mardidupin

記憶の欠片あるいは幻影の中の真実。

《Winterlied》

2014-01-26 06:06:45 | 〈無色と白色の間の部屋〉
眠らない街を貫き低音だけの一つの歌が響く

雪や氷を溶かして情歌は熱く届く
俺の仕事部屋の処へと

そこでは炎が燃えて紡ぎ車が回っている
暖かい部屋の片隅で

絵画の中の貴女は黙って座っている
貴女には聴こえているのか 愛しい人よ?

吹雪の中に
見てご覧!俺は立って
貴女を待っていたんだ 恋しい女よ!

この情歌のせいだろうか
貴女の頬が紅色に光っているのは
それとも紡ぎ車のせいか?

おお 素敵な時は
なんて遠くに行ってしまったことか!
おお 至福の瞬間よ!

ああ ほんの一瞬だけだったのか
二人の幸せは
永遠に去って逝ったと言うのか!

(mardidupin)



ber Berg und Tal
Mit lautem Schall
Tnet ein Liedchen.

Durch Schnee und Eis
Dringt es so hei
Bis zu dem Httchen.

Wo das Feuer brummt,
Wo das Rdchen summt
Im traulichen Stbchen.

Um den Tisch herum
Sitzen sie stumm.
Hrst du mich,Liebchen?

Im kalten Schnee,
Sieh! wie ich steh',
Sing' zu Dir,Mdchen!

Hat denn mein Lied
So dich erglht
Oder das Rdchen?

O liebliche Zeit
Wie bist du so weit!
O selige Stunden!

Ach nur ein Blick
War unser Glck.
Ewig verschwunden!


(Gustav Mahler)

1月25日(土)のつぶやき その2

2014-01-26 05:48:32 | 〈Twitter〉

《蟇の硝子映る雪ひらと顫動ふるひ声響くなり》


《星空は静寂を保ち樹木は枝の上の木の葉一枚すらそよぎもしない甘美さが地上全てを覆っているのを平和というのか》


《泥灰石に塗られた壁の亀裂にも冬の陽光入りて倒れつ》


《貴女の瞳に映っているのは貴女の望んだ贈物それとも俺…》


《恐れては希望し燃えては氷となり空高く飛ぶかと思えば地上で凍える》


《絵本の一頁に異国の白い城があり貴女は空色の絵の具で空を塗った》


日中昼九つ
《歌留多二十四時》は、mardidupin_botです。


《不可思議な白波浪ゆくを浚ひしも清め初塩わたしは持たぬ》


《碧い眼に前髪揺らし見つめる眼は嫌悪を現す見知らぬ恋人》


私は 1/24 13:01 以降 58 回呟きました。(前日比:+11回) #countkun @mardidupin


《貴女を射当てたあの弓に乾杯そして貴女の心臓にまで達したあの傷痕に乾杯》


《神を信じてはいなかったが仕事着を着た者の中にはいないという事を知っていた》


《日輪の照らせし甞ての穀粒さやぎ詰藁の中》


《仄かな灯りを愛し湿気に傷む寒々とした部屋の中にて心を凝らし気を凝らし物語を読んでいた》


日入暮六つ
《歌留多二十四時》は、mardidupin_botです。


《さればこそ思ひめさるな仔猫にて叫びたる声湧きあがる密》


《愉快にシャンパングラス片手に眺めているのは王と后。兵士らは赤服や緑服や白青服の兵隊たちは砲火の下斃れ伏している》


《色褪せた恋に再度の色は付かぬ》


《瑞々しい貴女の胸に頭を横たえさせて高鳴る接吻の余韻を楽しみたい》


《深い池映し出される影になく夢と知りつつ飛びだちて今》


《あの季節あの時間あの一瞬あの場所で貴女を掴まえたのだ》



1月25日(土)のつぶやき その1

2014-01-26 05:48:31 | 〈Twitter〉

夜半夜九つ
《歌留多二十四時》は、mardidupin_botです。


《貴女を膝に抱けば葉巻が揺れている》


《長い指すくむ腰骨絡めいる古壁に漲る瘡蓋模様》


登録してみましたが、どんな感じになるのかよくわかっていません。→ Check out “萩原啓蔵, ぐい呑み, 陶芸作品 啓蔵虫食い” at Sumally.com/p/1250458

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《碧い眼に前髪揺らし見つめる眼は嫌悪を現す見知らぬ恋人》


《光る瞳その色鹿子また殺す見えない手あり犬となりゆき》


《すべての恋文に彼のことだけを胸に煩い彼だけしか見ることのできない想いを私は抹殺した》


《Piosenka litewska》Fryderyk Chopin #Chopin
Bardzo raniuchno wschodzio soneczko,Mama przy szklannym okienku siedziaa, pic.twitter.com/TYNRpsC4cF


《Piosenka litewska》白々明けし朝の時 陽ゆるり昇りゆき 御母上は格子の窓下の床に座布団も敷かず座っていらした 「ほんに何処やら現れたのやら」 御母上は御尋ねになる (cont) tl.gd/n_1s02pus


お疲れさまです!!只今の時間をお知らせします! January 25, 2014 at 05:00AM

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《深い池映し出される影になく夢と知りつつ飛びだちて今》


《Piercie》Fryderyk Chopin #Chopin  Smutno niaki ci pieway,A ja ju kochaem,A na lewy palecmay Srebrny piercie daem. pic.twitter.com/gU9bjA9X6y


《Piercie》哀しみに貴方を抱き女が歌を歌っていた時から 私はすでに恋に堕ちていた だから、その左の薬指に 貴方からの銀の指輪を喜んではめた 村の娘たちは他国の若者と結婚したが 私は貴方だけを愛し続けた (cont) tl.gd/n_1s02q5i


05:04 TOKYO FM
GT / クレイジーケンバンド
j.mp/1aSUIt9

#tokyofm #聴いてたらRT
.18

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【今日の季語1489】蕪村忌(ぶそんき):江戸の俳人で画業にも秀でた与謝蕪村の忌日。陰暦天明三(1783)年十二月二十五日に六十八歳で没した。雅号にちなむ「春星忌」の傍題も。◆太筆に墨のぼりくる蕪村の忌(嶋田麻紀) #jhaiku #kigo

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何を見ているのか、白鳥!或いは未来か愛か? RT @tinger7: とても綺麗~ pic.twitter.com/Fcn5ShEAQh

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@mardidupin Bardzo raniuchno wschodzio soneczko = Very early at morning amid the sun, - like polish...:)

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★。:*★★★:..。 #Good_morning○☆ * #Chopin :..。o○☆★ 、.: :・ :..。o○ o○☆ *:..。o○☆ pic.twitter.com/Hmp2Gd0ZAB


日出明六つ
《歌留多二十四時》は、mardidupin_botです。

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《 Im Lenz 》

2014-01-26 04:18:20 | 〈無色と白色の間の部屋〉
彼:教えてほしい 真昼の現実の中で幻夢を見ている貴女
今はいったいどんな悩みがあると言うのでしょう?
貴女は沈黙を守り歩いてゆく 早春の深い森の中を
本当に盲目だと信じているように


貴女:「わたしは盲目ではありませんけれど それでも見えません
 わたしには暗闇ではありませんが 明るくもないのです
 笑顔も創れるし 涙を流すこともできます
 けれどもこんな事 誰にも言えないのです」


彼:おお 貴女を太陽は恋人のように包んでいるでしょう
何故に苦しみ 後悔しなければならないのでしょうか?
荷物が重いなら捨ててしまえばいい 哀しみの貴女
自分を喜ばせるほうがいい 耀く太陽の青空のもとで


貴女:「喜べないの 太陽の光では 喜んではいけないの 青空に
 けれどもそれでも春は大好き
 嗚呼 わたしは唯ひとり あの人だけを見たいのです
 はるか昔にわたしを残して逝ってしまったあの人を」


(mardidupin)




Sag' an,du Trumer am lichten Tag.
Was willst du heut' mit dem Bangen?
Du wandelst so stumm durch Lenz und Hag,
Als wrst du von Blindheit befangen.


“Ich bin nicht blind und sehe doch nicht,
Mir ist nicht dunkel und ist nicht licht.
Knnt' lachen und knnte weinen.
Doch sagen knnt' ich es keinem.”


O sieht dich die Sonne so freundlich an,
Was sollen dir Schmerz und Reue?
Wirf ab deine Last,du traurige Mann,
Und freu' dich an Sonne und Blue.


“Mich freut keine Sonne,mich freut kein Blau
Und hab' doch den Frhling so gerne.
Ach,die ich allein nur am liebsten erschau,
Die weilt schon lang in der Ferne.”


(Gustav Mahler)