まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

どんどん早くなる

2014年11月09日 18時23分08秒 | 日々雑感
待ち合わせの時、相手を待たせるのが嫌な人と、待たせても平気な人がいる。

待たせるのが嫌な人は、たいてい他人の時間のルーズさにも厳しいし

待たせるのが平気な人は、待たせられても気にしない人が多いようだ。

わたしは待たせるのが嫌なので、少し早めに行くタイプ。

昔まだ、携帯電話がこの世にない頃、2時間近く待たせられて絶交した苦い経験から

待つのもほどほどにしようと考えていたけれど、

昨今、遅れるときは連絡が入るし、どうしたのかと思えばこちらから電話もできるのだから

「待ちぼうけ」や「すれ違い」といったことはほとんどなくなった。

むしろ、待たせるのが嫌な人同士の待ち合わせのが厄介だ。

例えばわたしが、「迎えに来てもらうのだから少し早めに待っていよう」と考える。

しかし迎えに来る人は「XXさんは早めに来るタイプだから、それより少し早く待っていよう」と考える。

結果、待ち合わせ時間より双方が10分ずつ早く来ていたりする。

そのときも待たせたほうが恐縮し、次の機会には

この前、10分前に行って待たせちゃったから・・・などと考えて

さらに早く行くようになるから、全くもう。

せっかちという性分もあるのだろうけど、両親もやたらと早く用意したがるタイプ。

10時に出れば余裕で間に合う、というときは

「じゃあ、ちょっと余裕見て9時半ね!」

なんでだ。

父親が車で送ってくれるときも、頼んだ時間より15分も前からエンジンをかけ始めるので

近所迷惑だし、早く着いてしまうし、最近は出たい時間より遅めに言うことにしている。

それでちょうどよいくらい。

かと思えば、つわものはわたしの妹である。

「13時頃」と約束したら大体14時。

頃、の概念がどうかしてる。

なので最近は、言われた時間からほぼ1時間~1時間半を目安に待っている。

そうするとどんぴしゃり。

どこかラテンの国の待ち合わせを思わせる感覚に

こういう風にわたしもなりたい、と本気で思うのだ。