すだき来し沢の蛍は影消てたえだえ宿る宵の稲妻 /寂蓮
花散れば道やはよけぬ志賀の山うたて木ずゑを越ゆる春風/有家
なやましく漸く嵐の吹きたれば重くすすれし向日葵の花 /憲吉
上野なる動物園にかささぎは肉食ひゐたりくれなゐの肉を/茂吉
山近くいほり結びて永き日をただ山を見る人となるべく/子規
Good_night ★★。:★* :. ○☆ *:..。o*:o☆ *:..。○☆ 、.:○○ *: 。。○○☆ 。:☆o○☆
花の袖かへまくおしきけふなれや山ほとゝきすこゑは遅きに /良経
花はみな散りはてにけり夏木立みどりも春の色ならぬかは /有家
ま愛しみさ寝に我は行く鎌倉の水無瀬川に塩満つなむか/万葉集東歌
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