リーマンの鯉釣り日記

鯉釣りを始めて、もうかれこれ40年、鯉釣りが好きなんですと言える気持ちを持ち続けていたいです。

鯉の恩返し?3

2016年03月24日 | 佐奈川
前回の内容で、ウエダーの底がフェルトのものからラジアルのものに変えたと書きましたが、それは、この時期に使う状況を想定したものだからです。つまり、春の産卵場のような川の場合、川底は泥砂です。また、その川へ降りるとき、堤防は春の草が芽を出し、青葉が多く茂っている状況で、そこを降りるとき、底がフェルトだと滑ってしまうからです。実際昨年も当たりがあり、ウエダーを履いて堤防を降りるとき、草に足をとられ滑ってしまうことが何度もありました。土手の斜面の土に対してフェルトだと滑りやすいので、注意が必要です。

以前琵琶湖と長命寺川で繋がる西の湖で春の時期に釣りをして、鯉がかかって、葦にからまれたので、ウエダーを履いて取り込むことになりました。西の湖も底が泥であり、少し傾斜してるところで滑って、野球のスライディング状態で首まで水につかってしまったことがあります。体勢が想像できますよね。ウエダーを履いた状態で首まで水に浸かると、水がウエダーの中に侵入してくるので、危険ですので、気を付けたいものです。そういうことで、今回は底がラジアルのものを購入しました。

さて、結局ウエダーもだめで、とうとうボート登場となり、残されてた手段も最後になります。ボートを使い水中をボートから箱メガネで探すというものです。その後晴れて水質も透明度が増したので満を持してのボート投入です。

久しぶりのボートなので、空気を入れるのも足で踏みながらの作業ですが、難しいことではないので、作業的にはそう時間はかかりません。底板の重さがあり一人で持ち運ぶのには少し面倒ですが、何とかおろせるポイントを探していると、地元の人のボートが係留してあるところが船底が滑りやすくおろしやすく岸にシートが敷いてあるところを見つけ、そこからボートを滑らし川面へ降ろします。そこまではよかったのですが、ボートを降ろし、自分が飛び乗ろうとして足を踏ん張り、片足をボートに乗せた時、もう一方の足が、川岸から川底まで敷いてあるゴムシートの足をとられ、実際はそのシートが水の中で、海苔の様なものが付着していたため、つるつる状態で、ずるっと滑ってしまいました。そうです、またスライディング状態です。しかも、今回はウエダーは履いておらず、ブーツをはいていましたので、ブーツの中に水がいっぱい入ってきて、春とはいえ、まだ風も冷たさを感じるこの季節です、春の水温を体全体で感とは。片手でゴムボートの縁を掴み、その手以外は首から上を残しての体勢で水温を感じることになったのです。決して希望するでもなく、予想していたことでもなく、情けなさだけを感じた瞬間でした。ブーツの底はラジアルなので、泥で滑ることはないと思っていましたが、海苔の付いたゴムシートの上はつるつる状態でした。幸い、上着とズボンはレインコートとそのズボンだったので少しは助かりましたが、パンツべとべと状態です。替えもなく、かといってボートも降ろしたので、探索を続けるほかはありません。この時点で、意欲半減。

この日は北風が強く、方向的には川下から川上に向かっての風になります。オールで漕がなくてもボートは川下から川上に進んでいきます。ボートを安定に固定するために両岸の柳の木にボートを固定するためにロープも準備してきました。しかし、箱メガネから川底を覗くも、濁りから目視できない状況で、実際は箱メガネを使わなくてもボートから目視できるのではないかと感じました。しかし、この日は、北風が強く川面は波立っていて、とても川底を目視できる状況ではありませんです。To be continued.



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