mardidupin

記憶の欠片あるいは幻影の中の真実。

9月12日(土)のつぶやき その3

2015-09-13 04:33:31 | 〈Twitter〉

桃色の春かぜの吹くこころより浄らなるなし浮きたるはなし/晶子


七月の山の間に日光のあをうよどむに飛ぶつばめあり /牧水


滝つぼにおりてみらくと苔青き五百個人岩群を足読みてくだる /左千夫


ひさかたの天の香具山この夕霞たなびく春立つらしも /人麻呂歌集


濠の上を砂吹きゆけば樹末よりニコライ堂は高く見えたり/憲吉


山川の岩にせかれてちる波をあられとぞみる夏の夜の月 /西行


夕ぐれて軒並みくらしひむがしに峯雲たかく黄にかがやけり /千樫


いその神ふるき都は神さびてたゝるにしあれや人もかよはぬ /実朝


Good_morning 。○:* :..。 ○ Happy_Saturday ★☆ *:..。o○☆★ 。o○☆★ 、.: *: 。:*:・  、.: *: 。:*:・ '*:..。o○ o○☆ *:..。o○☆


六時です。おはようございます。和歌《“Dupin の心情”》及び《Dupin の月》《Dupin の在地》をbot 形式で開宴しています。


@pante_bot パンテくんさんさん、おはよう?(*^▽^)/★*☆♪


@mistersui_bot ミスターbot 水曜どうでしょうさん、おはよう?(*^▽^)/★*☆♪


あまのがは手玉もゆらにおる機のながき契はいつかたえせむ /定家


去年の春ちりにし花もさきにけりあはれ別れのかからましかば/赤染衛門


十ばかり小馬ならびて嘶きて春風よぶや牧の裾山/晶子


石上布留の早稲田の穂には出でず心のうちに恋ふるこのころ /抜気大首


向日葵のおほいなる花のそちこちの弁ぞ朽ちゆく魂のごとくに /牧水


上野なる動物園にかささぎは肉食ひゐたりくれなゐの肉を/茂吉



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