九の国の端から

魂を揺さぶられる何かを、南の国の片隅で探しています

#3、Trekking log 2016  episode四国

2016年12月31日 | 南さつまの風景
3日目の朝
昨夜はあまり熟睡できなかった、キャンプ場の側を走る国道56号線は
車の往来が多くて夜なか中、トラックがガンガン走っていた。
そういえば、やけにドライブインが多かったしな~。


7時前には軽い朝食をすませて、帰りの準備。昨日の晴天がウソのような曇天


出来ればレインウェアは着たくないからな ~ 。
愛南町から八幡浜港までは何とかもっていた空から佐田岬のメロディラインに入った途端

ポツポツと振り出してきたよ。 
道路際にバイクを止めて仕方なくレインウェアを着込む

三崎港に着く前には土砂降り 

ポツンと寂しいフェリー・ターミナル
既に防水性能はゼロに等しい我がレインウェア・・・パンツまで浸水しているが素知らぬ顔でフェリーの手続きを済ませる

10:00の「国道九四フェリー」に乗り込む  さらば四国、今度はいつ来れるかな 

一般席の片隅でゴロリと横になった途端、熟睡

70分の船旅は記憶にない

11:10
大分県佐賀関港着
九州も雨 

九州に入った安心感からせっかく佐賀関に来たし、「関アジ、関サバ」を食べていこう
で入った店が

あまべの郷 関あじ関さば館

悩んだ末に食べたのが

海鮮どんぶり    もし行くことがあったら、是非

食後、重い腰を上げてずぶ濡れのレインウェアを着込んで
臼杵インターより東九州自動車道に入る

雨の中、我慢の走りが延々と続く
延岡を過ぎたあたりで晴れ間が見えたのも束の間、宮崎自動車道に入ったらまた雨

都城インターで高速を降りて、給油
長時間の走りで既に尻は感覚が無くなっている。ビショビショだしね。
末吉財部インターから高速に入って、鹿児島自動車道 ~ 指宿スカイライン



18:00に我が家に着

途中、突風が吹いて危うく高速のフェンスにぶつかりそうになったけど死なずに帰宅できた。
お世話になったT葉さんにLINEして、気力を振り絞って片付け




そして今日
ほっといていたレシートや道路ガイドマップを広げてみる

あれは、あの旅はなんだったんだろう?
3日間のうちたった1日だけ晴れて石鎚山に登ることができた。

初日に家を出るのが10分早ければ14時のフェリーに乗っていただろう
そしてT葉さんに逢うこともなかっただろう
T葉さんがトレッキングシューズを乾かしてくれなかったら・・・・

いくつもの偶然と奇跡が重なって、この星を旅しています。
感謝 感謝 感謝


必要最低限のトレッキング・ポールがこれだな。もちろん石鎚山でも問題なし


野間池グレ釣行

2016年12月29日 | 釣り
12月の初めには釣行予定だったのだが
如何せん、荒天には勝てません

何とか中旬に行けそうな日和
当然、単独釣行です。



一応、予約をしたんですけど表番は好磯が多いため乗りたい瀬(赤瀬、コワキ瀬、シズミ瀬etc)
「全て予約済みですよ ~ 」と船長の一言

「で、どこに降りますか ?」  

「 ん・・・・」

「中番が空いているけど・・・・」

もう早く言ってよ船長

となって、中番ではなかなか乗れない「トビ裏瀬」へ


一人だと自分のペースで、14時までの時間を組み立てられるからいいね。 
まずは、大好きなイケダパンのバターフランスで腹ごしらえ  美味いね

コマセと仕掛け(ハリス1,7号・10m、ウキ0号、針5号、道糸2号、竿がま磯1,5号・5m)を作り終えて
スタート

なんか潮が動いてないな 今日の潮は小潮 
しばらくコマセを巻いていくが、エサ取りやサカナの動きがない
困った

トロトロと流れた潮に竿1本のタナで流し込んでいくと
ガクガクと竿を叩く引きで

外道のイズスミ

その後も、サンノジ、イズスミ と外道のオンパレード
潮が悪い証拠だな 

10時ごろになってやっと

1枚目のグレ   イヤ ~ 引くね

その後12時まで、潮動かず 
こうやって磯に乗ってしまうと、釣りすることしかできないからね
あれこれ仕掛けを変えてアタックしますが、反応ナシ


13時過ぎから、潮が右から左へハッキリと流れ出した
ここぞとばかりに、コマセを打ちまくる

コマセ打って、ウキを投げて付けエサを先行させるためメンディング
更に追いコマセを打って、仕掛けが馴染むのを待つと
スルスルーとウキが沈んでいく

これだよ

って、痺れていると終了の時刻(ザンネン)
今日の釣果

グレ 5枚
で終了。

ハリスだけは、贅沢してます。おススメはクレハFX


#2、Trekking log 2016  episode四国

2016年12月28日 | 釣り
二日目の朝
6時前にはすでに目が覚めて、今日一日どう過ごそうか考えていた。

何故なら昨夜の土砂降りロングツーリングでトレッキング・シューズがずぶ濡れ
今日は晴れそうだけれと、とてもトレッキングなんて出来そうもない。

と、あきらめていた

すると何やらT葉さんが、ゴソゴソと引っ張り出してきたのが
石油ストーブ
「これを使えば靴なんて、すぐ乾きますよ」

T葉さ ~ ん(涙)
もう感謝の言葉も出ないぐらい打ちのめされる
今まで俺、何してたんだろう。世の中にはこんなにも人に親切にできる人がいるんだ。

ありがとう   ありがとう   ありがとう

トレッキングシューズもすっかり乾いて、天気も快晴
すぐ近くのコンビニで今日の朝・昼食を購入。「朝は食べない」って言ってたけど
T葉さんの朝めしも買って渡す(ソレグライシカデキナイオレ)


am7:10
感謝の言葉を述べて、お世話になったT葉さん宅を後にする
途中、給油して新居浜~西条の下道を走り
T葉さんが教えてくれた、加茂川沿いを石鎚山方面へ上って石鎚山ロープウェイがある下谷を目指す

8:50下谷駅着

ここからロープウェイに乗り


成就駅に着く
さあ今からトレッキング開始

って
10分も登ったろうか
突然、神社が出現 石鎚山をご神体とする石鎚神社とのこと

この門をくぐってからが、本当の登山道らしい


遥か彼方に見える山頂


しばらく木の階段を登り続けると試しクサリ場が現れる


これは迂回して更に登る

気温もグングン上がって、空は晴れ渡り最高のトレッキング日和

夜明け峠


そしていよいよこれは回避しないと決めていた
一のクサリ場(27m)登場

何やら初心者らしく、ビビッて登れなくなっているらしい。ベテラン風の人が「この間も落ちたからな~」と言うから
こっちまで緊張してくる
意を決してクサリに取り付き、一のクサリ場をクリア


続いて本当に大変なのは、二のクサリ場(65m)

クサリが太いうえに足場が少なく、腕力だけで登っていくと途中で登れなくなる人がいるとのこと
もうこれは勢いで行くしかないなと覚悟を決めて登りますが、やはり途中できつくなってきました。
なんとか三角形をしたクサリの中に足場を確保して登り切りました。(ロッククライミングダネ)

さて最後、三のクサリ場(67m)です

もうこうなったらヤケクソで登り切ります。

11:57  石鎚山 1982m 到着

さらにテレビで観た風景よりも、その美しさと気高さに圧倒される
天狗岳


よしあそこまで行って昼飯にしようとアタック


一歩間違えれば、1000mは転げ落ちそうな場所です。

昼飯を食べながら、T葉さんの応援LINEに返信して「頑張って来てよかった・・」と感激
西日本最高峰での昼飯を堪能して、下山します。


15:00に下谷に無事下山
急いで、今日のキャンプ予定地「宇和島・須ノ川キャンプ場」まで走らないといけません

実はこの移動、簡単に考えていました
それが遠い遠い、たぶん200kmぐらい走ったはず



すっかり暗くなったキャンプ場に着いたのは19時過ぎ
近くにあった「ゆらり内海」っていう、温泉&レストランでゆっくり休んで




2日目終了。

私が使っているトレッキングシューズ、キャラバン


錦江湾ジギング釣行

2016年12月27日 | 釣り
12月のとある日
ヨーダ君と湾口ジギングへ出かけました。

ジギングなんて久しぶりだし、タックルもあらかた整理してしまったので
まずは使えるタックルを整備してラインを巻きなおして
揃えたのが3タックル

#1、ガチ・ジギング用 ~ 5,5ftスピニングロッド+PE4号スピニングリール+ショックリーダー80lb
#2、マイクロジギング用 ~ 6,3ftスピニングロッド+PE1号スピニングリール+ショックリーダー7号
#3、タイラバ用 ~ 6ftベイトロッド+PE1号ベイトリール+ショックリーダー4号

お世話になる船は、指宿港「松風」さん




最近釣果があがっているポイントに案内してもらい
早速、150gのジグを投入

あちゃ~、1投目から根がかりです。
ライン・ブレイクするために引っ張ったら上手く外れてくれた(ホッ)

1時間バイトがありません。
そんな中、スロジギやってた船長にヒット 3kgクラスのブリ
ナイスファイトでした。
スロジギ・タックル欲しくなるな~。

辛抱強くハイピッチジャークやマイクロジギングを繰り返していた
30分後

突然のドスン   ってぇ~バイト   ゴンゴンとサカナ引くわ------


隣のヨーダ君にもヒット





Wヒット・ネイゴ 

連発するかと思ったけれど、またもノーバイトの時間が流れます

30分後
着底後のジャークに重たいバイト
ちょっとネイゴの引きとは違うな~と余裕をかましてファイト
上がってきたのは

マダイ  2,4kg

隣のヨーダ君もマダイ釣ってるし(笑)

さらに

ウッカリカサゴ追加して

夕日輝く開聞岳を見ながら帰港


本日の釣果 ネイゴ2匹、マダイ2匹、ウッカリカサゴ3匹、サバフグ2匹、船長からもらったブリ1匹

久しぶりのジギング 楽しかったーーー。

FGノットの作成にはこれ最高です。


#1、Trekking log 2016  episode四国

2016年12月26日 | 釣り
この旅の始まりは、とあるテレビ番組で見た風景だった。
切り立った断崖を雲が滑るように流れる山肌 
凛としたその風景には修験者が似合った

その山の名前は
「石鎚山」 1982m
西日本で一番高い山となる

ただ、そこに行くまでの道のりを考えると躊躇せざる負えない
何回かGoogleMAPで距離や時間を調べては夜な夜な考える毎日

去年と一緒で行くんだったらバイクで行きたい
宿泊はもちろんキャンプ泊
九州から四国まではフェリーを利用したいが、ルートがいろいろあるので
ここが最後まで一番悩んだけれど、安さに負けて選んだのが
「国道九四フェリー」

そして10月のとある出発の日、天気は曇り空しだいに雨になる予報
家を出たのが少し遅れて8時15分

指宿スカイライン ~ 鹿児島自動車道(末吉財部から都城までは下道) ~ 宮崎自動車道 ~ 東九州自動車道(臼杵)
実はこのラインは、給油所が極端に少ない。霧島から先は宮崎市内まで給油できないため、都城市で一旦、給油

ほぼバイクの高速ペースで走るのだが、何せ臼杵まで354kmもある高速を降りたのが13時過ぎ
急いでバイクに給油してフェリー乗り場がある 佐賀関まで24km 14時着 係の人に聞くと今出港したばかりらしい




しばらく待って、15時出港




ここで四国の方で今日熊本までソロツーリングをしてきたというT葉さんと知り合うことに
一般席で二人ゴロリ

この方良い方で、わからないだろうから一緒に今日止まる予定にしていた
「石鎚山ハイウェイオアシス」まで走ってくれるとのこと

16個10分、佐田岬の三崎港に到着 初四国上陸
この辺りから雲行きが怪しくなってくるし、先行してくれるT葉さんのバイクがNinjyaなものだから
飛ばす、飛ばす  ついていくのが精いっぱい

佐田岬を通り過ぎ「大洲」で休憩&夕食 すでに雨と夕闇が周りを覆ってくる
T葉さんが友人に電話してくれてキャンプ場の天気を聞いてくれるが「雨降ってますね」とのこと
夕食後、レインウェアを着込んで松山自動車道をひた走る

途中からもう前も見えないくらいの土砂降りの雨 パンツまでビショビショ
休憩で寄ったPAでT葉さんから「この天気でキャンプは無理でしょ、、、家に泊まんなさい」とまさかのお言葉
私、健気に断りますが「イヤイヤ、うちは焼き肉屋やってて店の中だから大丈夫」とT葉さんのダメ押し

さらに走ること1時間 「新居浜」のT葉さん宅へ着く
近くの温泉へ入ってT葉さんの熱き想い「新居浜太鼓祭り」のDVDを視聴

で、就床

一日目終了