風吹くままに

温泉県に暮らすマリの日常

区長さん

2017-04-29 20:48:49 | 父母のこと
「どえかえ?おばさん元気そうやなぁ。今声かけたけど聞こえんようやった」

草取りの顔を上げると民生委員を経て今年から区長さんになったKさん。

ご近所さんで、私より4学年上だ。

民生委員の時からちょくちょく家を覗いてくれていた。

Kさん、93歳になるお母さんと同居している。

「足が悪いので、おばさんのようには野菜は植えられんけど、草取りは、這うようにしてやっている。
せんでいいと言っても、それが生きがいやから好きにさせちょんのや」

「そうそう、年寄り、何言っても聞かんよね・・・」

そんな話をしつつ「これからもよろしくお願いします。母にもう一度声かけてくれませんか?
喜びますので」
と、お願いした。

にこやかに声をかけてくれ、母もうれしそうに返事をしていた。

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2 コメント

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Unknown (オカン)
2017-04-30 22:00:30
気にかけて下さって有り難いですね。

私の大叔母さんは食後の洗い物を自分の仕事としていましたけど、
「洗いが不十分」と家族が嫌って食洗機を導入。
それからですわ、認知症状が出始めたの。
そんな大昔の事をふと思い出しました。
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オカンさんへ (まり)
2017-05-01 20:20:13
そうなんです。
ちょっとした声掛け訪問を嬉しがります


本人の生きがいを取り上げるのは考え物だけど・・・って家族の気持ちもわからないでもないです。
家族が、どこまで付き合えるかってのがありますね。
難しい。
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