ネコときどき彼 *No cats No life*

ネコと私とベルギー人の彼の楽しい毎日

星をみあげて

2012-04-28 | 日記
みなさま、ブログ更新できなかったのには、いろいろと悲しいことが重なったからでした
会えば必ず別れが来る、のは世の習い・・・と頭ではわかっていても、どうしても心が受け入れられないこともありますね
生まれてくるのもひとり、死ぬのもひとり
だからこそ、この世に生きている時は、誰かと一緒にいたいものです



去る4月14日、偉大な雄猫 Dorry Mama Cat's ELF くんが、その美しい一生を終えました
日本のノルウェージャンの発展に、彼の存在はあまりにも大きく
その不在感は、心にぽっかりと大きな穴が開いた、などと言う言葉では足りません
訃報を聞いた当日、私は思わずエルフくんの孫にあたる なっちゃんを抱きしめずにはいられませんでした



キャッテリーに生きる雄猫は、その一生のほとんどを、限られた自由の元で暮らす運命です
ケージで暮らしたり、パンツをはいたりすることはもちろん
他の雄猫との葛藤もまた・・・
でも、この美しい姿からは、そんなネガティブな面はとても感じられません



幾多の猫をご覧になっている Dorry Mamaさんにして

『エルほど色気のある目をした子は珍しい』

と言わしめた逸材でした
彼の子だからと言って、全員が彼のような目を持てるわけではないんですね

余命がわかったとき、じたばたするのは人間だけかもしれません
気高い志のまま、周りを気遣い、ともに過ごした人の心に『生とはなにか』『いのちとは何か』を教えてくれるペットたち・・
みなさま、今宵、もしも晴れていたら、夜空を見上げてみてください
そこには、たくさんの星があります  
きらきらと瞬く星の中に、みなさまが見送られたペットたちがいます 
その中に、ひときわ輝く大きな星があったら、それはエルフくんかもしれません 

Dorry Mama ELF ~In our precious memory forever・・・
(掲載した写真はお借りしたものです、お持ち帰りはご遠慮ください)







ねこのきもち