リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

3月乗っ込み櫛田川

2015年03月18日 | 櫛田川
年度末で忙しい時期ではありますが,忙中閑ありで、春めいた陽射しの中、地元の櫛田川に出かけました.
この時期は乗っ込みの鯉が支流の佐奈川に入って来て毎年の繰り返しですが、この時期の特徴的なポイントとしての産卵場所を狙います。

水深は1m前後で両岸は産卵場の葦が生えています。産卵前なので,鯉は午前中に本流から入って来て、夕方には本流に戻っていくという行動をとります.
もう30年以上観察しておりますが,鯉のその習性は変わりがありません。
完全に産卵に入ってしまうと、餌を見向きもしませんが,産卵前のこの時期は積極的に餌を食いますので,餌場を確認してそこに餌を置く感じで待ちます。
投げるというより、送り込むという感じで竿をセットします。
鯉の方から寄ってくるので,フィーディングはせずに、PVAに喰わせのボイリーを数個入れて送り込みます。

今回は、ロビンレッド20mm+15mmのポップアップのスノーマン。ハリはロングシャンクのNO2と寒鯉用のワイドゲープ6号の併用です。
今回は両方のリグに当たりもあり、底の様子や時期によって、使い分けができそうですが,このポイントは泥も深くないので,どちらでも可能です。


川面を見ていると、平均サイズは80cmはある中に,90cm以上、たまにメーターオーバーも確認できます。朝、7時前にセットして、新聞を読みながらの朝食です。この時間が一番心落ち着く一時です。

一息ついた8時半に最初の当たりがあります.両岸のブッシュへ入ろうとするのか,一気に走る感じではありません。それは、バイトアラームの音からわかります.竿を持つと重さは感じないものの,抵抗はなかなかのもので、頭を上げようとはしません。足下でのやり取りではありますが,琵琶湖等の湖沼の鯉と違って,激しく抵抗します。取り込みの鍛錬には絶好のチャンスです。竿の弾力,糸の弾力を活かしながらの取り込みは、この釣での醍醐味です。足下での抵抗が続くこと10分くらいでしょうか,中型の鯉ではありますが、今年一番の抵抗をみせた鯉です.尾びれが大きく,その引きの強さを感じさせます.


80cmでした。

写真を撮って、リリースして、また車に戻り、次の当たりを待ちます。幸先よい当たりだったので,もう1本を期待してしまいます。

10時半頃に2本目の当たりがあり,1本目と同じ80cmクラスが上がり,ネットインした時に,もう1本の竿に当たりがあり、今度も強い引きで、取り込みに時間を要します。釣座から水面迄1m程段差があるので,ネットインしてから鯉を引き上げるのに少し苦労します.ネットの柄の長さが必要です。


色も赤銅色で形も良い鯉です。力強さを感じさせます。


産卵が近い時期の雄の鯉です。

3本があがったので、昼過ぎに片付けて釣り場を後にしました.次回はゆっくり時間をかけて狙ってみたいです。この時期は三寒四温でその日の気温で鯉の動きも変化するのも、浅場では直接目で確認できます。雨が降る前の温かい天気の日がこの時期の一番狙いやすい、この日はそんな日でした.


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