「足音だけで声かけてきた君が なんだか嬉しい」
憎からず思っている人の手に偶然触れてしまった。
どきどき。
青いな、わたし。
意外とごつごつしていなくて優しい感触だった。
ホントに指先にちょっと触っただけなんで、どうだか分からんが。
一瞬ではっきり分かったのは温かかったということ。
わたしの手は一年中ものすごく冷たいので、たいがいの人の手は温かく感じる。
こちらが「温かい」と感じたということは、向こうは「冷たい」って感じたんだな。
「なに、この冷たさ」って思ったかな。
ヤダな。
なんとも思わなかったかな。
それはもっとヤダな。
どきどき。
青いな、わたし。
意外とごつごつしていなくて優しい感触だった。
ホントに指先にちょっと触っただけなんで、どうだか分からんが。
一瞬ではっきり分かったのは温かかったということ。
わたしの手は一年中ものすごく冷たいので、たいがいの人の手は温かく感じる。
こちらが「温かい」と感じたということは、向こうは「冷たい」って感じたんだな。
「なに、この冷たさ」って思ったかな。
ヤダな。
なんとも思わなかったかな。
それはもっとヤダな。