風吹くままに

温泉県に暮らすマリの日常

すずの爪あと  乃南アサ

2024-02-18 12:26:00 | 日々のこと





読み始めて驚いた。
初っ端の「すずの爪あと」。
2016年に「小説新潮」に掲載。
乃南アサ版「吾輩は猫である」。
主人公はふくという猫。
子猫の時に多絵ちゃんに拾われて、
家族間の諍いはあるものの、愛される日々。
そして一年が経った頃ある出来事が起こる。
猫が主人公なるも、、、そこじゃない。
何に驚いたか?
2007年前後の能登半島、珠洲市を描いた物語だった事。
ある出来事とは、能登半島沖地震。
それから約17後の2024年の元旦にも、、、。

社会派の乃南アサさんの力量を感じた。



コメント (4)
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