ぼちぼち日記

シニアの暮らし方や思い、猫たちのことなどをマイペースで記録しています。

「内なる町から来た話」 絵・文:ショーン・タン 訳:岸本佐知子

2021-01-23 21:24:57 | 
彼らはなぜここにいるんだろう?何を考えているんだろうか?もしや人間界への侵略?だが、やがて気づかされる。唐突に自然界に現れたのは人間のほうじゃないのか。後からやって来てこの星の景色を塗りかえ、王のように君臨している人間たちは、彼らの目にどう映っているんだろう。そう、彼ら物言わぬ動物たちは、まさに人間の姿を映す鏡なのだ。(訳者:岸本佐知子)


書店で見かけて引き寄せられるように手にとった。ビニルで覆われていて中は見えない。でもこの表紙の絵に圧倒されて、買わずにはおれなくなった。
25話のどれにも不思議な絵とともに、動物が登場する。
「この世の動物たちは、誰かのために存在しているのではない。」
扉に紹介されている、アリス・ウォーカーの言葉がこの作品すべての底に流れている思想なのではないかと思う。大切な一冊になった。
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「おじさんと河原猫」 文、写真:太田康介

2021-01-23 20:49:41 | 
僕が河原猫達の存在を知ったのは2009年3月。多摩川河川敷の劣悪な環境で生きている猫がいることをテレビのドキュメンタリー番組で知ったのです。「自分にも何かできないか」と、多摩川関係の情報を得るためにネットを漁り、翌月ひとつの場所を見つけました。
その場所は特殊な場所で、「こんなケースもあるのか」と驚き、いてもたってもいられずバイクを走らせて現場に向かいました
普通劣悪な環境というと、非衛生的な場所を想像します。でもここはまったくそれとは正反対の場所でした。猫たちは身を隠す木の一本も生えていない、きれいに整備された堤防で生きていました。
雨をしのぐものは、向き合って置かれた2台の事務机のみ。あとは少し草が生えているだけで、とても動物が生きられるようなところではありません。しかし、彼らはどこにも行けず、ここに住んでいたのです。


太田さんは、東日本大震災後に取り残された動物をテーマにした写真集などを含め、過酷な環境で生きている動物たちを紹介することで、沢山の人にこの現実を知ってほしいと願っているのだろう。
猫の保護活動も行っている太田さんのブログ『うちのとらまるも、太田さんの優しさがあふれていて、とても温かい気持ちになる。

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あしながお姉さん。

2021-01-23 20:43:08 | 家族
きたよ!
あしながお姉さんから!


200袋!我が家の猫たちは大興奮。
いつもにゃんげる係数に頭を痛めているオバサンは大助かり。

娘よ、ありがとう。
(;´Д`)
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庭に咲いてくれた花。

2021-01-23 20:39:42 | 自然・生き物

水仙


蠟梅


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