mardidupin

記憶の欠片あるいは幻影の中の真実。

4月13日(水)のつぶやき その2

2016-04-14 04:20:45 | 〈Twitter〉

あまのかは古きわたりもうつろひぬ月の桂ぞいろにいでゆく /定家


Good_afternoon ○○:.. *:..。o○:..○。 ○ *:. ○、.:。。○☆☆☆ ☆*: 。:*:・  '*:..。o o★ *:..。o★☆


あげまきの跡だに絶ゆる庭もせにおのれ結べとしげる夏くさ /定家


かぎりあれば衣ばかりはぬぎかへて心は春を慕ふなりけり /西行


放たれし悲哀のごとく野に走り林にはしる七月のかぜ /牧水


逢坂のあらしの風に散る花をしばしとどむる関守ぞなき /実朝


都鳥隅田川原になれ住みてをちこち人に名やとはるらん /良寛


《“Dupin の心情”》《Dupin の月》《Dupin の在地》詠んでいます。《歌留多二十四時》は準備中につきもう暫くお待ちください。


春の日はきらひわたりてみよしのの吉野の山はふかぶかと見ゆ/茂吉


枝しげみ杉の木陰にきえやらで雪さへとまるあふさかのせき /定家


みそぎすとしばし人なす麻の葉もおもへばおなじかりそめのよを /定家


鎌倉の浅山峡をとほり来て白き砂丘は見えそめにけり/茂吉


うばたまのわが洗ひ髪ちらし髪金の襖子にふるる初夏 /晶子


大き花ならび立てども日まはりや疲れにぶりてみな日に向かず /千樫


Good_night ★★。:★* :. ○☆ *:..。o*:o☆ *:..。○☆ 、.:○○ *: 。。○○☆ 。:☆o○☆


きさらぎの天つひかりに飛行船ニコライ寺のうへを走れり/茂吉


さゐ河よ雲立ち渡り畝火山木の葉さやげぬ風吹かむとす /伊須氣余理比賣(古事記)


夕顔は端居の膳に見さだめて月より白し満ちひらきつつ /白秋



4月13日(水)のつぶやき その1

2016-04-14 04:20:44 | 〈Twitter〉

零時です。《熱い想いの情景》を詠んだ和歌をツィート。Dupinの熱い世界を感じてください。


今よりのゆききも知らぬ逢坂にあはれなげきの関を据ゑつつ /定家


森出でてあをき五月の太陽を見上ぐる額のなにぞ重きや /牧水


一年に一夜と思へどたなばたの逢ひ見む秋の限なき哉 /貫之


七つの子かたはらに来てわが歌をすこしづつ読む春の夕ぐれ/晶子


年をへておなじこずゑにさく花のなどためしなきにほひなるらむ/定家


かぎりあれば衣ばかりはぬぎかへて心は春を慕ふなりけり /西行


アァク燈點れるかげをあるかなし蛍の飛ぶはあはれなるかな /白秋


望月の駒ひく時は逢坂の木の下やみも見えずぞありける /恵慶


ひるがへる萌黄わか葉や逝春のひかりかなしき逢坂を越ゆ /茂吉


Good_morning 。○:* :..。 ○: *: 。:・ o○ o。o○☆○☆ Happy_Wednesday :..。o○☆★☆ o○☆★ 。o○☆★ 、.


六時です。おはようございます。和歌《“Dupin の心情”》及び《Dupin の月》《Dupin の在地》をbot 形式で開宴しています。


@Alex_bot_ アレックス歌詞botさん、おはようございます?( ̄▽ ̄)ゞ


年長く病みしわたれば花をこひ上野に行けば花なかりけ り/子規


五月雨の日かずも雲もかさなれば見らく少きよものやまのは /定家


向日葵は諸伏しゐたりひた吹きに疾風ふき過ぎし方にむかひて /茂吉


いその神ふるき都は神さびてたゝるにしあれや人もかよはぬ /実朝


人麿の歌をしみじみ読めるとき汗となり春の日は背をながるる/牧水


向日葵のおほいなる花のそちこちの弁ぞ朽ちゆく魂のごとくに /牧水


梅が香にむかしをとへば春の月こたへぬかげぞ袖にうつれる/家隆


立田山木葉のしたのかりまくらかはすもあだに露こぼれつつ /定家


たきつぼのよどみ藍なす中つせの黒岩の上に立てば涼しも /左千夫


正午になりました。ただいま、和歌は《“熱い想いの情景”》《Dupin の好きな処》《Dupin の好きな歌人等》を開宴中!RT していただけると嬉しいです。


菅の根や日かげもながくなるままにむすぶばかりに茂る夏草 /定家


いつの間も神さびけるか香具山の桙杉の本に苔生すまでに /鴨足人