まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

髪に祈りを

2007年11月20日 19時22分20秒 | きれいになりたい?
一年半ぶりにパーマをかけた。

二十歳くらいのときは、短い髪にいつもくるくるパーマをかけていて

「シャーリーテンプル」と呼ばれたりした。

当時その髪型は流行っていなかったが、わたしには似合っていた(と思う)。

しかし、ああいう髪型ができたのは若さゆえかな、とも思う。

前回かけたときはゆる過ぎて、かけたかかけないかわからないほどだった。

今、美容院ではきついパーマはかけたがらない。

SカールとかCカールとかいう、ゆるーいパーマをかけたがる。

今回もあまりきつくはかからないだろうと思った。

しかし、寝癖のようなパーマでは困るので

美容師さんと、きつ過ぎずゆる過ぎずという打ち合わせをする。

3時間くらいかかるかと思ったが、二時間ほどで仕上がり

思ったよりはよくかかっている。

それでも昔のパーマに比べたらゆるいけど。

なのに美容師さんは「今、結構かかってますけど乾けば落ち着きますよ」などと言う。

かかり過ぎたと心配しているのだろうか。

今、オバサン以外できついパーマかけてる人、ほとんどいないもんねえ。

昔はソバージュなんて流行ったもんだけど。

美容院に行く前に一応、ヘアカタログを見たのだが全然参考にならなかった。

今の髪型って、ベースはゆるくパーマをかけてコテやワックスで動きを出すのが多いのだが

そんなテクニックがあれば苦労はしない。

しかも前髪はやたらと重めで長めで、仕事には向かない髪形ばかり。

それにしても、気に入った髪形にはなかなかなれないもんだ。

短くしてると伸ばしたくなり、伸ばしていると切りたくなる。

一貫しているのは髪を染めないということだけ。

同年代の同僚たちは皆、白髪を染めているという。

染めないで済むわたしを羨ましいという。

白髪の出る年齢は個人差があるだろうが、わたしの父は今でもほとんど白髪がない。

母は時折染めているようだが、それでも白髪は少ないほうだろう。

そういえば祖母も白髪が少ない。

このままいけばわたしも、白髪の少ない人生を送れるかもしれない。

地肌が弱いので染めないで済むのは嬉しい。

量も少なく細い猫っ毛で、スタイリングの悩みは尽きないが

人に羨ましがられることもあるのだから、有難く思わねば。

いざとなったらウイッグもあるしね。

前途は明るいのさ、きっと。