先週やぶれかぶれで修繕した着物を着て、日帰り旅行です。
車酔いするのがいやだったし、クルマのシートで帯が上がってくるとつらいので、帯がかためなのをいいことに帯板を省略、着付けもかなりゆるゆるです。
行く先は箱根だったのですが、到着してから羽織を持ってこなかったことを激しく後悔・・・。
別にないと困るほど寒かったわけではないのですが、せっかく今年最初の羽織のチャンスだったのに、無駄にしてしまいました。
ここのところヘビーローテの染め大島に慣れてしまったら、厚地の紬のどすこい!感が気になります。
柔らかい生地は自然に体に馴染むので、あれに慣れてしまうと居心地いいんですよねえ。
さて、このいでたちで向かったのは「箱根ラリック美術館」。
ドライブ旅行なので最初は藍色の伯母の紬を着るつもりだったのですが、やっぱりきらきらの宝飾品は明るい色の着物で見たいなあ・・・と思い直し。
半幅帯を前に回してしまうなんて、目から鱗でした。(思いつきもしなかった・・・)
電車やバスだといいんですが、クルマや映画館のシートって背中を深くあずける形のものが多く、お太鼓で苦しい思いをしていることが多かったのでこれは助かります。
羽織をはおるようになったらさっそく試してみま~す!
長時間のドライブでお太鼓しょってるとホント疲れますよね。
反幅なら帯を前に回してしまえば、背中が随分楽なので、羽織の季節にでもお試しください。
織りの着物ってもちろんものにもよるのですが、横幅も出て見えますし、1日なんとなくマッチョな私でした。
uzuzさんははんなりな雰囲気で柔らか物を着てらっしゃいますよね。私は逆に柔らかい着物の場合、たらりとした落ち感に手間取って裾が決まらずにぐずぐずしてしまうことが多かったりします・・・。
ゆるゆるの着付けとのことですが、なんのなんの、綺麗に着ておいでです。
柔らかモノを着ることが多いので、紬の着物を着ると、「着にくい!」となることがしばしばです。
なんか、ごわつくんですよね。