mardidupin

記憶の欠片あるいは幻影の中の真実。

12月11日(金)のつぶやき その2

2015-12-12 04:22:31 | 〈Twitter〉

葵草かづらにかけてちはやぶる賀茂の祭をねるや誰がこぞ /実朝


いもせ山ほそたに川を帯にしてかすみのころもけさやきるらん /俊頼


春の海西日にきらふ遥かにし虎見が崎は雲となびけり/左千夫


Good_afternoon ○○:.. *:..。o○:..○。 ○ *:. ○、.:。。○☆☆☆ ☆*: 。:*:・  '*:..。o o★ *:..。o★☆


畝火山昼は雲と居夕されば風吹かむとぞ木の葉さやげる /伊須氣余理比賣(古事記)


七夕の舟路はさしもとをからじなど一年にひとわたりする /俊成


檜原もる布留の社の神やつこ春きにけりと知るらめやそも /好忠


鶺鴒が雲雀の声によく似るとこころに云ひてあふぐ春の日/牧水


向日葵のおほいなる花のそちこちの弁ぞ朽ちゆく魂のごとくに /牧水


逢坂をわが越えくれば笹の葉も虎杖もしろく塵かむり居り /茂吉


《“Dupin の心情”》《Dupin の月》《Dupin の在地》詠んでいます。《歌留多二十四時》は準備中につきもう暫くお待ちください。


逢坂の杉まの月のなかりせばいくきの駒といかでしらまし /匡房


上野山日くれて虎の吼ゆるなり虎かひ人や餌を忘れけん/子規


二荒の山のつゞきの山もとにたぎつ七たき七つなみおつ /節


くにうちに飢泣く民のあると聞けば花を過ぎつつ楽しとも見ず/左千夫


この糸を斬りたくはない織りなす身綾を絡める色は彩なり/篳篥巫鞠瑠


大きなる蕊くろぐろと立てりけりま日にそむける日まはりの花 /千樫


Good_night ★★。:★* :. ○☆ *:..。o*:o☆ *:..。○☆ 、.:○○ *: 。。○○☆ 。:☆o○☆


凍りつく声が途切れし深き夜燃える肌あり濡れて沈みて/篳篥巫鞠瑠


鎌倉の昔の人は帰らねど野中の佛今にのこれり/子規

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まどひける道をば知らず妹背山たどたどしくぞたれもふみ見し /源氏物語・藤袴



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