リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

水月湖?水没湖?と危機管理

2023年05月27日 | 水月湖
 春の釣りも最盛期で天候等で微妙に釣れたり釣れなかったりですが,休日の釣り日が,良いめぐりあわせになることを期待したいのが今日この頃ですね.

 ところで,アングラー諸兄はドラッグを緩めるのを忘れて竿とリールを持っていかれたことはありますか.私は,このブログでも「鯉の恩返し」で紹介したのをはじめとして,その後櫛田川で,カープロッド(マッドドラゴイン12ft3lb)とトーナメントiso5000QDのセットのタックルをドラッグを緩めていなかったために,アタリがあって,水中にもっていかれてしまったことがあり,つい最近は余呉湖で,同じようにドラッグを緩めるのを忘れていて,アタリがあり危うくカープロッド(UkDaiwaのinfinity AGS 12ft 3lb)とトーナメントiso5000QDのタックルをもっていかれそうになりました.幸いにもバンクスティックから竿が飛んで,地面に落ちて,そのとき,目の前にいたのですぐに手に取って危うく難をのがれました.

 以上の3件に関して言えるのは,3件ともロッドポッドではなく,バンクスティックにロッドをセットしていたことです.ロッドポッドと異なり,バンクスティックの場合はフロントとリアが独立しているので,引っ張られた場合にフロントが回転してしまい,外れやすくなります.一方,ロッドポッドの場合はフロントやリアのバズバーが回転しにくく,こんな場合でも,竿を飛ぶ可能性も幾分軽減されると考えられます.

 そもそも,ドラッグを緩めて待つこの釣りに関しては,竿を投げて最後にロッドポッドやバンクスティックにセットしたのち,ドラッグを緩めることは必須ですが,人間である限り,それを忘れるという前提での危機管理をすべきであると,今回自分に言い聞かせました.何を隠そう,今回水月湖でこれをやってしまったのでした.2回目の強烈な当たりに,異変を感じて釣り座に着いた時には,すでに竿とリールは水没して見当たらないという状況に,茫然自失!
水月湖ならぬ水没湖でした.今は素直に反省して,忘れるという前提での危機管理としての対策を考えております.


 ほかにも,少し状況は異なりますが,リールの糸を全部出された場合とかの危機管理もありますね.実は長年鯉釣りをやってきておりますとこれも経験しております.ところで,糸を全部出されることを考えて,糸とスプールは結ぶのではなく,テープで張っておくことで糸を出されても竿がもっていかれることはないと考えておられる方が多いようですが,実際に糸を全部出されても,例えば,私の場合は200m程出されて,スプールに糸が残っていなくて,スプールと糸が結んでありましたが,実際は,竿は持っていかれなくて,糸の弾力や,鯉がまっすぐに走ってはいないので,かかりに擦れたりして,竿がもっていかれることはまずありません.なので,人から聞かれた際には,これまでの経験をお話しして,逆にスプールには糸を結んでおいたほうがいいことをお勧めしています.テープで止めている人のほとんどは,糸を全部出された経験のない人が殆どでした.

 しかしです,ドラッグの緩め忘れは致命傷を受けますので,忘れるという前提での危機管理をお勧めします.ここでは,ロッドポッドやバンクスティックを使ってのユーロスタイルという前提でお話ししておりますので,次回以降にその具体的な方策を紹介できればと考えております.
 とはいえ,当たった鯉を取り逃がしたことの方がタックルを失ったことよりショックで,これが釣り人心理ですね.

 そんな訳で今回の水月湖釣行は水没湖釣行となってしまいましたが,最初の1投後の1時間であたりがあり,期待したものの,メータオーバーには届かずの未熟者の1本でした.その後の当りで,タックルを失うことになったという訳です.





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