リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

昨年との比較:夏の余呉湖

2011年08月16日 | 余呉湖
8月12日の夕方に余呉に到着して、先着しておられたKさん達と談笑しながらポイントを絞る。昨年のこの時期に90cm台を連続して5本以上上げることができたポイントに入ることに決める.このポイントは足場も悪く、特に取り込みには注意が必要で、足下は枯れ木の枝等もあり、余呉湖のポイントとしては取り込みが一番難しいポイントかもしれない。
 余呉湖の今年のこの時期の状況はこの10日間程、琵琶湖からの放水が続き、その前にはアオコが発生していたのですが、今は綺麗に透明度も増している状況からも昨年とは大きく異なっていて、私が入ろうとするポイントは誰も入っていないことは容易に想像がついてはいましたが、時間をある程度かけて鯉を寄せて釣ろうと考えていたので、最初にパウダーの寄せ餌を打ちながら、次に今使っているボイリーを2種類程撒く.目安は100粒から150粒。広範囲に撒くのではなく、ポイントを絞って一点に集中してのフィーディングである.
 当たりがあるとしても14日の朝くらいかと自分なりに想像する。琵琶湖からのきれいな水が余呉湖全体に行き渡った状況なので、放水ポイントから離れていても十分鯉の活性は高いと考えられる。予想通り、13日になっても全く当たりがなく、それは想定していたことなのですが、朝の「もじり」等も投げている近くではなく状況が読み切れない。
 放水ポイントに近くでは鯉が上がったとか、それも放水が原因ではなく、第一の要因が10日に大量のフィーディングがその近くでなされていることにあると考えられる。14日の朝の期待していた時間帯になっても全く当たりはなく、それでも、丁寧な釣りを心がけて、餌交換やフィーディングを行う.
 14日の午後1時半頃に当たりがある.予想外の時間帯である.昨年のこの時期にこのポイントでは一度も当たりのなかった時間帯である。取り込みには注意が要するポイントなのでゆっくりロッドを持つと重量感はない。しかし、どうも底に横たわっている木の枝に絡んでいる様子である.おそらくたくさんある木の枝ではないので丁寧に竿で感触を感じながらやり取りをする中でラインを外すことができた。振り向くと道から2台程車から人が見ている。一人は鯉釣りアングラーか、もう一人は親子連れである。ゆっくりやり取りをしていたら、アングラーは車を走らせて行くが、親子連れは釣り座まで来てこちらのやり取りを観ている。ゆっくり寄せて来たのはいいが、足下の藻にラインが絡みその重さで自由にやり取りができないものの、何とかネットに鯉をいれて、マットに包んで1m以上段差がある岸を上り何とか釣り上げることができました.大きさは満足できるものではありませんが、親子連れはびっくりしていました.自分としては狙って何とか上げることができた鯉なので、優しく扱ってリリースしました.


 Kさんも粘って14日の夕方に大型の99cmを上げたのを聞いて、同じように狙って粘ってあげた鯉なので悦びも違うかな。Kさんとは昨年の夏以来鯉釣りに関していろいろ情報交換する間柄で、今回も敢えて自分なりの仮説を立てるなかで狙った鯉だったので、特にKさんにはおめでとうと言いたい。
 15日の午前中で片付けたが、今回の車を駐車していた所にはペットボトルコーヒーの空き缶を含めタバコの空き箱等ゴミもあり、残念な気がしました。もちろんそのゴミは片付けて来ましたので今はありません。お互い釣り場の環境も良くしていきたいものです.
 また次回への課題と期待が残った今回の余呉湖の鯉釣りでした。

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