わかる人はわかると思いますが,鯉に持って行かれたタックルは竿とリールだけでも新品ならいくらになるでしょうか?これがすぐわかる人は、マニアですね(笑)。ここでは、その時の自分は茫然自失で,値段を考えたら寝られなくなりますので,書きません(笑)。
ともかくあ、まず考えたことは、どうして回収しようかと。そう遠く迄は引っ張って行ってないので,もう少し水が透明度を増したら目視できるのではと。確かに水深はせいぜい1.5mまでしかないくらいなのです。しかし、底は産卵に適した泥砂なので、埋まって目視ができないかもという不安は有ります。とりあえず、天気が続けば水の透明度も増すので、偏光グラスで見れば発見できるかもしれないと考えました.そこで、今迄偏光グラスを使ったことも無いので、早速アマゾンで注文。すぐに到着して仕事帰りの夕方にその場所を確認するも見つけられません。
確かに岸から目視していても難しいとは感じていたのですが,現実に見つけられないと不安はエスカレートするだけです。次に考えたことは、ウエダーを履いて川に入ることです。ちょうど昨年この時期に使ったウエダーがフェルトが禿げて新調したいと思っていたので、これを機会に春の川用に底がラジアルのウエダーを早速購入して、それらしき場所を探すも見つけることもできません。
次は、どうしたと思いますか?想像できますよね。ボートです。長く鯉釣りをしていると(?)当然では有りますが,ボートも持っています。昔買ったままで、あまり使っていないゴムボートです。倉庫を捜して二人乗りのアキレスのゴムボートを車に積み込みます。ボートだけでは水中ははっきり目視できないので,ボートから水中を覗く箱形のメガネを購入です。これで駄目だったら、これ以上は厳しかもと思いながらも,そんなに遠く迄引っ張って行ってるとは思えないので、このボートによる探索で見つかるかもと考えました。ただ、石鯛竿と両軸リールの場合なら重さは軽く1kgは超えて、すぐに底に沈むので、一旦沈めば抵抗が強く、鯉は引っ張ることはできないと想像できます。この場合はタックルは釣り座の近くに有ると予想できます。しかし,今回の私のタックルでは、竿とリールで重さは800g程しかなく、長さも短いので,石鯛竿の場合よりは、抵抗も少なく、引っ張って行く距離は長いと予想できます。
ところで、この時期の春の天候は春に三日の晴れなしと言われるように、雨が降ります。このポイントは浅いので,少しでも雨が降るとすぐに濁ります。2日後には雨が降りました(涙)。雨の影響でまた水が濁ります。水が濁れば、底は泥砂なので,底に横たわっている竿は泥をかぶり、見つけることは難しなると思われます。だんだん不安を通り越して諦めに近い気分になって来ました.To be continued.