もう始まっていました。
日中の気温が高めで雪が少ないせいか、例年に比べてかなり早い。
試しに開けてみたカエデの穴から、滴り落ちる樹液
採取できる期間は短いので、早速集めてみることにしました。
昨年からカナダ製の採取口(黒プラスチック)に、
内径8㎜のパイプを使っていますが、
この採取口に決めるまで、水道管用の接手(ニップル)やプラスチック製のホースジョイント等、
いろいろ試行錯誤がありました。
まず手動のドリルで穴を開け(木工用ドリル12mm)、
太い木の3か所にホースをセットし、ボトルの口をラップとアルミホイルで覆いました。
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3か所にしたのは、穴の高さや向き(方角)で、
樹液の出方が違うかどうか試したかったからです。
これまでの経験では同じくらいの太さでも、木によって出方は一様ではありませんでした。
こうした個体差は、根や枝の広がり具合などの違いによるのでしょうかね?
今日は、4本のカエデに10個の採取口を付けました。
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さあ、今度は集めた樹液を40分の1にまで煮詰めなければなりません。
これがなかなか大変なんですが、苦労の後には自家製の「メープルシロップ」ができます。
ほんの少しですがね。
いろいろ試しながら、効率よく採取や煮詰める作業が出来るように、工夫してみたいと思います。
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夏の木陰、秋の紅葉、冬のメープルシロップ
うちのイタヤカエデに感謝!
遅い春がやって来るまで、こんなことをしながら過ごしています。長期予報を見ると来週後半から、また寒気が来るようで、樹液もどうなるんでしょうね。以前、早すぎて凍ってしまったことが有りましたよ。