絞りを確認しながら、ハンドルを回してリアーのストッパーを入れます。

最初は沖に向かって走りました。引きの強さと魚の重さを竿とリールのドラッグの強さ、更には糸の出方から感じ取ります。まずまずの大きさを感じながら魚の動きを竿を通して感じ取ります。暫くして、右手の方に走る向きを変えます。竿の弾力と適度なドラッグの強さを決めて竿さばきで少しずつ寄せに入ります。
なかなか引きが強くすんなりとは寄ってくれませんが、時間をかけてやさしくおとなしく寄せに入ります。5分程時間が経って、茹でていたご飯のことが心配になりました.15分沸騰させるのでまだいいかな。湯もたっぷりあったので、空焚きにはならないだろうと思いながら、少しずつ足下迄寄せてネットに入れて一安心。まず急いで,火を消しにいくと燃料のガスがちょうど無くなっていて火が消えていました。いいゆで加減でした(笑)。


95cmの久しぶりの余呉の鯉です。今年初めてで昨年の秋以来です。引きも十分に楽しめたので優しくリリースして一息つき、食事になりました.食事は東洋軒のブラックカレーでこれが私の定番のカレーです。少し値段は高いですが,これを食べたら他のカレーはなかなか食べれません。昼飯前の当たりは満足の一本でした.



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