三     九

いつも ありがとう

忘れられない時間・・・・・

2016-06-19 08:22:02 | 人生いろいろ
夜 暗い所は苦手 まして夜中の外へ・・・でもこの日ばかりは ご近所に緊急事態を知らせる為に 怖い・・・なんて考える間はありませんでした。

父さんの「お前は近所を起こせ!」の一言があったからでしょうね。

飛び出しましたよ。

大声を出して知らせようとして1度は外に飛び出したのですが 私は、ある事を思い出し、家の中に引き返しました。


ある事・・・

小さい頃、聴いた話で、実話かどうか、そして誰に聞いたのか 全く覚えていないのですが・・・

ーーー地震が発生して 津波が来る そう悟ったお坊さんが村人達に、緊急事態 危険を一早く知らせる為に
金のバケツをガンガン叩きながら高台へと駆け上ったと、
あの賢いお坊さんが頭がおかしくなったと、心配して ぞろぞろと高台へ
登って来た村人達は、津波に巻き込まれる事なく無事に救われたとーーー。


緊急事態 何故かその話が頭よぎりましたね。

私の声はどちらかと言うと低いほうだから、ご近所に緊急事態発生を知らせるには 届かないかも・・・ふと思いついたのがこの話

緊急を伝えるには何かプラスが必要と思って・・・


賢いお坊さんの金のバケツのお話と一緒にしては申し訳ないのですが、

ただの凡人主婦のとっさの思いつき、柄の付いた片手鍋を、両手に1個づつ持って再度外へ飛び出しました。



ガンガン叩きながら

「起きてくださーーーい 火事ですよーーーーーー 起きてくださーーーーい 火事ですー」



火元は

裏の家のお隣、我が家にとって斜め後の家の火災でした 空家だったので人的被害が無くて幸いでした。


2階建ての建物がほんの数時間の間に・・・悲しい出来事でしたね。



最初の霧雨と途中からの小雨と無風のお陰で、

裏のおばあちゃんのお家と 我が家のお隣、(もろ裏が火元) そして 我が家は 誰大難が小難で済んだようで、

誰かに守られていた様な気がしました。

原因はきちんと解明された事でしょう。 放火ではない様子なので安心しました。



お恥ずかしい、私の珍行動 後ほど数人の方に

「活躍されたそうですね」「金を叩く音で目が覚めました、良かったです」と声かけられました。

両手に持ったお鍋は裏のお婆ちゃんのお庭で手を離したようです。デコボコになって発見されました。

夢中だったのですね。 もしかして私怪力?


この日の出来事は、父さんと私と ご近所、地域の人々にとって忘れられない時間となった事でしょう。

火の用心 今、1度再確認するようになりました。




今、あちこちで地震が起きて、日本列島穏やかでは無いですね。

大難が小難に小難が無難でありますように願わずにはおれません。


災難はいつ降り掛かるかわからないですね。

息子達がお世話になっていたボーイスカウトでよく言っていました。「そなえよつねに」

身も心も物もですね「備えよ常に」






先日、JRカモメに乗って、博多で新幹線に乗り換え、新大阪でサンダーバードに乗り換え金沢へ旅しました。

近所のママ友・・・ずっと子育てしている頃からの30数年来のお付き合いで、今では ババ友 ですね。

少しの金額を毎月積み立てていました、3年ほどの分でちょっと豪華な旅をお友達が計画してくれました。

それぞれ旦那さんはお留守番。

ババ友、7人で金沢の 兼六園、白川郷、東尋坊、永平寺と巡ってきました。

どこも観光客で賑わっていました。

特に白川郷、外国に来た と思うほど 海外の方が多くて外国語が飛び交っていました。


我が家の宗派は曹洞宗 永平寺は曹洞宗の本家本元ですね。

ご縁があって参拝出来る事に感謝し、丁寧にお参りさせて頂きました。


たくさん食べて、 たくさんおしゃべりして、 たくさん笑って、楽しい たのしーーーーーい2泊3日の旅行 ♪ ♪ ♪でした。





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