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酸素不足の金魚のように@

アルツハイマー型認知症と診断された母との二人暮らし。日記のような、備忘録のような、愚痴あり、怒りありの雑記帳のような、、

あるもんがない、ないもんがあるという母の現実

2018-10-08 | 2018年
10月に入ったというのに、まだ夏のような暑い日が続いている。

我が家のベランダから差し込む日差しも強くて、母にはそれが不満の元になる。

日差しを和らげようとして簾を使うのだが、その簾が少ないと言いだした。

母「簾、どこやった。」

母「3枚あったやろ。」

母「なんで、あれもこれもなくなるんや。」

母「○○(私のこと)はどこに持っていってるんや。」

久しぶりやな、、

この簾がないフレーズ、、

私「簾は2枚しかないよ。」

私「台所の前にするのと母の部屋の前にするのとで2枚やで。」

母は自分の部屋に日差しが入りこむのを遮るために2枚とも使っていた。

だから台所に差し込む日差し除けの簾がなくなったのに、、

母、3枚あったと言い続ける。

ベランダで、「2枚や。」、「3枚あった。」と母娘でバトル、、


ご近所の人、もしも聞いてたらなんて思うだろうな、この母娘喧嘩。

ご近所の人「しょうもなー。どっちもどっちのバカ母娘。」とか、、笑



その後、「掃除機がない。」と言いだした母。

母は掃除機が重いと言って、自動車の車内を掃除する小型の掃除機を長らく使っていた。

普通の紙パック式の掃除機は私が使っていたが数年前に壊れた。

今、私は縦型のステッククリーナー(コードレスじゃないが・・)を使っている。

母、認知症になってから調理はするが掃除はほとんどしなくなった。

だから掃除機のことを言うなんて、何時ぶり(驚き)

私「物入れに母の掃除機入ってるよ。」

母、自動車用の小型掃除機を見て「こんなんと違う(怒)。コロコロ引っ張っていくやつや。」

私「そんなん、何年も前に壊れたから捨てたよ。」

今、使っている掃除機を見せようかと思ったけど、母の関心が薄れたからやめた。