民主党小沢幹事長の元秘書・石川議員がついに逮捕されたそうですね。
土地購入資金が政治資金収支報告書に記載されていなかった問題で、
政治資金規正法違反(虚偽記載)の容疑がかかっているようです。
以前の西松建設の違法献金事件でも大久保秘書が逮捕されていますが、
今回は現役の衆院議員ということもあり、
今後の国会で厳しい追及があることが予想されますね。
∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴・∴
【今日のちょっといい話】
◇上達よりも大切なこと ~シュリハンドクのひたむきな精進~
釈尊の十大弟子の一人、シュリハンドクは、
自分の名前も覚えられぬ生来のばかだった。
さすがの兄も愛想をつかし、家を追い出した。
門の外で泣いているシュリハンドクに、
「なぜ、そんなに悲しむのか」
釈尊は、親切におたずねになった。
正直に一切を告白し、
「どうして私は、こんなばかに生まれたのでしょうか」
さめざめとハンドクは泣いた。
「悲しむ必要はない。お前は自分の愚かさを知っている。
世の中には、賢いと思っている愚か者が多い。
愚かさを知ることは最もさとりに近いのだ」
釈尊は、やさしくなぐさめられて、
一本のほうきと『ちりを払わん、あかを除かん』の言葉を授けられた。
シュリハンドクは清掃しながら、
与えられた聖語を必死に覚えようとした。
『ちりを払わん』を覚えると『あかを除かん』を忘れ、
『あかを除かん』を覚えると『ちりを払わん』を忘れる。
しかし彼はそれを二十年間続けた。
その間、一度だけ、釈尊からほめられたことがあった。
「おまえは、何年掃除しても上達しないが、
上達しないことにくさらず、よく同じことを続ける。
上達することも大切だが、根気よく同じことを続けることは、もっと大事だ。
これは他の弟子にみられぬ殊勝なことだ」
釈尊は彼の、ひたむきな精進を評価せられたのである。
やがて彼は、
ちりやほこりは、あると思っているところばかりにあるのではなく、
こんなところにあるものか、と思っているところに、
意外にあるものだということを知った。
そして、
「オレは愚かだと思っていたが、
オレの気づかないところに、
どれだけオレの愚かなところがあるか、わかったものではない」
と驚いた。
ついに彼に、阿羅漢(あらかん)のさとりが開けたのである。
よき師、よき法にあい、
よく長期の努力精進に耐えた結実にほかならない。
【編集後記】
海外製の新型インフルエンザワクチンが特例承認され、
いよいよ輸入が始まるようですね。
これでようやく希望する人全員が接種できそうですね。
ただし、今回承認されたものの大半は、副作用などの問題が指摘されていた、
イギリスのグラクソ・スミスクライン社(GSK)のワクチンということで、
今後の情報に目を光らせておきたいものですね。
土地購入資金が政治資金収支報告書に記載されていなかった問題で、
政治資金規正法違反(虚偽記載)の容疑がかかっているようです。
以前の西松建設の違法献金事件でも大久保秘書が逮捕されていますが、
今回は現役の衆院議員ということもあり、
今後の国会で厳しい追及があることが予想されますね。
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【今日のちょっといい話】
◇上達よりも大切なこと ~シュリハンドクのひたむきな精進~
釈尊の十大弟子の一人、シュリハンドクは、
自分の名前も覚えられぬ生来のばかだった。
さすがの兄も愛想をつかし、家を追い出した。
門の外で泣いているシュリハンドクに、
「なぜ、そんなに悲しむのか」
釈尊は、親切におたずねになった。
正直に一切を告白し、
「どうして私は、こんなばかに生まれたのでしょうか」
さめざめとハンドクは泣いた。
「悲しむ必要はない。お前は自分の愚かさを知っている。
世の中には、賢いと思っている愚か者が多い。
愚かさを知ることは最もさとりに近いのだ」
釈尊は、やさしくなぐさめられて、
一本のほうきと『ちりを払わん、あかを除かん』の言葉を授けられた。
シュリハンドクは清掃しながら、
与えられた聖語を必死に覚えようとした。
『ちりを払わん』を覚えると『あかを除かん』を忘れ、
『あかを除かん』を覚えると『ちりを払わん』を忘れる。
しかし彼はそれを二十年間続けた。
その間、一度だけ、釈尊からほめられたことがあった。
「おまえは、何年掃除しても上達しないが、
上達しないことにくさらず、よく同じことを続ける。
上達することも大切だが、根気よく同じことを続けることは、もっと大事だ。
これは他の弟子にみられぬ殊勝なことだ」
釈尊は彼の、ひたむきな精進を評価せられたのである。
やがて彼は、
ちりやほこりは、あると思っているところばかりにあるのではなく、
こんなところにあるものか、と思っているところに、
意外にあるものだということを知った。
そして、
「オレは愚かだと思っていたが、
オレの気づかないところに、
どれだけオレの愚かなところがあるか、わかったものではない」
と驚いた。
ついに彼に、阿羅漢(あらかん)のさとりが開けたのである。
よき師、よき法にあい、
よく長期の努力精進に耐えた結実にほかならない。
【編集後記】
海外製の新型インフルエンザワクチンが特例承認され、
いよいよ輸入が始まるようですね。
これでようやく希望する人全員が接種できそうですね。
ただし、今回承認されたものの大半は、副作用などの問題が指摘されていた、
イギリスのグラクソ・スミスクライン社(GSK)のワクチンということで、
今後の情報に目を光らせておきたいものですね。