mardidupin

記憶の欠片あるいは幻影の中の真実。

4月13日(月)のつぶやき その2

2015-04-14 04:09:31 | 〈Twitter〉

二三本あをき芽をふく木のありて山の心地す初夏の風 /晶子


正午になりました。ただいま、和歌は《“熱い想いの情景”》《Dupin の好きな処》《Dupin の好きな歌人等》を開宴中!RT していただけると嬉しいです。


思ふことみな尽きぬとて御禊する川瀬の波も袖ぬらしけり /俊成


逢坂はかへりこむ日をたのみにて空行く月のせきもりぞなき /定家


暑かりしひと日は暮れて庭草の埃しづもり月見草咲けり /牧水


二荒の山のつゞきの山もとにたぎつ七たき七つなみおつ /節


春の夜の衾しかんと梅の鉢も蕪村の集も皆片よせぬ/子規


Good_afternoon ○○:.. *:..。o○:..○。 ○ *:. ○、.:。。○☆☆☆ ☆*: 。:*:・  '*:..。o o★ *:..。o★☆


春まひる日のかへろひに湖の面はくろく沈みぬそのひとときを/定家


夏ぞしる山井の清水たづねきておなじこかげにむすぶちぎりは /定家


上野山日くれて虎の吼ゆるなり虎かひ人や餌を忘れけん/子規


ながめこし花もむなしく散りはててはかなく春の暮れにけるかな/実朝


《“Dupin の心情”》《Dupin の月》《Dupin の在地》詠んでいます。《歌留多二十四時》は準備中につきもう暫くお待ちください。


妹に恋ひ我が越え行けば背の山の妹に恋ひずてあるが羨しさ /古集


ほろびゆくこの初夏のあはれさのしばしはとまれ崎の港に /牧水


七月の山の間に日光のあをうよどむに飛ぶつばめあり /牧水


たなばたに脱ぎてかしつる唐衣いとゞ涙に袖や濡るらん /貫之


高どのの三つば四つばのあととへば麦の二葉に雲雀なくなり/子規


七月やうすおしろいをしたる風歩み来りぬ木の下行けば /晶子


Good_night ★★。:★* :. ○☆ *:..。o*:o☆ *:..。○☆ 、.:○○ *: 。。○○☆ 。:☆o○☆


寝静まる里のともし火皆消えて天の川白し竹藪の上に /子規


もみぢ葉を関守る神に手向けおきて逢坂山を過ぐるこがらし /藤原実守


風そよぐならのこかげの夕涼み涼しくもゆるほたるなりけり /良経



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