昨年から,特に夏の時期に快適に釣りができるマイポイントとして,よく地元の野池に通っています.通い始めてからは,今年で4年目になります.
夏の釣りでは,暑さ対策がまず考えられますが,この野池は一日中木陰で風通しもよく,快適に釣りが楽しめます.釣り座までは,3,40m程距離はありますが,待つ釣りですから,いかに快適に待てるかは,大事な視点であります.
今年もそんな季節が近づいてきていますが,このポイントは,当りも遠いので,2回の釣行(各5,6時間釣行)で1回当たればいいという感じで,当たりが無かったら,次回に備えてフィーディングを考えるという感じです.また,確実にアタリを取りたいと思ったら,フィーディングだけして帰ることも有りと考えています.適当に毎回竿を出しての繰り返しでは,私の場合,面白さも半減してしまうので,釣れなくてもいろいろ次につなげる釣りを試行することを楽しみにしています.
釣れなくても,釣り場でゆっくり飲むコーヒーの味を楽しめるひと時に感謝するような釣りにしたいと思っています.特に誰のいない釣り場で,小鳥の声を聴きながら・・・,そんな釣り場を自分の大切なポイントとして考えたいです.
短い時間であっても,そこに充実感を自覚できれば,それは自分にとっては貴重な釣行になります.
今回も4,5時間ほどの釣行でしたが,上述の意味で楽しめた釣行になりました.着いた時刻も遅く,昼前で次回のためのフィーディングだけでもという気持ちではありましたが,1投だけ,丁寧にという気持ちで竿をセットして,アタリを待つこと1時間で,予想外の当りではありましたが,意外に冷静に対応でき,藻に絡まれながら,藻を引きづって,ネットイン.
大きさ的には,今年の平均以下ではありますが,きれいな体形で,鰭の大きさが特徴的なここの鯉です.大きさだけでなく,姿形にもその鯉の価値を認めたいです.そういう意味では個々の鯉は十分にその価値を与えてくれています.7,8月はここに通うことが多くなりそうです.