まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

目なんかウルウルさせたってさ

2007年12月15日 21時58分23秒 | 犬だって
図書館の帰り、公園を通ると道の真ん中でチワワが固まっていた。

飼い主がいくら引っ張っても、てこでも動こうとしない。

わたしはチワワが好きじゃないのだが、その様子は可愛らしかったので

あら、きめっこしてどうしたの?と声をかけながら近づいた。

ちなみに「きめっこ」は方言で「すねてる」「むくれてる」の意味。

すると飼い主が素早く近づきさっとチワワを抱き上げた。

まるでウチの子に触らないで、というように。

そしてわたしの顔など見ずチワワに「寒いからかな~」などと話しかけている。

感じ悪い。

これだから愛玩犬の飼い主は苦手なんだ。

この人たちは買った犬を飼っているんである。

わたしにとって犬は拾ったりもらったりするものであって

選んだわけではなく、なんとなく出会ったという感じである。

ショップで気に入った犬を買う人たちに感じる違和感は拭いがたい。

それでまたどういうわけか愛玩犬の飼い主って愛想悪い。

わたしは、散歩の途中話しかけてくる犬好きとはよく話をしたし

うちの犬を可愛いと言ってもらえるのは嬉しかった。

しかし、愛玩犬の飼い主は「ウチの子が可愛いのは当たり前」で

いちいち話しかけられたりするのは鬱陶しいのかもしれない。

こういう人たちは、犬が好きなのではなく「ウチの子だけ」が好きなのだろう。

もっともチワワって案外気が強いので、わたしを噛んだりしないように抱き上げたのかもしれない。

どっちみち好きになれないけど。
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